アンバランス/ペロと散歩の甲斐

朝、日課の6時25分からのテレビ体操をして感じたのが心身のアンバランス感。

6月定例県議会が7月4日に閉会後、9日からの海外行政調査、その速報版報告書づくりと最終報告書づくり、その間に候補者選対本部長をつとめた市議選、県議会常任委・特別委のそれぞれの視察、県議会エネルギー政策議員協議会理事会の準備と対応などが続き、そして開会中の9月定例会。

3日前に議長に海外行政調査最終報告書が提出され、おとといが調査団の「打ち上げ」。

ちょっと疲れるのもやむなしです。出かける予定をやめて、ペロと散歩。

出かける前からいかにも喜んでくれるので、散歩の甲斐があります。

打ち上げ/ペロは散髪/生協ニュース

夕べは県議会海外行政調査団の打ち上げ懇親会があり、福島泊。懇親会には、おととい、最終報告書を受け取った議長、副議長も参加しました。

そんなわけでけさ、議案書などを持参して月曜日以来の帰宅。

ペロは25日に予約していた散髪をしてスッキリしていました。

ご近所の医療生協組合員に初秋号の「浜通り医療生協ニュース」を配ったり、党地区委員会によって月末の打ち合わせをしたり、相談を受けたかたのお宅をたずねて話をうかがったり。

「腰をすえる」時間がなかなかとれないことが、悩みといえば悩みです。

震災対策編など/本会議が突然の休憩/報告書

午前中、地域防災計画の震災対策編の見直し作業の現況、保健福祉部の補正予算案や条例案などの議案について、それぞれ担当職員から説明を受けました。

午後は自民党と民主・県民連合の代表質問でした。

2番目の県民連合の質問が終わり、執行部の答弁中、突然、議長が時間の延長と休憩の宣言。

答弁者を指定しない質問の仕方が問題とされ、議会運営委員会が開催されて、関係する質問部分は削除することで決着。約2時間後に再開。

それはそうときのうは、海外行政調査団を代表し、団長・副団長から議長に対し報告書が提出されました。8月3日に最初の打ち合わせをし、調査先での説明翻訳文章を手にしたのが8月28日、2か月足らずの作業で、事務局のみなさんはもちろん、大急ぎの作業でした。

「福島県議会」ホームページには全編掲載されています。

代表質問にあべ裕美子さん

きょう、あすと代表質問です。

初日はふくしま未来ネットワークと日本共産党。

共産党はあべ裕美子さんです。「原発ゼロ」の政治決断を知事が政府に求めることをはじめとして原発事故問題、県民のくらしと生業を取り戻すことと医療・福祉・教育を重視する県総合計画とすること、原発労働者をはじめ県内労働者の命と健康を守ること、被災者・避難者支援、県民の健康管理、賠償、除染、再生可能エネルギー、教育、オスプレイ問題と、30分間で47項目の質問でした。

再質問、再々質問のそれぞれ5分間も使い、知事などの考えをただしました。再質問するあべさんの前に座っているのが私。

質問後、傍聴に来られたみなさんに5人そろってごあいさつしました。

質問・答弁は、県議団ホームページにも掲載しますので、ぜひご参照ください。

防災計画/水産業復興議員協議会/特別委理事会

きのう開会した定例会は、きょうは議案調査のための休会日。

午前中、地域防災計画原子力災害対策編の見直し状況について担当職員に来ていただいて説明を受けました。

11時からは、前議会時に発足した「県沿岸部水産業復興議員協議会」による県下漁協代表者との懇談会。

県漁連、県内漁協の役員など40人近い関係者が参加されました。

魚の検査体制や海底土壌汚染検査などについて意見交換し、漁業者要望への県の対応を執行部にもこたえてもらいました。あいさつしているのは、副議長で協議会会長の斎藤勝利さん。

午後3時半からは「子育て・健康・医療対策特別委員会」理事会。今後の運営と11月予定の調査先などについて検討しました。

9月定例会/エネ協理事会/請願

9月定例会が開会しました。10月11日までの17日間の会期です。

議会前に第2会派の「民主・県民連合」から2人が退会し、「福島・みどりの風」の新会派ができたことにより、議席変更や議会運営委員・特別委員の辞任・選任などの事務的手続き後、知事から、当面の諸課題についての所信と提案する33議案の説明があり、本会議は45分ほどで終了。

その後は議会関連のいくつかの会議が開かれてから、エネルギー政策議員協議会(エネ協)理事会も開催されました。途中、議員研修会が入って休議し、夕刻5時半近くに再開。けっきょく、事故原発現況と規制庁のこれからのとりくみの2つをテーマにエネ協を開催することになりました。開催時期は9月定例会閉会後になりそうです。

これらの合間に、請願を提出する各団体からの紹介議員要請を受けるなどの対応におわれました。

報告書文言/請願/質問検討

朝、控室に到着するや、県議会海外行政調査報告書作成の事務局職員から、金曜日の視察団会議で私が発言した内容の文章表現についての確認がありました。団長・副団長の目を通したうえ、3日後には議長へ提出するための仕上げの作業です。

あす開会する県議会へ請願するみなさんが午前中から夕刻にかけて次つぎと控室に見えました。

控室では、27日のあべ裕美子さんの代表質問の「質問とり」がほぼ終了し、10月2日の宮川えみ子さんの一般質問の第一次原案に基づき、県議団としての検討開始です。

団会議では、私が先週参加した、エネ協理事会、海外行政調査視察団打合せの内容も報告。

避難区域/加害者の国と東電/現地からの発信

避難区域をかかえる市町村議員交流会議がありました。5人の県議、県党役員、中央から市民・住民運動・中小企業局長も参加しました。

広野町の畑中大子(ひろこ)町議、大熊町の石田洋一町議、浪江町の馬場績(いさお)町議、南相馬市の荒木千恵子市議、川俣町の遠藤宗弘町議、飯舘村の佐藤八郎村議が、それぞれの市町村・議会の様子を報告してくれました。

端的に言えば、除染も、賠償も、これからの暮らしの展望もまっただ中の課題であり、加害者である国と東電の姿勢が最大の問題ということです。

帰還できる展望もないなか、放射線量によって勝手な線引きをされ、これを受け入れなければ財物賠償の話にも入れないとか、避難区域の「解除」によって精神的被害に対する賠償は打ち切るとか、およそ、一人一人の被害者の暮らしと心を知らない(知ろうとしない)者の対応というほかにありません。

事故原発では、どこにあるかもわからない溶け落ちた核燃料の崩壊熱を冷やす注水量が減ってしまったとか、使用済み核燃料プールにモノが落ちたとか、収束作業員の健康管理も雇用保障もないとか、原発事故の収束はほど遠いことに加えて、国や東電の対応によって被害者への被害は拡大しているのが実態です。

国の「福島の再生なくして日本の再生なし」はほとんど空文句に等しいと言っても過言ではありません。

現地から全国への発信を強めなければなりません。

墓参り/かけはし配布

墓参りに行きました。今回は墓石をしっかり洗ってきました。

帰り際、高校同級生とばったり。

家にもどってからは、通信「かけはし」をご近所250軒ばかりに配布。

ペロの散歩をかねていたので、「会いたかったよ~!」とペロを可愛がってくれるかた。この通信の「日記」のコーナーには毎回ペロの「ひとりごと」があるんです。

海外行政調査報告書/解放/県民ホール

県議会の海外行政調査団の打合せがありました。

「打合せ」とはいえ、7月9日~18日のウクライナ・ベラルーシ・フィンランド・ドイツ視察の調査報告書最終版作成の最終会議です。

17人の視察団全員から提出された「提言」をもとに、13日に編集委員会議で整理し、事務局でまとめてくれた報告書案の「詰め」です。

放射性廃棄物の最終処分場の設置と管理の国の責任、再生可能エネルギー普及のための固定価格買取制度の改善・拡充、土壌汚染と住民の被曝量に基づく汚染マップのきめ細かで継続的な作成について文言の修正・補充を私も発言し、いずれも受け入れられました。

率直に、この2か月間の「記録・報告係」と編集委員の作業から解放された気分です。

最終報告書は9月定例県議会が開会してから、27日には団長・副団長から県議会議長に提出されます。県議会ホームページにもアップされますので、ぜひ参照のうえ、かっ達なご意見をいただけると幸いです。

議会開会中でもないのに福島市に3泊するのはあまりありません。県庁西庁舎2階の県民ホールには県内各地の昨年の被害状況の写真が展示されています。