申入れ文書作成開始/介護保険「普通徴収」収納率など/高校同期の院長就任祝い/動画アップ

150716の会議

来週月曜日(4日後)、9月議会へ向けた知事申入れがあり、本格的な文書作成作業を県議団として開始です。

その間、私は介護保険室に要支援・要介護認定者数、サービス利用者数、65歳以上人口に占めるそれぞれの割合などのデータ作成を要請。

150820介護保険普通徴収

また、厚労省ホームページから、介護保険料の「普通徴収」の収納率を調べてみました。県が独自にデータを持ちあわせておらず、その傾向を把握して分析して対策を考える様子もなかったことから作成してみました。

制度開始時に95.5%から始まり、震災前年の82.2%まで低下し続け、震災で保険料免除によって上昇したものの、また低下傾向が垣間見られます。詳細な分析が必要です。

申入れ文書の今週中の成書をゆだね、私はいわきへ。

高校同期の医師の一人が市内病院院長に就任し、同期の医師たち、在宅医療に携わる医師などを中心に、20人弱でささやかなお祝いをしました。

150805全協1

なお、福島県議会ホームページに8月5日の全員協議会での東電に対する私の質疑動画がアップされています。ご覧いただけると幸いです。

介護保険室/通知は今月中に、と/地域医療や医療・介護連携推進と県の役割/小池質問

県議団会議を予定していましたが、外せない急な用事が入ったりして、あしたまた、団会議をすることにしました。

150819介護

午前中、きのうの政調会で介護保険室に聞いていた「特定事業所集中減算」の取り扱いについて、担当者が控室に説明に来てくれました。

といっても、今年3月27日付の厚労省老健局の事務連絡に基づき、今月中には各事業所に通知予定、とのこと。

私は、これまでに聞いたり手にしている資料によって、県によってはこの適用外要件についてすでに通知している例も示しつつ、意見交換しました。

150819控室

またきょうは、来週月曜を予定している知事申入れに関し、高齢者の福祉・医療について、きのうの政調会での地域医療課長の答弁や、県の高齢者福祉計画などに目を通しながら、地域医療構想、市町村の医療・介護連携推進を含めた地域支援事業への県の仕事について検討です。

150819小池質問

午前、午後と、きょう再開した参院安保法制特別委員会で、小池晃議員の質問があり、ネット中継を視聴。

午前は11日に自衛隊内部文書をめぐる紛糾・散会によって残った質疑をし、午後から新たな一般審議です。

防衛相が質問にまともに答えず、国会無視同然の「軍部の独走」に開き直る態度をとり続ける姿は哀れでもありますが、憲法違反の法案を前提とした検討をして平気な顔をしている内閣は退陣させるべきです。

9月議会へ向けた政調会/地域医療構想への真の医療ニーズ反映/医療・介護連携のもとでの「特定事業所集中減算」への対応/武力攻撃事態を誘発する存立危機事態での集団的自衛権行使

150818政調会1

9月県議会へ向け、執行部の補正予算についての考え方やこの間の事業のとりくみ状況などを聞く政調会がありました。各部に補正予算要望規模を確認しますが、全体として160億円程度の増額補正となるようです。

午前中に生活環境部と総務部。

午後には企画調整部・原子力損害担当・避難地域復興局・文化スポーツ局、商工労働部・観光交流局、危機管理部、保健福祉部・こども未来局、農林水産部、土木部、企業局、病院局、教育庁、警察本部と続きました。

部局長などの説明になかった点でもいくつか聞きました。

150818政調会2

保健福祉部で、今年度中に策定予定の地域医療構想について、昨年から私が繰り返し指摘していることで、医療が必要なのに、経済的理由などで医療機関にかかっていない「潜在的医療ニーズ」の把握とそのニーズの構想への反映です。

担当課長は「悩ましい問題で、各地域でどう把握するかを意見をよく聞きながら、検討したい」という話でした。

また、介護保険において、「特定事業所集中減算」について、とくに医療・介護の連携の視点から、減算とならない正当な理由とする基準を問いましたが、これから国の通知などを確認したい、とのことで、問題意識すら持っていない様子で、現場からのかい離がはなはだしいと思わざるを得ません。

150818政調会・危機管理

危機管理課には、集団的自衛権行使を前提とした安保法制案の存立危機事態が、武力攻撃事態とはスキームが違うと国から聞いていた件です。

自衛隊が日本から出て行って、「存立危機武力攻撃を排除しつつ、その速やかな終結を図」ったときに、そのことが、国民保護法発動に至る日本への武力攻撃事態を誘発する可能性は排除できないことを指摘しました。

これは否定しようがないと私は思います。

県としても、憲法違反の戦争法案の撤回を求めるべきです。

地元の定時2か所/県議団会議/危機管理課・避難地域復興課

150817正華前1

私の地元での朝の定時定点は、雨の様子を確認しつつ、いつものように2か所で決行。

150817正華前2

雨模様のなかだからなのか、盆明けだからなのか、「安倍70年談話」のあとだからなのか、手を振ってくれる人が多いような…

終えるやただちに県庁本庁舎仮庁舎の県議団控室へ。

午前中から県議団会議で当面の日程調整から始まって、あすの政調会も見込みつつ、来週月曜日の9月県議会へ向けた知事申入れについて意見交換です。

その後、私は、いろいろ知っておきたいことで、県教育庁健康教育課、地域医療課、危機管理課、避難地域復興課に立て続けに電話。

150817聞き管理課

危機管理課には、国会で審議されている戦争法案での「存立危機事態」が、「武力攻撃事態」と認定されて国民保護法が発動される事態があるかを聞いたのです。「福島県の国民の保護に関する計画」(福島県民等保護計画)にかかわることだからです。

担当部署としても、これは気になっていたらしく、国に問い合わせをしていたのですが、国の答えは、「スキームがまったく違うので、そういうことはない」とのこと。 ………?

150817避難地域復興課

避難地域復興課には、「福島12市町村の将来像に関する有識者検討会」が7月30日に提出した「提言」について概要を聞きました。

「かけはし」配布/訪問/叱咤と激励と/食事をたいらげる母親

150816かけはし

私と宮川さんとの月刊通信「かけはし」8月号をご近所260軒ほどに配布しました。

150816かけはし配布

今号から1面の活動様子を伝えるアップ写真、それに4面の「日記」はそれぞれの独自の編集です。

2・3面は引き続き、私と宮川さんが書いた文章を掲載します。私は「戦争法案廃案へのたたかいはこれから」です。

150815暑くて眠い

ペロを連れての配布で、1時間ほどでわが家の手前に戻るルートなのですが、ペロがあまりに「ハーハー」するので、家に帰し、残りを一人で配布。

その後、浜通り医療生協職員党後援会員と、小名浜地域の「しんぶん赤旗」読者や元読者、それに私が職員時代からお世話になっている組合員宅を訪問です。

みなさんからは「暑いなか、たいへんだけれどもがんばって」、「わざわざ来てくれてありがとう」、「応援してる」、「戦争法案は私のまわりでみんなやめて! と言っている。この声を届けて」と、叱咤と激励の連続でした。

150816母親見舞い

母親を見舞うと、ちょうど食事中で、自分でうつわとスプーンを持ち、全部たいらげる様子を見届けられてよかったです。

150816食堂から

病院食堂の母親の目線から見る外の景色。この病院建設の時、私が責任者でした。

議員の新盆回り/終戦70年街宣/安倍談話は戦争法ゴリ押し宣言/「いい話だった」と

きょうは党内でお世話になっているかたがたの新盆宅をたずねました。

きのう、京都から来てくれたお二人の議員に、いわきでのお盆中の「新盆回り」の話をすると、「議員がそんなことをするの!?」と驚かれました。

もちろん、私は金品をいっさい持たず、名刺しか持たないし、お互いに顔も知り合う仲の新盆宅をたずねるのですが、「いわきの風習なのかなぁ」と思ったりしました。

150815いわき駅前

午後は、高橋あき子市議とともに、「終戦70年」の日の街頭宣伝を3か所で。

きのう夕刻の安倍談話は、日本による侵略戦争や植民地支配の過ちを自らの言葉で語らず、それどころか「積極的平和主義」の言葉で戦争法案をゴリ押しする宣言です。そのうえ原発再稼働。

どこでも車から手を振ってくれる人、商店に出入りする際に手を振ってくれる人、立ち止まって聞いてくれる人。

150815郵便局前

いわき駅前で聞いてれていたかたが、私にどうしても伝えたいと、話し終えるまでいてくれて、「まったくそのとおり。いい話を聞かせてもらった」と。

東京在住ですが、「福島の現実を知れば、再稼働なんかあり得ない。安倍さんはいったい何を考えているのか」と怒り心頭の思いを語ってくれました。

医療生協職員・家族の新盆宅/浜田良之京都府議・玉本なるみ京都市議がいわきへ

きょうは浜通り医療生協の職員やそのご家族で、新盆を迎えたお宅を中心に妻とまわりました。

私が病院事務長時代からの職員や、重責を担ってもらっている役員の家族です。

100歳で亡くなったかたは、妻が訪問看護で通っていて、その息子さんの医師とは私が知り合いなのです。

その合間の時間、というのもなんですが、京都の浜田良之(よしゆき)府議会議員、玉本なるみ市議会議員が私をたずねてきてくれました。

京都大学の学生時代の同時期に学生運動をしていた仲間です。

150814いわき駅

いわき駅で出迎え、小名浜で食事をとり、おもに津波の被災を受けた永崎、中之作、江名、豊間、薄磯と1時間余りで走り抜け、いわき駅へもどりました。

150814浜田さん

150814なるみさん

玉本市議は震災直後にもいわき市内の津波被災地を歩いてくれていました。

150814京大仲間

夕刻には南相馬市へ京都のみなさんと行く予定の途中の時間にいわきに寄ってくれたのでした。

150814じゃんがら

ご近所で新盆を迎えられたお宅には「じゃんがら」。

お盆に新盆宅

150813光景寺2

きょうからお盆。

私も、生前にお世話になったかた、ご家族の新盆宅をまわりました。

小名浜生協病院事務長時代に、地域の医療生協班主催の医療や介護にかかわる勉強会に必ず顔を出してくれたその地域の長寿会会長さんだったかた。「あんたの息子さんとウチの孫が高校同級なんだ」と教えてくれたこともありました。

150801玄関脇朝

私が住む地域でお店を出していて、家は車で30分ほど離れた地域にあるかた。震災前からの地元での長いお付き合いで、震災直後、「なくて困っている」と訴えられ、党に届けられた支援物資を届けたりもしました。

午後には妻ともどもお世話になっているかたがた。

150813光景寺1

私の父が眠るお墓があるお寺も新盆。

夕刻前には私の実家で義妹の新盆に、「盂蘭盆会法要のお勤め」のため、お坊さんに来ていただきました。

150801玄関脇夕

無責任体制のまま安全神話を復活させて原発推進/断じて許せない安倍暴走政権

「規制基準に適合しても、事故は起きうる」「安全であるとは申し上げない」「再稼働の是非について、規制委は判断しない」

原子力規制委員会の田中俊一委員長が繰り返し表明していました。

「原子力規制委が安全性を確認した原発は、着実に再稼働する」

安倍首相が再三表明してきた態度です。

要するに、無責任体制のまま、安全神話を完全復活させ、国が前面に立って、原発再稼働と原発推進政策を推進する、ということです。

戦争法、TPP、社会保障・雇用「改革」、沖縄米軍基地などと同様、過半数を超える国民の声など関係ない、ということです。現代政治の前提の民主政治をになう資質すら持ちあわせていません。

150726

川内原発の近隣3県の5市5町が住民説明会の開催を求めても聞く耳持たず、です。

150808ハタ・笠井質問

川内原発から160キロ圏内には、爆発的噴火を繰り返している桜島や口永良部島(くちのえらぶじま)など39の火山があります。火山学会は「予知できない」という大規模噴火を九州電力は「数十年前に予知できる」と強弁し、政府はこれを追認。

141031ハタ・笠井質問

医療・介護施設はじめ、住民避難のまともな計画と体制もありません。避難は時間との争いなのです。

だいたい、福島原発事故の原因はいまだ究明されていません。溶け落ちた燃料のありかもわからず、事故収束の目途すら立ちません。新規制基準は、福島原発事故の教訓を生かしたわけではなく、アメリカ、ヨーロッパの基準より劣っていることは国会で何度も指摘されていることで、「世界で最も厳しい基準」はウソです。

再稼働したきのう、8月11日は、福島原発事故から4年5か月の「月命日」。日本中の原発が停止した原発稼働ゼロが1年11か月。電力不足など起きていません。

安倍暴走は断じて許せません。安倍政権打倒です。

きょうは県党の会議があり、福島市・いわき市を往復しました。

150812朝の散歩

朝の小名浜定時定点/自民県議の事務所/津波被災の薄磯・豊間・永崎と

150811小名浜定時

火曜日朝は、私のかつての職場があった小名浜地域での定時定点。

150811小名浜定時2

その職場の5人はじめ別な職場や地域から8人のみなさん。のぼり旗、とくに横断幕が目立つので、注目していってくれるみなさんの目が多いことを感じます。

このすぐそばに自民党県議が選挙事務所を構え、この時間から外に出ていたのであいさつを交わしました。

150811母親見舞い

母親を見舞うと、「もうこの新聞は読んだよ」と。活字に目を通せる状態ではないので、いつまでも意地を張る人生でなくても、と思ってしまいます。

いろいろしたいことを脇に置き、きょうは津波被害が大きかった地域を自家用車でまわりました。

150811薄磯・灯台をのぞむ

110313薄磯・灯台をのぞむ´

薄磯(うすいそ)はもう家はありません。海岸近くは堤防工事で近づけませんが、ともかく様変わり。

150811豊間・かまぼこ屋前

110313豊間・堤防決壊

豊間(とよま)も同様です。海岸通りはなく、いたるところが工事中です。

150811坂本整形前

110313豊間・坂本整形前

ちょっとだけ内陸側にある整形外科医院前や、目の前が海で、内陸側に移転が決まっている国立病院機構「いわき病院」前も、こうして歩くと、当時のことがきのうのように目に浮かびます。

150811永崎・太平橋

110315永崎・大平川橋決壊

永崎(ながさき)の橋の復旧にもかなりの時間がかかりました。

こうして歩きながら、あちこちと寄ってあいさつです。