幹細胞採取に4時間/4クール目治療は来週以降/2泊3日の外泊

151204幹細胞採取

けさは朝6時から採血があり、7時には、3回目の治療後、白血球を減らさないための12回目の注射がありました。

朝食は半分の量(ハーフ)で、自己末梢血幹細胞移植を見越し、9時までには透析室へ移動し、幹細胞採取をしました。

簡単に言うと、きょうの私の場合、左腕から血液から採取して遠心分離器へ送り、分離機を通して幹細胞を集め、残りの血液を右腕から返す、という作業。

151204朝のテレビ

朝9時から3時間予定と聞いていましたが、午後1時までのほぼ4時間でした。

両腕をはじめ、基本的には全身を動かさない状態を維持しますので、トイレには始まる前に必ず行っておきます。がまんできなければ、この姿勢で器を使うほかにありません。

151204朝

【2015.12.04 朝食】

主治医もそういうことを気にしてくれながら、ずっと付き添ってくれるので、なかなか大変ではあります。

一応作業が終えても、十分な幹細胞が採取できているかどうかはまた別らしく、3日後の7日・月曜に判明予定です。4クール目の治療開始日程もそれを見てから。

151204昼

【2015.12.04 昼食】

きょうから2泊3日の外泊許可で自宅へまた久しぶりに戻りました。

11月後半のベッ読

151204読書

すでに師走ですが、先月(11月)後半に、入院ベッド上で読んだ本の記録です。私のただの記録ですので勘弁してください。お勧めするわけではありません。

『自然の謎と科学のロマン㊤ 宇宙と物質・編』(新日本出版社)は、雑誌『前衛』02年7月号~03年10月号連載をもとに10年前に発刊された本です。この中にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんの「ニュートリノの謎にいどむ」が掲載されていて、「しんぶん赤旗」の連日の広告に触発され、家の戸棚から取り出してもらいました。

『世界史再入門』(浜林正夫著、講談社学術文庫)。原本は91年発行で、08年の文庫化で「第8章 二一世紀はどういう世紀か」が加筆されています。民族の自立や生産力の発展を民主主義とのかかわりでとらえなおすことと、日本に民主主義を根づかせることを世界史との関連で位置づけることとは不可分、と著者は言います。

151005風呂上がり

『社会保障改革のゆくえを読む』(伊藤周平著、自治体研究社)。「社会保障・税一体改革」の本質から説き起こし、安倍政権の社会保障改革の考え方、個別分野の問題に切り込み、望ましい改革方向を提示します。

『今あるガンが消えていく食事』(済陽高穂著、マキノ出版)。がん闘病の先輩が勧めてくれました。「ガンと食事」の関連について、消化器外科が専門の著者による研究成果や治療体験が語られます。

『人間らしく働き生きる 労働者・労働組合の権利』(萬井隆令[よろい・たかよし]著、学習の友社)。「法律論争をする疑似体験をしてもらう工夫」もしている権利のためにたたかう本です。

『教育委員会改革の展望』(藤森毅著、新日本出版社)。“残った”教育委員会、そして教育委員会発足時から今回の改定によっても変わらない「3つの根本方針」、新たに設けられた新「教育長」、「大綱」、「総合教育会議」。どうとらえ、どう展望するか。私は昨年の12月県議会でそのさわりに触れました。

151031

『福祉国家型地方自治と公務労働』(二宮厚美・田中章史著、大月書店)。以前にも紹介したのですが、若い公務員の2人が一緒になるというのでつい。「階級制」「公共性」「専門性」を地域の現場で発揮し、新しい公務員の姿を明らかにしよう、という呼びかけの書でもあります。

網野善彦さんの『海と列島の中世』(講談社学術文庫)、『海民と日本社会』(新人物往来社)。前者が1986~90年、後者が94~97年の講演記録。海の交通路を通して開かれた列島の姿を浮き彫りにする網野史学の世界です。

『地域づくりの経済学入門』(岡田知弘著、自治体研究社)。「地域内再投資力論」を副題に05年に発行された本です。地域の持続的発展と住民自治の結合の大事さが、各地の実践から裏付けられます。そしてこれからの地方自治の姿が示されます。

『ルポ 母子家庭』(小林未希著、ちくま新書)。ルポの中にさまざまな統計資料の数値を織り交ぜて現実を補強しつつ、母子問題は、男の問題であり、育てられる子どもの問題であり、人権問題であることを訴えます。

『これならわかる パレスチナとイスラエルの歴史Q&A』(野口宏著、大月書店)。10年前の本。宗教や聖書の記述に紛争の原因を求めるのではなく、人と人との争いの原因は事実そのものの中にある、という立場で書かれます。その事実そのものが複雑に絡みあっているようで、私にはなかなか解きほぐせずにいるのです。

1時間ごとに体温測定/かなりばらつき?

151203体温計

体温や血圧、脈などを毎日数回、看護師に測定してもらって点検することは、入院患者にとってはなくてはならないことです。

私の場合、血圧や脈に大きな変化はなく、時どき測定する動脈血酸素飽和度も毎回98~99%でまず問題なしとのこと。

151203体温測定

体温の場合は、治療による副作用での発熱もあるので、自分で測っていても、けっこう上がったり下がったり。平熱は36.4度ぐらいに思い込んでいましたが、それがどうなんだか。

151203薬

きょうは午前3時から夕刻まで、1時間ごとに記録してみました。どれほどの意味があるのかわかりませんが…

午前3時・36.7度、4時・36.8度、5時・37.0度、スクワット・筋トレを数分はさみ、6時・36.6度。

151203朝

【2015.12.03 朝食】

10分間のテレビ体操をはさみ、午前7時・37.1度、朝食を食べ、8時・37.3度、9時・36.8度、バイタルや白血球を減らさない注射をし、10時・37.1度。

午前11時・36.9度、昼のスクワット・筋トレを数分はさみ、昼食を食べ、正午・37.0度、午後1時・36.6度、2時・37.6度。

151203昼

【2015.12.03 昼食】

午後3時・36.5度、4時・36.8度、きょうはちょっと早めの夕のスクワット・筋トレを数分はさみ、5時・37.1度、6時・36.9度。

これを見ると、午後1時・3時に36.5~36.6度なのが、間の2時に37.6度と1度高いというのは何とも解せない。

151203夕

【2015.12.03 夕食】

これが体からのそのままの信号で、体温というはそういうもんなのかどうか、血圧、脈、動脈血酸素飽和度と比較して不安定に過ぎるように感じるに至っています。

朝の習慣/三笠宮は1kgのダンベル/パソコン/筋トレメニュー

151202テレビ体操【朝のテレビ体操はいつもテレビを見ながら】

入院生活が始まってしばらくしてからは、朝4時半からニュースを見ることが習慣になってしまっています。

以前であれば、夜8時とか9時とかに寝ても、翌朝5時、6時までぐっすり寝るのは当たり前、ぐらいでしたが、いまはなにせ、身も心もそんなに活用しないので(とくに心かな?)、休ませなければならないわけでもなく、夜中の2時、3時に起きるのは当たり前、になってしまっています。

151202朝

【2015.12.02 朝食】

そういうことはともかく、けさからのニュースでは、昭和天皇の弟の三笠宮がきょう100歳を迎え、体調も良好で、妻といっしょに1kgのダンベルを使った運動などを30分程度する日課、とのこと。

今、私が病室で使っているダンベルの重さの2倍のダンベルを使ってるんだな、と思った次第です。

151202昼

【2015.12.02 昼食】

そのメニューですが、前にも書いたのですが、パソコンの調子がいまだに思わしくなく、エクセルやワードで日本語入力している途中にも突然動かなくなり、勝手に再起動手続きに入ってしまうことが少なくありません。

ネットでは、検索しても検索結果が出るまでどれほどの時間がかかるかわからない状態で、しばらく使っていません。

151202夕

【2015.12.02 夕食】

パソコンそのものに診断・治療が必要な状況です。場合にっては新たな器が必要になるかもしれません。

そんなわけでダンベル・筋トレメニューはオリジナルというほどのものではありませんが、なにか参考にしているわけではありません。

一日おとなしく/胸の筋肉刺激/外泊希望は当日許可

151201筋トレ

治療によると思われる熱が続くので、きょうはベッド上で一日おとなしくしています。

ただし、朝、昼、夕の体操・筋トレタイムを除く。

151201朝

【2015.12.01 朝食】

きょうは、500gのダンベルをもって気を付けの姿勢から両腕を横水平に50回引き上げて肩の筋肉に刺激を与えようとする動きを若干修正。

両腕を前へならいの姿勢から横へ広げて胸の筋肉にも刺激を与えようとするねらい。勝手にそう思い込んでしているだけなのですが。

151201昼

【2015.12.01 昼食】

これは腕をずっと上げっぱなしなので、意外に疲れるので30回。

151201夕

【2015.12.01 夕食】

間もなく4回目の治療に入りますが、その前の血液検査がきのうに続き、3日後の4日予定です。その検査後の外泊を希望しているのですが、許可が出るとしても当日。

151201看護師不足

夕刻には、この病院を取材の対象に、いわき市内での看護師不足問題が報じられていました。