自家用車の不具合/生協ニュース/人権保障としての医療・介護の資料とレジュメ

自家用車の一部機能の不具合があって、点検を予約していました。

やはり2つの部品の取り寄せが必要で、あしたと6月に入ってからとその2つを取り寄せてもらうこととなりました。自宅と県議会がある福島市との片道約130kmを走るには、自家用車を常に安全・安心に走らせる状態にしておかないとならないので、けっこう気をつかいます。

加えてきょうは、来週の県議会企画環境常任委員会の県外調査へ出かけるのに、私はいわき駅から出発予定で、議会事務局が手配してくれた切符をおととい書留で発送してくれていてきのう届けられたものの、不在で、きょうの午前中に届けてもらうことにしていました。

ともかくいろいろあります。

150515生協ニュース

そういうこともありながら、浜通り医療生協総代会開催のお知らせも掲載している生協ニュースをご近所の組合員宅にも配布しました。

150515ニュース配布

先日の医療生協支部で話した「人権保障としての医療・介護へ」で用意した資料とレジュメは、きのう、党県議や事務局のみなさんにも資料として渡したのですが、医療生協理事や常勤役員、各支部にも渡したくなって、そうしてきました。

150509常磐「健康講話」レジュメ・資料

団会議/戦争立法について/6月1日からの県の旅行券事業/「子どもチーム」が県と懇談

150514紅葉山

夕べは福島泊で、きょうは県議団会議でした。

閣議決定されて安倍首相が夕刻にも記者会見しようとしている「戦争立法」。

あらためて県議団として、今月に入ってからの「しんぶん赤旗」に基づき、その大問題について認識を共有しました。

第一、アメリカが世界のどこかで戦争に乗り出した際、自衛隊は「戦闘地域」でもアメリカ軍はじめ他国軍への軍事支援が可能になります。「国際平和支援法案」と「重要影響事態法案」で具体化されます。

第二、自衛隊は、特定地域の「安全確保」のためなどとして、監視、駐留、巡回、検問、警護などの治安維持活動が可能となり、自衛隊の活動を妨害する行為を排除するために武器使用を認め、襲撃された他国軍の部隊などを防護する「駆け付け警護」のために武器を使用することもできます。「国際平和協力法案」(PKO法改定)によります。

第三、日本が武力攻撃されていないのに、集団的自衛権を発動し、アメリカとともに海外で戦争に乗り出します。「事態対処法」などの改定案によります。

安倍首相は法案の国会提出前にこの「戦争立法」を夏までに成立させる、とアメリカで公約するという主権放棄の許しがたい姿勢です。

このたくらみを断じて阻止しなければなりません。

その後、県観光交流局から「福が満開、福のしま。」旅行券事業について説明を受けました。6月1日から3期に分けて19万泊分発行予定です。

9万泊のコンビニ端末利用では、「額面1万円旅行券を5千円で」「額面6千円旅行券を3千円で」、10万泊の宿泊予約サイトでは、「宿泊代2万円以上かつ2人以上のみで利用できる1万円分割引券」「宿泊代1万円以上で利用できる5千円割引券」「宿泊代6千円以上で利用できる3千円割引券」。3期の配分量や、それぞれいつまで利用できるようにするか、詳細を詰めているようです。

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午後には、「ふくしま復興共同センター・子どもチーム」の県との懇談に同席しました。

あらかじめ当局へ渡していた「日本一安心して子どもを生み、育てやすい福島県を実現するための保育、学童保育、教育環境に関する要望書」での7項目について、こども未来局、義務教育課、高校教育課のそれぞれが担当する項目の回答を受け、意見交換しました。

150514子どもチーム

当局としても、子どもや保護者が置かれている現実について、子どもチームのみなさんから寄せられた声で初めて知る事実もあり、市町村まかせにしない、広域自治体としての役割発揮が求められます。

4月を振り返りました/今後も意識して

150513県庁1

ほぼひと月ぶりに福島市へやってきました。

党県委員会の2つの会議出席のためです。

会議前、やはり久しぶりに福島県庁内の党県議団控室にも寄り、4月の活動を振り返っていました。

2~3日の佐賀県議会議員選挙の応援を除き、いわき市内での私の振り返りです。

街頭に出て話して歩いたのは10日あって、54か所で訴えました。「話を聞かせてもらってありがとう」と声をかけられたり、拍手してもらったり握手したり、暖かく迎えられたことが強い印象です。

150513県庁2

「つどい」は26日の1回、「訪問」が19日の午前・午後、27日の午後の3度。23日にはいわき市役所の高校同期生などにもあいさつにまわりました。12日には党地区委員会として市内各種団体訪問もありました。

集まった人たちを前に話す機会は1日の医療生協新入職員オリエンテーション、7日の医療生協班会、11日の医療生協「みややっこ」高座での閉会あいさつ、25日の小名浜地区労メーデー前夜祭でのあいさつでした。

今後も、こんなことを意識しながら活動を展開しようと思います。

安倍政権とジャーナリズム/権力監視・真実の報道

150506安倍政権とジャーナリズム

『安倍政権とジャーナリズムの覚悟』(原寿雄[はら・としお]著、岩波ブックレット)を読みました。

著者は1925年、治安維持法と普通選挙法が成立した年に生まれました。

戦時中は「天皇教徒」であったと自らの立場を語っています。

戦後、大学卒業後の1950年に共同通信社に入り、編集局長・編集主幹を務め、86年から92年には社長でした。

安倍政権のもと、なにが秘密かも秘密で、ジャーナリストの取材も公務員に対する「教唆」とされれば罪に問うという「特定秘密保護法」が13年12月に世論無視で強行成立させられ、昨年(14年)7月にはそれまでの政府の立場を180度転換し、閣議決定だけで集団的自衛権行使容認の憲法解釈。

こうしたことを含めた状況は、大正デモクラシーが衰退した昭和前期のようだと指摘し、そういう時にジャーナリズムは政府に対する監視・批判の姿勢が弱まるどころか、幹部が安倍首相と会食を繰り返す始末。

まさにジャーナリズムの危機です。

「権力監視」「真実の報道」に徹するジャーナリズムの覚悟がほんとうに必要だと私も強く感じます。著者のような人がマスコミ幹部にいれば、いまのようなマスコミ状況に陥ることはなかったはずですが、そうも言ってられません。

葛尾村廃棄物減容化施設/中間貯蔵施設と埋設と/「原発は安い」と言い張るか

150512葛尾・減容化施設全景

きょうも県議団として、葛尾村(かつらおむら)の廃棄物焼却減容化施設を視察しました。

環境省が発注した施設で、正確には「葛尾村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)」とあります。

葛尾村は現在、避難指示解除準備区域・居住制限区域・帰還困難区域の3区域に再編されていて、全村避難中です。この施設は帰還困難区域内にあります。

150512葛尾・施設内線量

建設から解体までの期間が昨年(2014年)5月21日から2018年3月31日までの「業務期間」としての施設です。建設・運用・解体込みの契約で372億円弱。

ここでは村内で発生する廃棄物を焼却により減容化しますが、24時間連続運転で、1日処理能力が200トン、最終的に12万9,000トンの処理予定です。

150512葛尾村・施設視察

キロ当たり10万ベクレル超の灰は中間貯蔵施設へ、10万ベクレル未満は富岡町内に埋設処分とされますが、いずれも予定なので、この施設の解体見込みも実は未定です。

150512葛尾村役場

これにしても福島原発事故による必要にして迷惑な施設で、福島県内の市町村に環境省が整備するとしますが、すべて電気料金か税金で国民が負担させられるのは理不尽きわまりありません。これでも原発は「安い」と言い張るのでしょうか。

朝の定時定点/楢葉町長・双葉町長と懇談/懸案と課題/オール福島の重要性

150511正華前

けさは地元の郷ヶ丘・中央台の党支部・後援会から7人もの人が出てきてくれて2か所の「定時定点」の街宣をしました。

150511渡辺ゴム

通勤する車から注目される目線もずいぶん違ったように見えます。

150511楢葉町

きょうは5人の県議団として、午前中は楢葉町役場いわき出張所の松本幸英町長、午後は双葉町役場いわき事務所の伊澤史朗町長をたずね、それぞれ役場幹部のみなさんもまじえ、避難生活5年目に入った課題などについて懇談しました。いわぶち友・参院比例予定候補も同席しました。

楢葉町は2012年8月には警戒区域が解除され、避難指示解除準備区域に設定された町であり、双葉町はいまだ96%が帰還困難区域とされている町です。

150511松本楢葉町長

楢葉では帰町時期について今年には判断する方向を昨年に示していますが、現実には飲料水、放射線量、除染、原発事故収束見込み、医療・福祉環境など、町民の帰町意欲にかかわる様ざまな懸案が続いています。

町としても、生活環境の回復、一人ひとりの生活再建へ向けた様ざまな負担軽減を含めた支援、まちづくりにとりくむものの、いずれも町だけで達成できることではありません。

150511双葉町

双葉町は、町内の4%の避難指示解除準備区域を町の復興のさきがけとして位置づけるものの、「復興着手期」として向こう5~10年を整備目標とせざるを得ません。

こうしたもとで、いわき市、郡山市、南相馬市、白河市に整備予定の県営復興公営住宅を「町外拠点」として、町民のコミュニティの拠点として機能させる課題にこれからとりくむこととなります。

150511伊澤双葉町長

中間貯蔵施設についても、国に対しては地権者の理解を得るように再三申し入れているものの、これも国がしっかり対応しているとはとても言えない現状です。

両町の問題だけではなく、国が原発震災の加害者として、「国が前面に立つ」とか「福島の復興なくして日本の再生なし」と口先では言いながら、現実には真逆の姿勢であることが、福島にとって最大の障がいになっていると思います。

文字通り今、「オール福島」で国にもの申す重要性をつくづく感じます。

娘が仕事で帰省/小川地域での街宣/「自民党をやっつけよう」/平窪地域を「流し」

娘が夕べ、帰省しました。あしたの月曜日のいわき市内での仕事にあわせたそうで、きょうは浜通り医療生協「山歩の会」の登山に妻と参加するために朝6時に家を出ました。

150510小川JA

私は午前中、いわき北部の小川地域の党支部・後援会員のみなさんと街頭宣伝です。

山間地を含め、5か所をまわりました。小川地域では「定点」と言っていい場所ですが、最初のJR小川郷駅では、前を通って行く車から手を振ってくれる人、にこやかに会釈していってくれる人が多いんです。話を聞いていてくれていた人と握手。

150510小川郷駅前

別の場所でも庭仕事をしていた人が話し終えると出てきてくれて拍手。「応援してるからね、がんばってよ」と激励され、握手。

またある山あいでは、ずいぶん遠くのほうで、話し始めると出てきて聞いてくれ、話し終えたら「自民党をやっつけよう!」と。

最後の場所でも話し始めるとやはり遠くのほうから出てきてくれて聞いてくれていました。走っていくと、「元気な姿を見て声も聞いた。引き続き活躍してほしい」と激励され、握手。

小川での行動後、家にもどる途中、平(たいら)平窪(ひらくぼ)地域の一部の路地という路地を宣伝カーで「スポット演説」を流して歩きました。

150510散歩

家にもどってからは自家用車に乗り換え、燃料補給と車内外清掃を行きつけのガソリンスタンドでしてもらい、その間、「改定介護保険法と自治体の役割」の本の「自治体での運動課題」を読み直し。とにかく、自治体への働きかけを強めないとなりません。

その後はペロを少しだけ散歩に連れ出しました。

核を乗り越える/生き方

150510核

『核を乗り越える』(池内了著、新日本出版社)を読みました。

著者は「泡宇宙論」の提唱で知られる宇宙物理学者で、ここ数年は「等身大の科学」など新しい博物学を提唱しています。

著者自身、「福島原発事故が起こって、私たちがこれまで知らずにいたこと(原発の反倫理性のように、積極的に知ろうとしなかったことも含めて)、これまで見過ごしていたこと(原発の専門家の傲慢性のように、マスコミが報道しなかったこともあって)、政府や電力会社にごまかされていたこと(電気代のカラクリのように、知らぬ間に利用されていることもあって)など、多くのことを知り・学び・体験してきた」と言っています。

「原発の反倫理性」については、「金と利権と引き換えに原発という危険物を過疎地に『押しつけて』いる」こと、「ウラン鉱石の採掘から精練・加工・装填・点検・修理・処理・廃棄・廃炉などの全労働現場において働く作業員に放射線被曝を『押しつけて』いる」こと、「現代の世代はその始末を未来の世代に『押しつけて』いる」ことの三点を指摘。

ともかく本書では、地上で利用できる資源を単にエネルギー源として使うだけでなく、生活物資として広く活用した「地上資源文明」へ、今後30~50年先には移行する展望を示してくれています。

「『核を乗り越える』意志を固め、時間の地平線を長くとって、文明の転換を先取りしていく、来るべき時代が求めているのはそんな生き方なのである」と本書を締めています。

理事会/「医療と介護」学習会/1時間20分/「ワンちゃん元気?」

午前中は9時から浜通り医療生協理事会に出席。

6月の総代会に提案する議案のうち、昨年度の事業報告・決算案などをメインに審議し、方針に関しては各部署・委員会原案の提示で、次回以降に予算を含めて議論し、提案議案にするよう詰めていきます。

150509常磐「健康講話」3

午後には、医療生協常磐(じょうばん)・遠野(とおの)支部の総会後の学習会での講師をしました。

案内チラシでは「健康講話『医療と介護』」がテーマで、「消費税が上がって社会保障がよくなったの? いいえ、医療と介護はドンドン悪くなりました。そこのところを詳しく、わかりやすく」とあります。

150509常磐「健康講話」レジュメ・資料

話す「制限時間」も確認しないまま話し始めてしまい、1時間20分の時間を費やしてしまいました。質疑応答を含めて終了まで1時間半の予定だったらしく、なんか、ぎりぎりまで話してしまいました。

それでも終わってから、大ベテランの活動家を含め、複数の人から「いい話を聞かせてもらった」、「勉強する機会になってよかった」、「指名して呼んでよかった」と声をかけられたので、私もよかったと思うようにしました。

150509常磐「健康講話」

なかに、「ワンちゃんは元気ですか? 『しんぶん赤旗』が届くと、最初に見るのがワンちゃん。いつも楽しみ」というかた。月に一度の通信「かけはし」に毎回掲載するペロのことです。

市・県の介護保険データ/あしたの資料訂正/地元の訪問行動/地元密着の政治的意義

いわき市と福島県とにそれぞれお願いしていた介護保険データを提供していただきました。これからしっかり分析・提案に活かしたいと思います。といっても、なかなか難儀ですけど。

きのう、あしたの学習会用に用意したレジュメと資料に私の責めによる誤植と県提供資料の訂正がありました。いろいろあります。

150508郷ヶ丘1丁目

きょうもきのうに続き、私が住む地域の党支部のお二人と訪問行動です。

もう10年以上前からたずねているお宅が中心で、「しんぶん赤旗」読者、医療生協組合員、私の同級生の実家です。

「安倍政権の暴走を止めてください」、「つい先日、あなたが話している声を聞きましたよ」、「いま共産党の出番。がんばってほしい」、「もうあれから4年ですね。国は何もしてくれない。頼れるのは共産党だけ」と、ものすごく期待が大きいです。

150508郷ヶ丘訪問

なかには「なんで偉い人がうちに来てくれるの」と言ってくれる人もいますが、何度もたずねているので、あいさつ言葉と受け止めています。

つくづく思いますが、地元に密着した党支部・後援会員が地元の人たちと日常的に接していてくれていることの政治的意義です。

私たちは利権で動くわけでなく、日本国憲法の全面実践をする政府樹立をめざしています。

150506四つ葉のクローバー