夕べは福島泊で、きょうは県議団会議でした。
閣議決定されて安倍首相が夕刻にも記者会見しようとしている「戦争立法」。
あらためて県議団として、今月に入ってからの「しんぶん赤旗」に基づき、その大問題について認識を共有しました。
第一、アメリカが世界のどこかで戦争に乗り出した際、自衛隊は「戦闘地域」でもアメリカ軍はじめ他国軍への軍事支援が可能になります。「国際平和支援法案」と「重要影響事態法案」で具体化されます。
第二、自衛隊は、特定地域の「安全確保」のためなどとして、監視、駐留、巡回、検問、警護などの治安維持活動が可能となり、自衛隊の活動を妨害する行為を排除するために武器使用を認め、襲撃された他国軍の部隊などを防護する「駆け付け警護」のために武器を使用することもできます。「国際平和協力法案」(PKO法改定)によります。
第三、日本が武力攻撃されていないのに、集団的自衛権を発動し、アメリカとともに海外で戦争に乗り出します。「事態対処法」などの改定案によります。
安倍首相は法案の国会提出前にこの「戦争立法」を夏までに成立させる、とアメリカで公約するという主権放棄の許しがたい姿勢です。
このたくらみを断じて阻止しなければなりません。
その後、県観光交流局から「福が満開、福のしま。」旅行券事業について説明を受けました。6月1日から3期に分けて19万泊分発行予定です。
9万泊のコンビニ端末利用では、「額面1万円旅行券を5千円で」「額面6千円旅行券を3千円で」、10万泊の宿泊予約サイトでは、「宿泊代2万円以上かつ2人以上のみで利用できる1万円分割引券」「宿泊代1万円以上で利用できる5千円割引券」「宿泊代6千円以上で利用できる3千円割引券」。3期の配分量や、それぞれいつまで利用できるようにするか、詳細を詰めているようです。
午後には、「ふくしま復興共同センター・子どもチーム」の県との懇談に同席しました。
あらかじめ当局へ渡していた「日本一安心して子どもを生み、育てやすい福島県を実現するための保育、学童保育、教育環境に関する要望書」での7項目について、こども未来局、義務教育課、高校教育課のそれぞれが担当する項目の回答を受け、意見交換しました。
当局としても、子どもや保護者が置かれている現実について、子どもチームのみなさんから寄せられた声で初めて知る事実もあり、市町村まかせにしない、広域自治体としての役割発揮が求められます。