娘が仕事で帰省/小川地域での街宣/「自民党をやっつけよう」/平窪地域を「流し」

娘が夕べ、帰省しました。あしたの月曜日のいわき市内での仕事にあわせたそうで、きょうは浜通り医療生協「山歩の会」の登山に妻と参加するために朝6時に家を出ました。

150510小川JA

私は午前中、いわき北部の小川地域の党支部・後援会員のみなさんと街頭宣伝です。

山間地を含め、5か所をまわりました。小川地域では「定点」と言っていい場所ですが、最初のJR小川郷駅では、前を通って行く車から手を振ってくれる人、にこやかに会釈していってくれる人が多いんです。話を聞いていてくれていた人と握手。

150510小川郷駅前

別の場所でも庭仕事をしていた人が話し終えると出てきてくれて拍手。「応援してるからね、がんばってよ」と激励され、握手。

またある山あいでは、ずいぶん遠くのほうで、話し始めると出てきて聞いてくれ、話し終えたら「自民党をやっつけよう!」と。

最後の場所でも話し始めるとやはり遠くのほうから出てきてくれて聞いてくれていました。走っていくと、「元気な姿を見て声も聞いた。引き続き活躍してほしい」と激励され、握手。

小川での行動後、家にもどる途中、平(たいら)平窪(ひらくぼ)地域の一部の路地という路地を宣伝カーで「スポット演説」を流して歩きました。

150510散歩

家にもどってからは自家用車に乗り換え、燃料補給と車内外清掃を行きつけのガソリンスタンドでしてもらい、その間、「改定介護保険法と自治体の役割」の本の「自治体での運動課題」を読み直し。とにかく、自治体への働きかけを強めないとなりません。

その後はペロを少しだけ散歩に連れ出しました。

核を乗り越える/生き方

150510核

『核を乗り越える』(池内了著、新日本出版社)を読みました。

著者は「泡宇宙論」の提唱で知られる宇宙物理学者で、ここ数年は「等身大の科学」など新しい博物学を提唱しています。

著者自身、「福島原発事故が起こって、私たちがこれまで知らずにいたこと(原発の反倫理性のように、積極的に知ろうとしなかったことも含めて)、これまで見過ごしていたこと(原発の専門家の傲慢性のように、マスコミが報道しなかったこともあって)、政府や電力会社にごまかされていたこと(電気代のカラクリのように、知らぬ間に利用されていることもあって)など、多くのことを知り・学び・体験してきた」と言っています。

「原発の反倫理性」については、「金と利権と引き換えに原発という危険物を過疎地に『押しつけて』いる」こと、「ウラン鉱石の採掘から精練・加工・装填・点検・修理・処理・廃棄・廃炉などの全労働現場において働く作業員に放射線被曝を『押しつけて』いる」こと、「現代の世代はその始末を未来の世代に『押しつけて』いる」ことの三点を指摘。

ともかく本書では、地上で利用できる資源を単にエネルギー源として使うだけでなく、生活物資として広く活用した「地上資源文明」へ、今後30~50年先には移行する展望を示してくれています。

「『核を乗り越える』意志を固め、時間の地平線を長くとって、文明の転換を先取りしていく、来るべき時代が求めているのはそんな生き方なのである」と本書を締めています。