学習決起/高橋ちづ子衆院議員が縦横に/訪問

いわき北部と内郷(うちごう)・好間(よしま)地域の党後援会合同の春の学習決起集会がありました。

題して「高橋ちづ子衆院議員『天下分け目の参議院選挙!』を語る。」が第一部。

130331ちづ子さん

もっとも、語る本人は、今初めてこのテーマを聞いた、とのこと。

とは言え、「一票の格差」問題と「憲法96条改定」との密接な関係、原発事故からの再生、消費税増税問題、TPPと、国政をめぐる熱い焦点を縦横に語ってくれました。

130331日本舞踊

第二部は各地域後援会の活動交流と文化行事。

130331花は咲く

盛りだくさんの企画で、市議も県議も出る幕もありませんでした。

これを終えてからは、私の地元の党支部党員とご近所を訪問しました。きょうは一般紙に2月定例県議会の「県政報告」を折り込んだり、きのうは地元民放テレビの県議会報道番組で私がインタビューに答える場面があったりして、そんなことも話題になりました。

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おかげで「しんぶん赤旗」日曜版を購読してくれるかたが3人もふえ、なおかつ、私からすれば多額の寄付金を寄せていただくかたもありました。ほんとうにありがとうございます。

「廃炉や脱原発より生活補償を」と避難者/理事会/「支援」は現地を見てもらうことでは/病院の桜

きのうに続き、きょうは郷ヶ丘地域の借り上げ住宅に住む浪江町のかたがたをたずねました。みなさん、外出中で、お会いできたのはわが家のごく近所のかたで、いまやすっかりご近所づきあいをしています。

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たまたま双葉地域の区長会の役員とお会いすることができました。「廃炉とか、原発の是非とか、これまで6~7割の住民が働いていた感覚からすれば、違和感を感じる。原発事故で避難を強いられている自分たちからすれば、これからの仕事の確保と生活補償のために、東電や国は責任を果たせ、ということ。『廃炉』も『脱原発』も、政治家が自分の票のために言ってるようにしか聞こえない。われわれの生活をどうしてくれるんだ」。

この言葉をしかと受け止め、今後の暮らしの展望と希望を示すことです。

午後は浜通り医療生協の理事会に参加。6月には総代会をひかえ、議題や協議の中身も盛りだくさんですが、医療福祉生協連から要請されている「福島への支援のありよう」については、けっきょく、原発震災に見舞われている現地のありのままの姿を見てもらって発信してもらうことではないか、と。

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小名浜生協病院では、利用者のみなさんの要望を受け、通所リハビリ施設と入浴室を増築しました。

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敷地内の桜の花も開花しています。やはり小名浜地域は早いようです。

浪江町民訪問/馬場いさお町議/いわきでサクラ開花

私が住む地域の党支部が活動地域にしている中央台地域の借上げ住宅に住む浪江町のかたがたを、支部のみなさんとたずねました。

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みなさんは町からの連絡でご承知でしたが、4月11日告示・21日投票で浪江町議選があります。

日本共産党からは現職の馬場いさおさんが立候補します。原発問題で町議会では唯一、一貫して取り上げ続けた議員です。

こうした話もしながら、事故収束宣言撤回を国に求める署名もお願いしました。

「姪が小名浜生協病院の職員なんですよ」というかたとばったり出会ったりしました。

中央台地域には楢葉町の仮設住宅も多くあり、「くんちぇ広場 ならは」もあります。「くんちぇ」というのは「ください」という意味。

130329楢葉・くんちぇ市場

きょうは、いわき観光まちづくりビューローと小名浜まちづくり市民会議によるいわき市でのサクラ開花の発表がありました。

130329サクラ開花・いわき民報

去年より15日早く、平年よりも8日早いそうです。小名浜特別気象観測所が5年前に無人化にされてしまって以降、市民会議が自主的に専門家の強力で、観測を実施しているのです。

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協力しているのは同観測所元解説官で、浜通り医療生協の監事をになっていただいている島田栄二郎さんです。

危機のなかの教育

『危機のなかの教育』(佐貫浩著、新日本出版社)を読みました。

130212危機の教育

就職氷河期、フリーター、非正規雇用、青年の引きこもり、ワーキングプア、青年のホームレス化、孤独死、無縁社会、貧困ビジネス、就活、年越し派遣村、派遣切り…

現代日本社会をおおうこの現実と深くつながった学校教育の現実をトータルに、客観的に把握できれば、日本の教育がおかれている極限的といっていい矛盾と危機が見えてくるに違いありません。

が、競争に囚われた日本社会は、その危機を危機としてとらえることができないまま、矛盾のなかを突き進もうとしているかのようです。

その事態を明らかにし、その転換によって、日本社会と教育の再生の望みが見えてきます。

そしてまた、3・11後の教育改革への一つの問題提起の書でもあります。

1か月点検/堤防づくり/振興局長/散歩後の休養

寒くて雪もつもる福島市への往復のために買い換えた車の1か月定期点検をしました。走行距離もちょうど1,000kmを超えたところです。

その後、近くの県いわき建設事務所に寄り、いわき市沿岸と河川河口の堤防づくり計画や、市内被災状況と復旧の現況などについて説明を受けました。

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堤防については、すでにすべての地域で住民説明会も終えていて、その高さは、高潮なども考慮し、久之浜港より北側は8.7m、南側は7.2mを基本に整備する予定とのこと。

きのう、四倉地域でその堤防づくりについて話題になったので、全体像を知っておかなければ、と思ったしだいです。

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県合同庁舎のその事務所から出ようとすると、県いわき地方振興局長とばったり出会い、しばしの懇談。彼は4月から本庁にもどり、「子育て支援担当理事」の職務をにないますが、ずいぶんと緊張されている様子でした。

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昼食は久しぶりに平神谷(かべや)にある高校同級の「ラーメン大喜」へ。なんかやっぱり、議会の長期戦が終わった、という感じです。

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家にもどってペロと1時間ばかりの散歩。歩いていると、頭やからだがだんだん重くなる感じ。これはまずいと帰ってからは休養です。

控室への電話/90歳の仮設一人暮らし/楽寿会/海岸沿い

きのう、県議団として仮設住宅住まいのみなさんにご協力をお願いしているアンケートが届いた、といういわき市内のかたから控え室に電話があり、きょう、たずねました。

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原発震災による原発立地地域から避難する90歳の一人暮らしの女性です。

簡単に言うと、「共産党に言えば、共産党の大工さんがしてくれるのか」ということでしたが、そういうわけではないので、仮設住宅内の連絡員などに相談し、役場を通して住環境改善をしましょう、とお話しました。

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それにしても彼女は、2年前のあの日、自宅近くの高台から家の屋根を超える津波が次つぎとやってきて、家を軒並みさらっていく様子をつぶさに見ていたそうです。

それに加えて原発震災による避難生活。「先が見えないことがいちばんつらい。この年になってこんな思いをさせられるとは」の言葉には、私も応えようがありません。

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きょうは、社会福祉法人・楽寿会の今年度最後の役員会もあり、新任評議員、補正予算、来年度事業計画、来年度予算について審議・承認しました。

津波の直撃を受けた県道豊間(とよま)四倉(よつくら)線を通っていつも出席しています。

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新舞子浜公園には震災直後の5月にその様子を見ましたが、つい先日、植樹祭があったのです。

県議団会議/議会のまとめ/格闘です

定例県議会閉会日翌日は、全県民対象に配布する予定の「県政報告」チラシの作成、ならびに冊子にまとめる「定例県議会報告」用に、各質問、常任委員会、特別委員会などの様子を県議団としてまとめる作業のための県議団会議をしています。

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私などは、議会閉会直前の総括審査会の質疑のために、かなりのエネルギーを費やし、常任委員会での補正予算や当初予算審議、特別委審議をまとめるのに、もう一度やり直しみたいな感覚です。

自分の執務机では場所が足りず、応接室の机に資料を広げて格闘です、

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閉会日翌日の一日だけでまとめられるわけではありませんが、県庁の県議団控え室と自宅とは130km近く離れており、きょうはちょっと自宅で、というわけにいかないのです。

議会最終日/「共産党に負けるなよ」/4人の討論/知事・教育長

36日間の会期の2月予算県議会は最終日でした。

きょう提案された人事案件11件を含め、80議案中、私たちは予算案や職員給与にかかわる5条例、県立病院廃止にかかわる3議案など、19議案に反対しました。

130325職員給与

職員給与にかかわっては、みどりの風の2人も反対しました。

共産党からあべ裕美子さんが反対討論後、民主・県民連合が予算案の賛成討論に登壇すると、自民党席から「共産党に負けるなよ」と応援野次。

130325あべ反対討論

あべさんの討論内容は、県議団ホームページに全文掲載しますので、ぜひご参照ください。

また、職員給与関係議案に対してみどりの風が反対討論、また未来ネットが全議案賛成の討論をしました。議会最終日に4人が討論する場面は、私は初めての体験です。これこそ言論の府の姿だと思います。

閉会後は知事はじめ執行部幹部、議長・副議長、教育委員会、県警本部が各会派の控室にあいさつに回りました。

130525知事

知事に「知事と議論をもっとしたかった」と声をかけると、「リップサービスのような答弁では具合が悪いから」と、図りがたい話。教育長は「総括質疑ではすれ違い答弁ばかりでした」と。

130325教育長

なお、本会議前に、県沿岸部水産業復興議員協議会理事会があり、水産種苗研究・生産施設の復旧について、当局から経緯と今後について説明を受けました。

卒業式/双葉郡からの避難者/小川地域で訪問

午前中、東日本国際大学・いわき短期大学学位記授与式(卒業式)に参加しました。

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今回の卒業式は、いわき短大幼児教育科が46回目、同じく専攻科福祉専攻が24回目、大学の経済情報学部・福祉環境学部が15回目です。卒業生は226人ですが、いわき市にある大学の歴史と伝統を引き継ぎ、とりわけ原発震災後にボランティア活動などで地域にも貢献した若者たちです。

社会人として、これからがんばってほしいと思います。

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午後は、私の自宅からほど近い南双葉復興センターや、双葉町・富岡町・浪江町からいわき市内の借り上げ住宅で避難生活をおくる区長さんたちをたずねました。先月上旬に、県庁の県議団控え室に要望に見え、私はルスで、お会いできていなかったのです。

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また、小川地域の党支部の支部長さんとご近所を訪問し、7月に予定されている参院選のこと、原発、TPP、憲法問題などで対話して歩きました。

なにより、「とにかく共産党にがんばってもらわないとどうしようもない」と、なにげに出てくる声が私にはずしりと感じます。

訪問途中、ポスターの具合も気になります。

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ほかの写真はきょうの行動とは関係なく、県庁や県庁近くで夕食をとった時のもの。

原発のない福島を!

「原発のない福島を! 県民大集会」に参加しました。

会場は福島市内の「あづま総合体育館」。県議団5人もそれぞれの地域のみなさんと参加。私は夕べ、県議会常任委員会と所管部署の幹部のみなさんとの懇談会があり、福島市泊。県庁に寄ってから、宮川さんといっしょに向かいました。

130323原発のない福島集会

会場は1階が福島県内、2階が県外からの参加者でしたが、いっぱいでした。

連帯のあいさつでは、風邪をこじらせて参加できなかった大江健三郎さんに代わり、ルポライターの鎌田慧(さとし)さん。

福島県知事、福島市長、南相馬市長のメッセージが紹介されました。

130323原発のない福島を

壇上からは、JAふたば、相馬双葉漁協、高校平和大使、県森林組合連合会、県旅館ホテル生活衛生同業組合、県外避難者、子ども保養プロジェクトの代表のみなさんから、切々とした「県民からの訴え」がありました。

それぞれに、この福島から訴えなければならない、の心のこもった話ですが、「震災前の光景を夢見て」の言葉は、被災者である私たちの象徴のように思えました。