きのうに続き、きょうは郷ヶ丘地域の借り上げ住宅に住む浪江町のかたがたをたずねました。みなさん、外出中で、お会いできたのはわが家のごく近所のかたで、いまやすっかりご近所づきあいをしています。
たまたま双葉地域の区長会の役員とお会いすることができました。「廃炉とか、原発の是非とか、これまで6~7割の住民が働いていた感覚からすれば、違和感を感じる。原発事故で避難を強いられている自分たちからすれば、これからの仕事の確保と生活補償のために、東電や国は責任を果たせ、ということ。『廃炉』も『脱原発』も、政治家が自分の票のために言ってるようにしか聞こえない。われわれの生活をどうしてくれるんだ」。
この言葉をしかと受け止め、今後の暮らしの展望と希望を示すことです。
午後は浜通り医療生協の理事会に参加。6月には総代会をひかえ、議題や協議の中身も盛りだくさんですが、医療福祉生協連から要請されている「福島への支援のありよう」については、けっきょく、原発震災に見舞われている現地のありのままの姿を見てもらって発信してもらうことではないか、と。
小名浜生協病院では、利用者のみなさんの要望を受け、通所リハビリ施設と入浴室を増築しました。
敷地内の桜の花も開花しています。やはり小名浜地域は早いようです。