採血/注射/入浴/休日診/正月飾り

151230採血終了

けさは今年最後の採血がありました。

今年最後といっても、5日前の第5回目の化学療法治療後の最初の血液検査です。主治医によれば「結果は良好」とのことでよかったです。

151230朝

【2015.12.30 朝食】

また、白血球を減らさないための注射も化学療法後、1日置いて毎回、10日ほど連続して打っています。きょうも4日目。

151230白血球皮下注 (2)_R

 

年末年始はこれがあるので病室で暮らし続けることになります。

151229風呂場

水曜日のきょうはいつものように午前中に入浴。さすがにこの時期、外泊されるかたも多く、すいているようです。

151230正面

きょうも病院内外を少し散歩。

151230休日診

この病院内にある、市が運営する休日診療所はいつも患者さんたちが来ています。

151230整形側

外に出ると、正面玄関にも、別の入り口にも正月飾り。

151230昼

【2015.12.30 昼食】

ともかく、なにもかも、初めて迎える年末年始です。

151230夕

【2015.12.30 夕食】

ところで話は変わりますが、60kgをめざしている体重のことです。私の身長(1.645m)からすると、「標準体重」は「1.645×1.645×22=59.53」でほぼ60kgという計算から来ています。

年末モード/売店近辺の休憩室や廊下の様子/山の頂上あたり/入浴/読書

151229休憩室

早朝からのテレビ番組も、昼間の病院の雰囲気も、すっかり年末モードといった感じです。

151229絵画

こうしたなか、病院内の1階の売店近辺の休憩室や廊下などの様子をながめながら少しゆっくり歩いてみました。

151229廊下

いつもの休日なら、患者さんの家族と思われるかたがたがいそうなところも人影はまばら。

151229朝

【2015.12.29 朝食】

またベランダにも出てみて、山の頂上あたりをズームでながめたり。

それなりによく見えるものだと感心しています。

151229水石山?

が、これが水石山か、

151229湯ノ岳?

湯ノ岳か、

私の中では確定していません。

151229入浴

午後には、この間、治療や日曜日が入ったりして入れなかったお風呂。湯船が広いのでやっぱり気持ちがいい。

夕刻近くには、近くまで来てるから、と医師の友人が病室に見舞いによってくれました。

151229昼

【2015.12.29 昼食】

おとといから読み始めている「日本近現代史を読む」、「日本酒の科学」をまた交互に、頭を切り替えながら。

きょうのスクワット、ダンベルは午前5時過ぎ、午後1時半過ぎ、午後7時前の3度、実行できました。

151229夕

【2015.12.29 夕食】

56kgの壁?/今年最後の治療/しばしば寝込み/仕事納め

151228体重

月曜日なので体重確認。56kgの壁ではないでしょうが、当面、めざす60kgに年内は届かないか…

151228R点滴

今年最後の治療です。R-CHOP(アール・チョップ)療法の「リツキサン療法」で、今回で5度目なので、年明けにあと3回の実施予定。

151228R点滴開始

この「リツキサン」という物質が、ねらうべき細胞の表面にあるたんぱく質を攻撃し、その細胞にのみ効果を現し、正常細胞への影響はあまりないんだそうです。

151228朝

【2015.12.28 朝食】

この投与時にアレルギー様症状がみられることがあるので、投与前日の夕食後から抗アレルギー剤が2日分処方されるようです。

この抗アレルギー剤(抗ヒスタミン剤)が、脳の覚醒中枢を抑制することで眠気を生じさせるようで、きょうもしばしば寝ていました。

151228昼

【2015.12.28 昼食】

決められた時間で点滴を投与するので、「輸液ポンプ」という機械を使い、最初の1時間は50ml、次の1時間が100ml、それ以降が毎時200mlといった具合で投与します。初回投与時は毎時15mlから始めた記憶があります。

時間ごとに体温、血圧、脈を測定することになっています。

ほぼ4時間で、予定通り点滴投与は終了しました。

151228R点滴読書

今回治療後の最初の血液検査はあさって、30日だそうです。年末年始は病院のベッド上暮らし。

きょうはこの病院は仕事納め日で、朝からの入院患者さんの採血や、シーツ交換も集中し、バタバタしていたようでした。

151228夕

【2015.12.28 夕食】

タオル体操/西から東へ/また山ながめ/病院建設1期工事/悩ましい規則化と調子を整える入院生活

151227タオル・テレビ体操

いつものように、日曜日朝のテレビ体操は、ラジオ体操第一の前にタオルを使った体操。

151227朝

【2015.12.27 朝食】

私が入院している病棟は西側にありますが、東病棟へ行って階段からベランダに出てみました。

151227二ツ箭山?

こちらから北側の山の様子を見ると、西ベランダからは見えなかった標高709.7mの二ツ箭山(ふたつやさん)では? 違いますか?

151227水石山?

またこちらは違う角度から見た水石山じゃないかなぁ、と思います。

151227新病院建設現場

新病院建設事業の第1期の解体・造成工事現場もよく見えました。2016年度に本体工事に本格着手し、2018年9月竣工、同年12月開院目標、その後の第2期解体・造成着手、2020年にはすべての工事完了予定だそうです(「広報いわき」2016年1月号)。

151227新病院事業スケジュール

JR常磐線を東京方面(左側)へ向かう特急ひたちの姿も見えました。

今年もきょうを入れてあと5日間。私の入院生活も、起点をどこに取るかにもよりますが、9月19日からの小名浜生協病院での4泊から数えればほぼ3か月半。

151227昼

【2015.12.27 昼食】

病と闘って元の体に戻すことが最大の課題ですが、そのためにも毎日の暮らしがある程度規則的で、調子が整えられる暮らしとすることが、それ以前の大きな課題です。

朝の10分間のテレビ体操は十数年来の習慣ですが、加えて、朝・昼・夕の数分間のスクワット・ダンベル体操、昼間の階段上り下りと院内散歩20分程度、やはり昼間の入浴15分程度、それに午前9時半前後、午後2時前後、午後8時前後のごく数分の定時バイタル、そして食事は朝8時前、正午前、夕刻6時前のほぼ同じ時刻に食べられることは、入院生活以外ではなかったことです。

151227近現代読書

問題はそれ以外の時間の使い方と、生活の規則化と調子の整え方。入院生活はまだ折り返しです。

あ~ぁ、悩ましい。

151227夕

【2015.12.27 夕食】

血管炎外用剤処方/国調速報値で人口ゼロ4町/いわきの名峰、水石山と湯ノ岳はどれ?

151226基準値読書きのう、5度目の化学療法で初めて腕の血管からの「普通の」点滴で治療を実施しました。

151226血管炎

151226血管炎処方赤い色の薬剤の点滴の際のピリピリする継続した痛みで血管炎の疑いもあるので、きょう、ステロイド外用剤が処方されました。
151226朝

【2015.12.26 朝食】

さてきのうは、福島県がホームページに今年の国勢調査の速報値を発表しました。これを受け、手元にある地元紙の「福島民友」が県内59市町村の人口数と世帯数一覧を掲載しています。
151226民友・国調速報以前から人口ゼロという、原発事故がなければあり得ない地域が国調時に現実に出て、住民票の扱いや地方交付税算定などでの対応が国に求められることもわかっていたことなので、県議会の委員会でも何度か取り上げていましたが、国はいまだその方針を決めていません。
151226民友・国調0現在の全域避難は富岡町・大熊町・双葉町・浪江町・葛尾村・飯舘村の6町村。葛尾村の人口18人は避難解除準備の宿泊者、飯舘村の41人は特別養護老人ホームの入所者です。富岡、大熊、双葉、浪江の4町が人口ゼロですが、1920(大正9)年の調査開始以来、初めてのことです。

数字の並びは、左から人口総数、2010年前回時からの人口増減数、同じく増減率、右側3つの欄が世帯数に関する同様の数字です。

151226昼

【2015.12.26 昼食】

話は変わりますが、山の姿をじっくりながめる機会を得たわけですが、その山の名前が即座にわからないのは忸怩たる思いです。

この病院はいわき市内郷御厩町(うちごう・みまやまち)にあって、北側に見えるのが標高735mの水石山(みずいしやま)と思います。

151220水石山?

【病院の北側に見える水石山?】

そして西側に見えるのが、標高594mの湯ノ岳(ゆのだけ)だと思います。

151226朝の湯ノ岳?【病院の西側に見える湯ノ岳?】

間違いないでしょうか。いわきの名峰としてだれもが山の名は知っているはずですが、ならばそれはどの山? と聞かれると直ちには答えられないことを自覚させられてしまったのです。

どなたか教えていただけると幸いです。

151226夕

【2015.12.26 夕食】

5クール目の治療/中心静脈から普通に腕の血管点滴に/針の差し替えも/やや疲弊感

151225読書

5クール目の治療です。きょうが化学療法のCHOP(チョップ)療法、週明けの28日にはモノクローナル抗体療法です。

このモノクローナル抗体薬剤を「リツキシマブ」というらしく、頭文字をとって「R」、そしてこの2日間のセット治療法を、チョップ+リツキシマブで、「R-チョップ療法」というそうです。

151225朝

【2015.12.25 朝食】

小出しにしながら5度目を迎えたように聞こえるかもしれませんが、他意はぜんぜんありません。

それはともかく、前回までは、10月上旬以来、前病院で中心静脈(CV)に挿入・留置していたチューブを通した点滴治療だったのですが、前回治療後にこのチューブをほぼ2か月ぶりに取り外しました。

151225ピノルビン

なので今回からは、腕の血管に針を刺しての「普通の」点滴です。

151225昼

【2015.12.25 昼食】

それで、心電図を装着して点滴する赤い色の薬剤では、血管などにピリピリするような痛みが持続し、それはよろしくないことなので、針を別な血管の場所に差し替える場面もありました。

151225点滴

点滴流量も前回までの機械でなく、手動でやや少なめ(ゆっくりめ)にしたことも重なり、前回は5時間ほどで終了でしたが、きょうは6時間を少し超えました。

針を刺した両腕の場所の痛みが残ったりもして、やや疲弊感が残る初日治療でした。

151225夕

【2015.12.25 夕食】

気分転換/刺身・鍋・生野菜/寄せ書き/ゆず湯/自家用車運転/ラーメン/サンタとトナカイ

自宅への外泊の許可を受けるための理由は「気分転換」です。

初日は夕刻からなので、自宅での夕食が最初の気分転換。病院食では出てこない刺身と鍋(カキ・豆腐・ニラがメインの水炊き)で大満足です。

二日目には、党地区委員長が午前中に来てくれてあれこれの世間話など。午後には、ほんとうに心苦しいのですが、この間、ボランティアで私のパソコンを診てくれているHさんに、自宅での無線接続ならびにメール送受信を点検してもらいました。

151220内郷好間寄書

夕刻近くには、3日前に「望年会」があった内郷・好間地域党後援会のみなさんからの「寄せ書き」が届けられました。参加していた宮川・吉田両県議、みぞぐち市議からのメッセージも添えられています。

151223夕食

夕食は2日目も鍋。それに「生野菜サラダ」というのも病院食には出てきません。

151223ゆず湯

お風呂はゆず湯。

3日目のきょうは妻は仕事なので家には私ひとり。自家用車を運転し、近所の銀行ATMでお金をおろし、やはり近所の簡易郵便局であれこれの支払いなどの振り込みをし、行きつけの書店へ行き、家電量販店へも立ち寄り。けっこうな距離を走りました。

151224昼ラーメン

昼食は例によって自宅でインスタントラーメン。ニンジン、キャベツ、ハクサイ、レタス、カイワレ、ネギ、昆布巻き、あおさのり、鰹節。盛りだくさんというより、あるものだけをぶち込みました。

151223台所のペロ

まぁ、ともかく十分な気分転換ができました。
151223昼寝のペロ

病室にもどった夕食時。さすがクリスマスイブで、サンタとトナカイが食事とメッセージも持ってきてくれました。

151224イブ

151224夕

【2015.12.24 夕食】

天皇の「深い反省」/誕生日の記者会見/知的作業と反知性主義

151218・誕生日記者会見

今年の全国戦没者追悼式で、天皇は「過去を顧(かえり)み、さきの大戦に対する深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」と、初めて「深い反省」に言及したことが話題になりました。

アベの「70年談話」との違いも取りざたされました。

きょうは天皇誕生日で、宮内庁ホームページには誕生日にあたっての記者会見全文が毎回掲載されます。マスコミ発表はきょうなのでしょうが、その会見全文を読むと、最後のほうにこうあります。

「この1年を振り返ると、さまざまな面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」。

HP151223天皇・宮内庁

「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくこと」のためには知的作業が不可欠です。反立憲主義・反民主主義・反平和主義の骨格をなす反知性主義のアベに天皇のこの言葉は通じるのでしょうか。

なお、以前にも天皇皇太子の言葉について触れたことがあるので、見ていただけると幸いです。

天皇家の写真は宮内庁ホームページからです。

151223テレビ体操

151223ペロ

12月前半のベッ読

151222十二月前半

12月前半に入院ベッド、もしくは病室で読んだ本の記録をさせてください。こうして、読もうと思って「積ん読」状態になってしまった本も引っ張り出して意識的にベッド上で「ベッ読」していると、基本的には、新刊本をしっかりと、その時に「ものにする」構えで読みたいものだ、と思ったりしています。

『いわき学講座(Ⅰ)』(夏井芳徳著、歴史春秋社)。著者は高校同級でもあり、大学もいっしょです。中学3年次は陸上競技場で200m走を競った仲です。と言っても彼が当時の県記録保持者で私がかなうところではありませんでした。それはともかく、鳥小屋、水祝儀、墨祝儀、獅子舞、火打(ぶ)ち合い、御行(おんぎょう)、磐城七祭りに関する著者の調査と考察の成果です。(Ⅰ)なのでまだ続きそうです。

151219コンサート会場

『国会の警告無視で福島原発事故』(吉井英勝著、東洋書店)。本書の神髄は、国際金融資本がエネルギーを含めて投機の対象となる金融商品として牛耳っている認識のもと、原発利益共同体や投機マネーにあやつられない、新しいエネルギーや地域経済のしくみづくりの展望を示してくれているところ。

『福島第一原発事故7つの謎』(NHKスペシャル「メルトダウン」取材班、講談社現代新書)。吉井さんも同様の疑問と問題意識があったとしてこの番組と本書について触れ、参考文献としてもあげています。これらの謎が解明されたわけではありません。「死を眼前にした状況」である当時の現場とともに、「新規制基準」に何が反映されているのか、徹底検証が必要です。

『原発事故を子どもたちにどう伝えるか』(阿部治編、合同出版)。「ESDを通じた学び」とあります。2005~14年は「国連ESDの10年」だったとは知りませんでしたが、ESDは Education for Sustainable Development のことですが、原発事故とESDとの関係というより、人類的に「どう伝えるか」に真摯にとりくむ姿勢に学ばされます。

『旧暦はくらしの羅針盤』(小林弦彦著、NHK出版)。読んで字の如しではあります。新暦は私にとっては生まれてこのかたこの暦ですが、日本で使われ始めて140年。旧暦は604年~1872年の1269年間使われて、どんだけ日本文化に染みついているか、見つめる必要があります。

151221ダンベル体操

『福島を切り捨てるのですか “20ミリシーベルト受忍論”批判』(白井聡/「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団・弁護団著、かもがわブックレット)。原発再稼働・原発輸出と福島切り捨ては表裏一体。「福島」をなかったことにするこの「20ミリ」。

『雇用身分社会』(森岡孝二著、岩波新書)。著者はこれまで、企業中心社会、働きすぎ社会、格差社会、貧困社会などの言葉で日本の労働社会の変化を語ってきましたが、その行き着いた姿がこの「雇用身分社会」だ、と。もちろん、「乗り越える」対象です。

『過労自殺 第二版』(川人博著、岩波新書)、『中高年ブラック派遣』(中沢省吾著、講談社現代新書)、『ルポ 過労社会』(中澤誠著、ちくま新書)は、「雇用身分社会」で森岡さんが参考文献としてあげていた書籍。つくづく、「雇用」と「社会保障」の日本国憲法に基づくしくみづくりの重要性が身にしみます。

『イスラム世界を行く』(緒方靖夫著、新日本出版社)。今からすればイラク戦争直前の時期、2002年に緒方さんたちが中東・湾岸6か国(ヨルダン、イラク、エジプト、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦)を訪問した「ルポ」です。

『見上げれば、必ずどこかに青空が』(樋野興夫[ひの・おきお]著、ビジネス社)。著者は2008年に「がん哲学外来」を創始しました。患者12人、その家族5人、友人・知人3人、年代別では20代2人、30代・40代3人ずつ、50代7人、60代4人、70代1人の計20人の「外来患者」への「言葉の処方せん」です。いわきでも、こうした「がん外来サロン」に努力する医師が新聞で紹介されていたと思います。

『科学的社会主義の理論の発展』(不破哲三著、学習の友社)。「資本論」に関する不破さんの「発掘・追跡・探究」のエッセンスだし、民青中央での講義の「労働者向け」版と言ったらいいのでしょうか。

『大事なことは憲法が教えてくれる』(森英樹著、新日本出版社)。アベは人類の歴史に対し不誠実で、日本国憲法など歯牙にもかけないわけですが、立憲主義・民主主義・平和主義を取り戻すうえで、憲法を身近に引き寄せるクセを身に着ける必要を感じます。

血液検査結果で日程ががらがらポン

151222採血

けさ、採血しました。

主治医が午前中にさっそく来てくれました。その血液検査の結果、25日に予定していた末梢血幹細胞採取では幹細胞が採取できる見込みがないので、年明けに変更したい、と。

151222朝

【2015.12.22 朝食】

その日程の関係で、第5回目の治療は今週末と来週明けの2日間の実施ということにしました。

その関係で、自宅への外泊予定も、3日前倒しで今夕から2泊3日に決定です。

年末年始は化学療法対応の皮下注射を10日間続ける必要もあり、病室で過ごすことになりそうです。

151222昼

【2015.12.22 昼食】