「候補者取り下げ方針」とトップニュース/消費税導入後の「社会保障制度の変化」/皇太子の記者会見

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けさ5時のニュースのトップでも、共産党の志位委員長の顔がアップでした。

「共産 候補者取り下げ方針 調整加速」のキャプションです。

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【2016.02.23 朝食】

きのうの党本部での「全国都道府県委員長・参院選候補者会議」での報告やその後の記者会見を受けての報道です。

党としては、選挙協力にのぞむ基本方針として7点を強調していますので、けさの「しんぶん赤旗」記事を参照していただけると幸いです。

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けさの「赤旗」で私は、衆院予算委員会で梅村さえ子議員が指摘した、1989年の消費税導入以降、医療費の窓口負担は上がるなどの「社会保障制度の変化」の到達資料に注目です。

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それにきょうは、私と「同学年」の皇太子の56歳の誕生日で、その会見要旨が地元紙に掲載されています。

「戦争を知らずに、平和の恩恵を生れたときから享受してきた私たちの世代としては、各種の展示や講演、書物、映像など過去の経験に少しでも触れる機会を通じて、戦争の悲惨さ、非人道性を常に記憶にとどめ、戦争で亡くなった方々への慰霊に努めるとともに、戦争の惨禍を繰り返すことなく、平和を愛する心を育んでいくことが大切」とのこと。

文字通り私たちの世代の「使命」ではないかと共感します。

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【2016.02.23 昼食】

けさから午前中の前半はこうしたことに思いを致していたところ、ある時間から昼食前まですっかり就寝。

昼食後は読書にいそしみました。

夕刻からは「Nスタ」、「はまなかあいづ」、「みんなの家庭の医学」とまたテレビ。

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【2016.02.23 夕食】

在日朝鮮人

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『在日朝鮮人』(水野直樹・文京洙[むんぎょんす]著、岩波新書)を読みました。

これも1年前、なにかをきっかけに読もうとして購入したはずですが、「積ん読」となってしまっていました。

「在日」という言葉の意味を実質的に知りたかったことと、本書カバー袖にある「2015年は、70年という節目の年になるが、日本と南北朝鮮との間には今なお問題が山積している」にひかれたと記憶しています。

本書のなかにも「4000人近くの朝鮮人が働いた常磐炭鉱」の話も出てきますが、私自身はほとんど知らない世界です。

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ともかく本書では、「韓国併合前後から、植民地期の在日朝鮮人世界の形成を経て、戦時期の試練へと至る時期」(第1・2章)、そして「朝鮮解放から、高度成長期以後の在日朝鮮人の世代交代や多様化を経て、『グローバリゼーションの時代』へと至る時期」(第3・4・終章)の構成で、在日朝鮮人をめぐる諸問題への理解を深めるよう、まとめられています。

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「多民族化する日本社会」(p.208~)にあって、在日朝鮮人のあり方の可能性について、私の理解が深まったかはまた別問題…

早朝4時半トップニュース/ダンベル/体重58.4kg/読書/昼寝/テレビ

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けさも3時20分には起きてネットチェック。本を読み始め、4時半からはNHKニュース「おはよう日本」。

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トップニュースが共産党の戦争法廃止へ向けた参院選方針にかかわることでした。

5時過ぎるとやはり体を動かしたくなり、いつもののスクワットとダンベル。ここのところ、昼・夕の部は休暇中で朝の1回のみ。

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月曜日なので、体重計にのりました。58.4kg。

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【2016.02.22 朝食】

2月に入ってからの推移を見ると、自宅外泊後の1日59.6kg、8日58.1kg、15日57.6kg、自宅外泊後の先週木曜18日59.4kg。どう見たらいいでしょうか?

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きのうにつづき、皮下注射の2日目。

その後、お昼をはさみ、樋口陽一さんの憲法本の読書。とりわけ集中しないといけない感じがする本です。読み切りました。

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【2016.02.22 昼食】

別の本に目を通しだしたら眠くなり、いつのまにか夕刻の4時半。用事で病室に見えた師長さんに起こされました。

主治医も見えました。今週の血液検査予定と、引き続き風邪や感染に注意!

その後は夕食をはさみテレビ視聴。

TBS系「Nスタ」、6時10分~NHK福島「はまなかあいづ」、7時~福島放送「福島ラーメン新時代」ではマスターからの紹介店含めて10店、うちいわきは1店、8時~NHK「鶴瓶の家族に乾杯」は新地町の後半、今は9時からTBS系月曜ゴールデン「検察事務官・黒ユリ」視聴中。

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【2016.02.22 夕食】

「憲法改正」/人類普遍の原理との決別

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『いま、「憲法改正」をどう考えるか』(樋口陽一著、岩波書店)を読みました。

2012年12月総選挙に先立って公にされていた「自由民主党憲法改正草案」(同年4月27日決定)を受け、2013年5月に発刊されました。当時もブログに掲載しましたが、2度目です。

今回は本書で、この「草案」の性格をわかりやすく表現している三つの種類の論点の紹介です。

160222憲法改正カバー袖_R【カバーソデの本書キャッチコピー

一つは、これまで、「解釈改憲」をしてきたことを明文化し、さらなる踏み込んだ運用を可能にする意図があることです。天皇の元首化、天皇・摂政を憲法尊重擁護義務の名宛人からはずす、国旗・国歌・元号の憲法条文化。「国防軍」を明文化、集団的自衛権行使も前提とされます。

二つは、現行憲法で例外として位置づけられる事柄を、原則と並ぶ取扱いに格上げして条文化することです。著者の言い方では、「近代憲法の通則をその中核である基本権の具体的な適用分野で逆転させる意味を持つ」とされます。
ここでは項目だけ。「表現の自由vs『公益及び公の秩序』」、「政教分離vs『社会的儀礼又は習俗的行為』」、「労働基本権vs『全体の奉仕者』」。
例外の原則化の促進がここでの問題です。

三つは、原則そのものを否定してほかの原則にとりかえることです。
まずは憲法前文から「人類普遍の原理」を消します。「天賦人権説に基づく規定振りを全面的に見直」す自民党としての意図を貫くことだ、と著者。
「共通の価値観を持つ日米同盟」とは机上の空論ということになります。
現行憲法を貫く骨格となる第13条が「すべて国民は、個人として尊重される」としているところ、「…人として尊重される」とします。「個人」でなく「人」。
そして個人でなく家族を「社会の自然かつ基礎的な単位」と宣言し、現行憲法の社会観を逆転させます。
以下、項目。「公共の福祉」でなく「公益及び公の秩序」、権力を縛る憲法から国民が尊重の義務を負う憲法への転換、緊急事態-「協力」から義務へ、憲法改正手続きを容易にする。

安倍は、こうした「憲法」実現に執念を持っていることを軽視できません。なにせ立憲主義も民主主義も平和主義も、人類の普遍的知識の蓄積とは無関係の理解しかできない人物が安倍のようですから(とは著者ではなく、私の見解)。

160222樋口さん_R【一昨年(2014年)9月18日付「しんぶん赤旗」インタビュー記事】

ネットチェック/気象関係情報/日曜日朝のテレビ習慣/読書/昼寝/病院食記録のわけ

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夕べは10時過ぎ就寝でしたが、けさは3時20分ごろ起床。

いまや日課のネットチェック。議員のブログやフェイスブックなどが中心です。気象庁の「地震情報」、いわき市の「気象警報・注意報」および 「いわきの天気」もチェック。

ただ最近は、インフルエンザ感染対策もあったりして、病室から出る機会そのものも減らしており、気象関係情報は見ても上の空状態が現実です。

だいたい5時を過ぎると体がムズムズし、スクワットとダンベルを始めます。

また日曜日の早朝は、「映像散歩」、「名曲アルバム」、「イッピン」、「園芸図鑑」、「うまいッ選」など、6時過ぎまでNHKを見るのも病室での習慣となりました。

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【2016.02.21 朝食】

6時25分からは基本的に何があろうと10分間はEテレの「テレビ体操」。

その後、7時からは午前中、TBS系列番組をサンデーモーニングまで。

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きょうからまた、CHOP療法後、白血球を減少させないための作用を持った薬の皮下注射が始まりました。

その後きょうは、きのう読み始めた渡辺治さんの新刊をいっき読みでした。スケジュールは調整するのでしょうが、全国各地からの講演依頼に引っ張りだこで、この本も「運動で走りながら書いた」とあります。

午後は「憲法改正」にかかわって、2012年12月総選挙に先立って公にされていた「自由民主党憲法改正草案」(同年4月27日決定)を受けて、13年5月に発行されて読んでいた本をもう一度読み始めました。

いつのまにか、笑点が始まってしまった時間まで昼寝。ちょっとまた寝すぎ。

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【2016.02.21 昼食】

毎日飽きずに掲載する病院食ですが、これは、昨年11月16日の夕食から絶食が解かれ、ほぼ2か月ぶりに食事にありつけた食べることへの感動を忘れたくない気持ちがなくはないのです。

と同時に、しばらく付き合うことになる、栄養などが計算された食事とはどういうものか興味・関心があり、記録に残すのも面白い、ということもあります。

また実は、このブログの給食の写真を見て、食事づくりの参考にしている、という話もちらほら耳に入ってきたりして、やめられなくなった、という事情もあります。

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【2016.02.21 夕食】

第二幕に入った安倍政権との攻防/アメリカ、保守支配層の積年の課題を自覚的に取り上げる安倍政権の野望を打ち砕こう!

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『現代史の中の安倍政権』(渡辺治著、かもがわ出版)を読みました。

安倍政権が不退転の決意で出してきた戦争法案に対する未曽有の反対運動のなか、昨年(2015年)9月19日、法案の採決は強行されました。

そして今、この戦争法を廃止させる運動として、法案反対運動は、発展しようとしています。

法案反対運動は、2014年12月15日に「戦争させない・9条壊すな総がかり実行委員会」という、かつてない壮大な共同の組織と、政党間の共闘の経験をつくりあげました。全国各地にも多様な共闘組織がつくられました。

150919強行採決前夜_R【参院本会議採決強行(2015年9月19日)前日には4万人が国会包囲。14日4万5千人、16日3万5千人

また、運動に参加した各団体や九条の会がこうしたとりくみにあらためて確信をもつとともに、SEALDsやママの会、学者の会など新たな階層の運動が定着しました。

さらに、これらの運動を通じ、「戦争する国づくり」をストップさせるには、政治を変える、戦争法を廃止するにはその意志を持つ勢力を議会で多数派にすることをおいてほかにないことをも自覚させました。

150831国会前10万人行動_R【「国会前10万人、全国100万人大行動」(2015年8月30日)では国会を12万人が包囲、全国では1000か所以上でとりくまれた】

戦争法をめぐり、第一幕でのこれら教訓をつかみ取って、その推進と反対の攻防の第二幕に立ち向かう時です。

本書は、第二次安倍政権が集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行した2014年7月1日直後から、戦争法を強行するに至った2015年9月19日直後までの1年数か月間に書いた論文のうちの5本に加筆したものです。

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著者は、戦争法案が国会に出た昨年(2015年)5月以降、11月までの半年余りの講演だけでも70回を超えたそうです。まさに安倍政権の戦争法との対決の同時進行の産物といえます。

アメリカ、保守支配層の積年の課題を自覚的に取り上げようとするこの安倍政権の野望を打ち砕き、立憲主義、民主主義、平和主義をとりもどすため、力をつくしましょう!

CHOP療法翌日/3度の薬/PTP/バイタルチェック/入浴/難しいバランス継続/インフルエンザ

CHOP療法翌日はけっこう退屈です。

吐き気予防の午前中(朝)に服薬するカプセル剤は、きのうは125mg、そしてきょう・あすは80mgの3日分セットになっています。

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また、CHOPのPのプレドニン(5mg)は、錠剤として朝10錠・昼4錠・夕2錠をきのうから5日間、朝のバイタルチェック時に看護師が持ってきてくれます。

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【朝。右端が吐き気予防のカプセル剤】

ほかの薬は、入院以来の定期処方錠剤で、朝5錠、昼4錠、夕6錠です。「3度の薬」といっても、同じ薬を3度飲み続けるわけでなく、自分であらかじめ仕分けないとなりません。

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【昼】

服薬する直前、PTP(press through pack)包装シートからそれぞれ取り出した「裸の」錠剤を並べてみました。

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【2016.02.20 朝食】

PTPというのは、業界用語みたいなもので、錠剤やカプセルをプラスチックとアルミではさんだシート状のもの。プラスチック部分を強く押すことでアルミが破け、中の薬が1錠ずつ取り出されるしくみになっています。こうして空気にさらすことなく保管できるというわけです。

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【夕】

退屈と言っても、1日4回の定時の看護師によるバイタルチェックは欠かせません。朝7時前、午前9時半ごろ、午後2時半ごろ、午後7時半ごろですが、回ってくる患者さんによって小一時間にもならない幅はあります。

とくにきょうは翌日なので、血圧は4度とも測りますが、まったく異常なし。

自分で測る(電子体温計が勝手に測りますが…)体温もきょうは4度とも36度台の平熱を保っています。

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【2016.02.20 昼食】

午後2時半過ぎには入浴。自宅外泊で17日午後に入って以来、治療の2日をはさんで3日ぶりでした。

ここしばらくは入浴者が多いみたいで、空いている時間を逃がすと、少なくとも湯船につかることができません。けっこうこまめに様子見に行ったりします。

きょうはそんなわけで、テレビ視聴、新聞読み、読書、ネット調べ、ブログ更新と、退屈しのぎにはいいバランスの時間配分ができた気がします。

この連日のバランス継続が難しいのです。

なお、新たなインフルエンザ感染者が発生し、また家族を含めて面会制限です。

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【2016.02.20 夕食】

5野党党首会談で4項目合意/戦争法廃止法案共同提出/日本の未来の方向

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ネット上ではきのう(19日)から流れていた5野党の選挙協力での合意について、朝6時のNHKニュースも報道していました(4時半、5時のニュースも見ていましたが、流れていなかったのでは…)。

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きのうは昨年9月19日に戦争法が強行成立させられてから5か月目でした。野党5党首が国会内で会談し、戦争法を廃止する法案を国会に提出すること、そして、5野党として、4つの事項(記事参照)について確認し、その具体化をはかることも確認されました。

160220戦争法廃止法案

戦争法廃止法案はさっそく5野党共同で衆議院に提出されました。

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この日の「2・19総がかり国会前行動」には衆参の議員会館前から国会図書館前まで、主催者発表で7,800人が参加。民主・枝野幸男幹事長、共産・山下芳生書記局長、社民・又市征治幹事長、維新・初鹿明博衆院議員があいさつ、生活・小沢一郎代表がメッセージを寄せました。

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市民連合の広渡清吾さん(専修大学教授・前日本学術会議会長・安全保障法制に反対する学者の会)が「全国の市民の力が、野党を動かしたと確信します。安倍政権打倒までともに頑張りましょう」と発言。

高校生グループ「T-ns SOWL(ティーンズソウル)」のメンバーは、「きょうが新たな一歩です。国民が、自分たちが、野党を引っ張って声をあげ、安倍政権を追い込んでいきましょう」と訴えました。

日本の未来の方向がどこにあるか、明らかだと思います。

BC級戦犯裁判/裁判理解と日本人の戦争責任問題

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『BC級戦犯裁判』(林博史著、岩波新書)を読みました。

著者によるBC級戦犯裁判についての総括的な試みで、11年前、2005年に発刊されました。

この本は、著者が1980年代から90年代にかけてマレー半島各地で、日本軍の住民虐殺からかろうじて生き残った体験を聞き取った人たちを思い浮かべながら書き上げたようです。

160220BC級p.61_R【本書61ページ掲載の表】

 国際軍事裁判所条例によれば、「平和に対する罪」(A級)、「通例の戦争犯罪(戦争の法規または慣例の違反)」(B級)、「人道に対する罪」(C級)の三つが定式化されています。

著者によれば、資料収集・調査・研究によって、「やっとBC級戦犯裁判の全体像が見えてきました」。

ただ一方で、「今後、戦犯裁判に関する資料の公開や調査研究の進展によって、本書の記述も書き換えられるべき点がいろいろ出てくるでしょう」とのこと。

160220BC級カバー_R【本書の表紙カバー袖のキャッチコピー】

それでも「本書がそうした今後の研究や戦犯裁判理解にとって、さらには日本人の戦争責任問題への取り組みに何らかの貢献ができれば」との思いが詰まっています。

私はそんな問題意識も持って本書を手にしたはずなのですが、10年にわたって進展がありませんでした。

これを機に…

入院治療最後のCHOP/いったんストップ/全行程終了まで5時間55分

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いよいよ、きょうはCHOP療法の最後の治療日です。

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開始前は、体温、血圧・脈数のチェック。

同じく例によって、吐き気・嘔吐予防のカプセル剤、それにCHOPのPのプレドニン錠5mg10錠を服薬。

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【2016.02.19 朝食】

カプセル剤はきょうから3日間の朝に服薬するセットになっていて、きょうは125mg、あす・あさっては80mgです。

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点滴開始は午前10時27分。最初は制吐剤の1回目です。以下、薬の名前は面倒なので、この病院で使っている商品名です。

制吐剤はグラニセトロン。3mgの成分が100mlの液体に溶かしこまれています(3mg/100mlと表記)。

11時7分に終了し、次に化学療法本体に入って、エンドキサン1200mg/500ml。

昼食をはさみ、午後1時16分にエンドキサン終了。2時間予定がたったの9分オーバーでした。

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点滴台に赤い色のピノルビン80mg/100mlをセットしたうえで、フィルデシン4mg/20mlを10分弱の時間で点滴チューブの途中に注入。

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【2016.02.19 昼食】

注入後、「難関」のピノルビン点滴開始は1時26分。「難関」よろしく、1時間14分後の2時40分には点滴部位近辺の痛みと赤みによりいったんストップ。

針を同じ右手の別の血管に差し替え、3時3分再開、3時22分には何とかピノルビン終了です。

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終了と同じ時間に、2回目の制吐剤グラニセトロン3mg/100ml開始。

4時22分にはきょうの治療点滴全工程を終了しました。

 

ピノルビン時の針差し替え作業時間23分を加え、所要時間は5時間55分でした。

きょうの点滴時は寝る時間が多かった。起きている時間はテレビ視聴。午後3時過ぎには、衆院予算委員会で共産党の真島省三・宮本岳志両議員の質疑の様子を見ていました。

ともかくこれで、入院してのR-CHOP療法の予定した8回の治療が終わり、あした1日をあけて、あさって日曜日から10日間+αの期間、白血球を減らさない作用の皮下注射を打ち続け、血液の様子を観察することになります。

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【2016.02.19 夕食】