街宣/作品展/重税反対集会/大地震

平神谷(かべや)地域の国道6号線沿いで金曜日朝の定時定点。

午前中は私が住む住宅街3か所を含めて6か所の街頭から訴え。ドリンクの差し入れがあったり、散歩されているかたがたから声援、公園でたたずむかたからは両手を振っての声援。

午後は平文化センター4階で開催中の年金者組合いわき支部作品展鑑賞後、2階で行なわれた第31回3・13重税反対全国統一行動いわき市集会で党を代表してのごあいさつ。

この集会が最後にさしかかったときです、大地震。生まれて初めて体感する大揺れです。

つどいを予定していた地域へ行くと、どのお宅でも家の中のものが倒れたり散乱したりしている状態。ブロック塀が全部くずれてしまったお宅もありました。

【いわき市美術館前の歩道】

テレビをみると、小名浜港や宮城、岩手、青森などでの津波の被害の様子。

わが家のご近所では屋根瓦が落ちる被害。

医療生協の介護施設も被害にあい、妻は利用者とともに病院に退避し、病院泊。

海側へ向かうわけにもいかず、通信も通じず、どこまで被害が広がるのかわからないニュースに見入るばかりでした。

2か所の定時定点/「語ろう、きいてみよう会」/税金の使い道

木曜日朝は2か所での定時定点。1か所目が7時半過ぎから8時前、2か所目が8時過ぎから8時20分前ぐらいです。

どちらの場所でも手を振ってくれたり、おじぎしていってくれたり、目を合わせてニコッ、としていってくれて通勤されるみなさん、ありがとうございます。

小名浜地域で、「はせべあつしと語ろう、きいてみよう会」がありました。医療生協支部の党後援会員が企画してくれました。

「竹島問題での民主党議員のあの姿勢はどう見るの?」、「子ども手当てはどうなるの?」、「民主党が言っていたことと今の姿勢はさかさまじゃないの?」、「福島空港を使ったことがあるけど、いらないんじゃないの?」、「あぶくま高原道路はほとんど車は通らないよ」、「小名浜の人工島は何の必要があるのか、という人が多いけどどうなの?」と、まぁ、ともかくあたりまえの疑問が次つぎ。

県議会では、共産党以外の議員がすべて「与党」で、空港も県営高速道路も人工島も推進して税金をつぎ込みながら、暮らしを圧迫する税金の使い方にみなさんびっくりです。

税金の使い道をチェックできないオール与党議員はいらない! 共産党の議員こそ必要だ、とはっぱをかけられました。

職業としての科学

『職業としての科学』(佐藤文隆著、岩波新書)を読みました。

著者は世界的に著名な宇宙物理学者で、私が学生時代は現役の教授でした。お会いする機会はありませんでしたが。

本書は、「科学とはなにか」といった話でなく、日本で言えば70万人、世界全体で700万人の研究者たちが担っている現代の科学界を前提に、科学の制度が常人の職業として持続可能であることが肝要だ、という話です。

そのためには、若者が、狭い経験や眼前の現実に目を奪われずに、歴史で想像力を養う思考の転換が必要だ、と訴えています。

民主党政権の「事業仕分け」で、「世界一でないとなぜだめなのか」という詰問にハタと目を覚まされた、ということから話が始まっています。

「アメリカの政策と連動した日本での科学技術基本法制定を通して見れば、冷戦崩壊が転換期のスイッチ」といったことを含め、「歴史的に科学にこびりついているイデオロギーを俯瞰的に理解」し、「歴史から想像力を育む一助となれば」とは著者の願い。

介護保険/官僚主導/選挙論戦

民主党政権のもとでの初めての介護保険法改定案(2012年度実施)の概要がきょうの「しんぶん赤旗」で報じられています。

要するに、介護保険給付の対象となっている現在の要支援者を保険給付からはずす仕組みづくりです。

自民・公明政権のもとでの前回06年改定では、「要支援」と「要介護1」の軽度認定者にサービス利用を抑制させ、保険給付費を節減することを目的に「新予防給付」を創設しました。

今度は保険はずしです。理念を持たない民主党が政権につき、介護給付費削減を一貫して進める厚労省官僚の言いなりの姿が歴然です。「脱官僚」を言い張っていた民主党政権の成れの果てです。

介護保障と言える介護保険制度へ政治主導が求められるのに、言っていたこととさかさまなことを官僚主導で進める民主党政権では絶望的です。

けさの定時定点はJR線北側の国道399号線沿い。

きょうは一日、県党の会議でした。県政が県民の暮らしに向いていない事実、共産党以外の「オール与党」がこれを支えている事実、県にお金がないのでなく、県民への思いやりがないこと、こうした県政・県議会の現実の姿を伝えること、そして共産党の役割・値打ちをしっかり訴えることが、選挙での論戦上の基本であることを議論しました。

小名浜/赤井・小川街宣/同級生のお姉さん/とろろ芋

火曜日朝は小名浜での定時定点。きょうもこの地域・職場の後援会員4人が出てきてくれました。手を振っていってくれるかたも多く、ほんとうにありがたいです。

午前中は、赤井・小川地域の5か所の街頭から訴え。それぞれの場所で話し終えてから聞いていてくれたかたやご近所にごあいさつします。

ある場所ではちょうど出かけるかたが車を止めて運転席の窓を開け、「こうして地道にしている姿をいつも見ている。オレは間違いないが、がんばってくれ」と。

またある場所の近所の商店に寄ると、なんと、私の中学同級生のお姉さんがお嫁さん。「そういうわけで前から知ってたんだ。商売柄、表立ってはできないが、お客さんにあいさつしていって」と、お連れ合いのだんなさん。

この地域ではいつも通る道路沿いなので、初めて知ってびっくりです。その中学同級生は、私の結婚式の司会をしてくれたんです。

午後は中学教員OBの後援会員がお知り合い宅を案内してくれました。

ある教え子宅ではお母さんと何十年ぶりかの再会。77歳で毎日農作業をすることで健康を保っている、とのこと。りっぱなとろろ芋をいただきました。ありがとうございます。

冷たい雨/みぞれ/メモ

月曜日朝は、わが家のそばの街道沿いと、バイパス道路の出入り口の2か所での定時定点。冷たい雨の中でしたが、それぞれの場所で後援会員が「旗持ち」と「手振り」に出てきてくれ、通勤されるみなさんから手を振っての声援も目立ちます。ありがとうございます。

午前中は神谷(かべや)・草野・四倉(よつくら)地域を宣伝カーでまわり、6か所の街頭から訴えました。ずっとみぞれで、さすがに外に出ているかたは見かけませんでしたが、ある農家では話し終えると外に出て手を振って送り出していただくかた、そして通っていく車からのパッシングや手を振っての声援に感謝です。

午後もずっと雨模様でしたが、平市街地の東部の後援会員とハンドマイクを持って6か所の辻で訴えました。あるスーパー近くでは、話し終えると駐車場の車から出てきて寄ってくる若いお母さんから「メモ用紙」を渡されました。

「ずっと日本共産党を応援してます。がんばってください」と。

車の中で話を聞いてくださっているあいだに書いてくれたようです。なかなかない出会いです。

平東部9か所/川前町など6か所/滝

午前中は、9時からのいわき郵便局前を皮切りに、平地域の東部中心に9か所の街頭から訴えました。

ある団地前では、ベランダに出て最後まで聞いてくれるかた。拍手で送り出していただきました。田んぼの真ん中では、近所の農家から外に出て最後まで聞いていただき、ここでも手を振って送り出していただきました。感謝、感謝です。

スーパー前でも、駐車場で立ち止まって聞いてくれるかた、車で通りかかるかたがたからはクラクションや手を振っての声援。ありがとうございます。

午後は小川町の磐越東線江田駅前から始まり、川前町の駅前や上・下桶売(おけうり)地域6か所の街頭から訴えました。

「はせべさんですね」と初対面のかたから声をかけていただいてびっくりしたり、家の前に置いてあるイスに座って最後まで聞いて拍手をいただいたり、出てきて聞いていただいたり。ものすごく励まされる「街宣ツアー」です。

途中、夏井川渓谷の「篭場(かごば)の滝」に寄りました。

街宣・訪問・街宣/力強い励まし/飛び出てくる人

午前中は小名浜地域で5か所の街頭から訴え。

散歩中のみなさんが声をかけてくれたり、車で通りかかるかたから手を振っていただく姿が目立ちます。

午後は、引っ越す前の小名浜生協病院があった近所を訪問。医療生協でお世話になっているかたがたです。

「午前中、子どもの医療費は中学卒業まで無料に、って話してましたよね。ぜひお願いします」、「民主党にはあきれた。共産党以外では政治はよくならないことがはっきりした」、「今の国会は政治じゃない。自分たちの身分をどう保つかに汲々としているだけ」、「県議会も共産党以外からは何をしているのか何も伝わってこない。ぜひがんばって」、「今度こそ」と、力強く励まされます。

夕刻は高久(たかく)地域で4か所の街頭から訴え。

近所のお店のご夫妻が「飛び出て」きてくれ、「今度は頼むよ」と。

6号線/つどい2連チャン/党綱領/懇願

金曜日朝は神谷(かべや)地域の国道6号線沿いで定時定点。

「あしたは事務所に行くからなぁ~」と運転席から声をかけていただくかた、高校同級生のお連れ合いも手を振っていってくれました。

午前中は私の地元・郷ヶ丘(さとがおか)の後援会員宅で「つどい」の2連チャン。

市議選と県議選では身近でがんばってくれる共産党を応援していたが、国政ばかりはずっと民主党に期待していた、というかたも参加してくれました。

「民主党にはがっかり。ああいう姿を見て、共産党も言っていることと違うことをやりだすことはないのか聞きたくて来た」と。

日本政治が国民の暮らしをないがしろにする根本に、財界とアメリカに奉仕することが政治の仕事と心得る誤りがあり、これをただしてルールある経済社会と日米友好関係を築くことこそが日本社会の未来を切りひらくことを「綱領」で示しているのが共産党なので、そうした展望を持ったうえで現在の政策を打ち出しており、綱領も理念もなく、この日本をどう見てどういう国づくりをしたいのか国民に示せない民主党との違いの話に、いたく納得していただき、私もすっきりです。

午後は教員OBの党後援会員と好間(よしま)地域を訪問しました。

やはり民主党に期待し続けていたというかたは、「あんたに当選してもらわないと、われわれの声が通らない。投票したのに落選した、とはならないようにしてくれ」と、もう、懇願されました。

「私も内郷一中卒業」、「高坂小で仕事をした」というかたも。

話題は強行採決/約束とさかさま予算/ペロは散髪

木曜日朝は2か所での定時定点。

きのうの午後からきょうにかけては、寒さがいちだんときびしいです。

きのうもそうですが、街頭から話す話題の最初は来年度予算案の衆院強行採決。財政が大変といいながら、大企業と大資産家には2兆円の減税です。大企業の内部留保は244兆円にふくれ、現金・預金など手元資金が64兆円と「カネ余り」であることがわかっているのに、です。

見直すと言っていた米軍への「思いやり予算」もそのまんまのうえ、日米軍事同盟強化の方向です。

一方で年金給付削減など、自民党政権とぜんぜん変わらない社会保障切捨て。

「国民の生活第一」「対等な日米関係」と国民に盛んに言い、約束していたこととはまったくさかさまな予算案です。

しかも、この予算案と表裏一体の予算関連法案は先延ばし。予算関連法案にはまったく展望がないままの数頼みの強行採決です。

理念なき民主党政権を生んだ責任をはっきりさせてほしいもんです。自らの言論を検証する記事がいつ出るのかと期待しているのですが。もっとも、責任を感じなければ検証もできませんが。

ペロは散髪。