特別委理事会と特別委員会/傍聴/各会派にも説明

「子育て・健康・医療対策特別委員会」の理事会が午前中にあり、午後から特別委員会でした。

理事会では、きょうの会議の運営の確認をしましたが、私から、福祉公安委員会で焦点になっている県民健康管理調査検討委員会の会議運営に関しては、場合によってはこの特別委員会でも執行部説明と質疑を求めることが必要なことを提起しました。

午後から福祉公安委員会での審議なので、その状況を受けての確認としました。

特別委員会では、屋内遊び場確保事業など子どもをめぐること、除染や線量低減化活動、少人数教育などに質疑が集中。

私からも、線量低減化活動支援やその活用しやすさの中身、医療機関での放射線相談外来設置支援事業の拡充、子どもたちに対する放射線に関する教育の充実について県の考えをただしました。

特別委員会後、福祉公安委員会が開催され、県民健康管理調査検討委員会の会議運営に係る調査報告がされ、私たちも傍聴しました。

ここで執行部が説明したことに関しては、委員会後、執行部が各会派に対して同様の説明をしました。

執行部の調査報告の結論は、「事前の意見調整や口止め、振り付け等の事実は認められなかった」というものです。その点では、先日の本会議での副知事答弁どおりですが、きょう公表された検討委員会の「進行」表では、そうは言いきれない記述があることも明らかです。

この点をあすの総括審査会でたださなければなりません。

体力測定/体力年齢/彼岸花

体育の日のきょう、「いわきスポーツフェスティバル」の会場になっているいわき市立総合体育館へ行きました。

様子だけ見るつもりが、受付で、「体力測定もしてるから、楽しんでみて」と声をかけられ、その気になってしまいました。

血圧を計ってから、立ち幅跳び、長座体前屈、上体起こし、握力、反復横跳び、シャトルラン(往復持久走)のメニュー。

記録はおいてきてしまって不確かですが、立ち幅跳びが166cm、上体起こしが18回(30秒?)、反復横跳びが47回(30秒?)、シャトルランが48回(片道20mなので960m)、握力が43kg、苦手な長座体前屈は2回目が1回目より10cmほどよかったはずですが、覚えていません。

握力は、小学校低学年時の右手首骨折の影響で、左手よりも10kgはいつも弱いのです。

それで、きょうの記録による体力年齢は年相応なので、まあまあ。

朝早くには、ペロも散歩の体操。

今年はなかなか見かける機会がなかった彼岸花が、今満開のようです。

3・11爪痕/行列といっぱいの人/復興便乗

介護施設責任者の妻はきのうからあしたの3日間ではきょうだけが休みなので、いわき小名浜みなとフェスティバルに2人で行きました。

朝から雨模様なのですが、臨時駐車場があちこち満車でした。昨年の3・11の爪痕がそのままの様子がまだあちこちに残されています。その向こうが会場です。

実は、きのう、さんまポーポー焼きとウニの貝焼きを食べた店は、妻の実の姉夫妻のお店なのです。

Sea級グルメゾーンでは行列ができるお店がまたあちこち。

日本そば博覧会のゾーンもいっぱいの人でした。

昼前のメインステージはサモアダンスでした。

「復興」に便乗した人工島造りとそこに架ける橋の宣伝はいただけません。県も市も、震災前から優先課題として国に要望していることで、私たちは、税金の無駄使いだと批判し続けています。県と市は、今度は復興の象徴みたいに言い出しているのです。

午後は地区党の会議があり、市議選の総括、今月の活動方針を確認しました。

みなとフェス/津波にのみ込まれた所/交流のつどい

いわき小名浜みなとフェスティバルがきょうから3日間の日程で始まりました。

68テントの「いわき大物産展」、全国ばかりか韓国も含め18テントの「第18回日本そば博覧会」が3日間、やはり全国から22テントの「Sea級グルメ」、「太平洋諸国舞踊祭」がきょう・あしたの2日間、ほかにも「栄養・歯科相談」などの「アラカルトゾーン」、「ユニバーサルデザイン(UD)すごろく」などの「ららミュウゾーン」の同時開催イベントも盛りだくさんです。

テントは全部で130だそうです。

会場の「小名浜港アクアマリンパーク」は、昨年の3・11に津波でのみ込まれた場所です。あの日直後から、私も何度かおとずれてがく然とした場所です。ものすごく感慨深いです。

大物産展のテントの一つで、北海道産さんまのポーポー焼き、ロシア産バフンウニの貝焼きをいただきました。もちろん、いわき地元のお店です。

午後は「高橋あき子市議地域後援会交流のつどい」。

衆院5区予定候補の吉田えいさくさんも参加し、楽しい時間を過ごしました。

「毎日」報道/常任委2日目/傍聴

「毎日新聞」は、おとといの県の健康管理調査検討委員会に関する報道の「裏付け」となるかのような報道。

県や健康管理調査に対する県民の不安を広げ、深める効果があることは間違いありません。福島県にこれ以上住むのは危ない、と思う県民の声も聞いています。

私には、その報道の意図がわかりません。しかるべき立場にあるであろう情報提供者の意図もわかりません。

きょうは企画環境常任委員会の2日目で、企画調整部の審査でした。

補正予算に関わる地域づくり総合支援事業や県民カレッジ推進事業の具体的中身、一般的事項では、県総合計画見直しに関わって行なわれている「地域懇談会」での県民の声、避難地域復興局に寄せられている県駐在員の「現場の課題」、また、復興局として、避難元自治体が生活拠点としようとしているいわき市から要望されている医療・福祉の整備についてどう図るのか、現時点での考えをただしました。

委員会終了後は福祉公安常任委員会を傍聴。「毎日」報道に関わり、保健福祉部長は、今議会中に調査し、資料なども委員会に示したい、と表明。調査結果によっては、先日の本会議での副知事答弁の訂正もありうることにも言及していました。

今議会は11日までの予定です。

健康管理調査検討委員会報道に関する申入れ/生環部審査の常任委

県民健康管理調査検討委員会をめぐる報道に関して、きのうの副知事答弁、そして担当部署職員から事実経過を聞き、知事あてに申入れをしました。

放射線被害への不安や行政不信が広がっているただ中での報道であり、影響は大きいものがあります。

「徹底した情報公開で行政への信頼回復に努めること」「誤解を招くような会議の持ち方を改めること」「県民健康管理調査について、県民の立場で丁寧な説明をするよう徹底すること」の3点を副知事に申し入れました。

きょうは常任委員会の初日。生活環境部での知事提出議案・一般的事項・請願審査、それに議員提出議案(意見書案)について審査しました。

補正予算で計上されている県ブランド・イメージ回復支援市町村交付金事業、また、事故原発の県独自の監視体制の検討状況、原発周辺の県設置の残存モニタリングポストの解析の概要、国による「事故収束」宣言が及ぼしている多大な影響からその撤回を求めることなどについて、質疑したりやりとりしました。

ほかの委員の質疑も活発でした。

議案への態度/一般質問2日目/「秘密会」報道

県議会も中盤を迎え、あしたからの常任委員会で議案に対する態度について、いろいろな動きが始まります。

私たちが委員を出せていない福祉公安委員会の請願・意見書について、委員会としての考えを役員が伝えに来てくれました。私たちの意見を伝えることができるので、こうした配慮はありがたいです。

私が所属する常任委員会が所管する意見書議案について、意向の確認と賛同を求める相談もあります。

そのたびに私は、党県議団としての態度を確認するために、団会議に提起です。

午後は一般質問の2日目。自民、民主・県民連合、自民、民主・県民連合、公明の5人です。

最初の自民党の質問冒頭は、きょうの「毎日新聞」が報じた県民健康管理調査検討委員会の「秘密会」があったかのような問題でした。

けさの報道記事を見たときから、私個人としては、記者個人の主観を感じ、どこまで取材して報じたのか疑問でした。

議会日程終了後、担当部署職員から話を聞きました。県側の話は理解しましたが、マスコミが県民に対して何を真実として報じるのか、放射線被害に関して被災者の立場にどこまで真剣に立ちきって報じるのか、私は、少なくとも「毎日」記者の立場に疑問を感じています。

『女性のひろば』/一般質問初日/宮川さん登壇

日本共産党が発行している『女性のひろば』という月刊誌があり、県議会としてのチェルノブイリ調査についての原稿を頼まれ、解放された気分もつかの間、ホットなうちにとりかかり始めました。

県議会はきょうとあしたと一般質問。質問時間は20分。

きょうは自民党、民主・県民連合、未来ネット、日本共産党、自民党の順に5人が登壇。

日本共産党は宮川えみ子さんです。

原発問題、雇用対策、地域防災計画と災害時要援護者対策、仮設住宅支援、いわき市の諸問題、漁業問題の6つのテーマで、30項目の質問です。

再質問、再々質問のそれぞれの5分間もめいっぱい使っての質問でした。

傍聴に見えたみなさんと控室で。

団会議/質問検討

県議会は「議事都合による休会」ですが、私たち県議団は団会議。

あしたの宮川えみ子さんの一般質問、10日予定の宮本しづえさんの総括質疑について検討しました。

一般質問については、質問趣旨の確認作業は執行部とのやりとりは終わっているので、おもに演説部分、そして執行部答弁後の再質問構想です。

合間に、生活環境部自然保護課をたずね、相談を受けていた「有害獣捕獲活動」について、県による助成など市町村支援の概要を聞きました。

アンバランス/ペロと散歩の甲斐

朝、日課の6時25分からのテレビ体操をして感じたのが心身のアンバランス感。

6月定例県議会が7月4日に閉会後、9日からの海外行政調査、その速報版報告書づくりと最終報告書づくり、その間に候補者選対本部長をつとめた市議選、県議会常任委・特別委のそれぞれの視察、県議会エネルギー政策議員協議会理事会の準備と対応などが続き、そして開会中の9月定例会。

3日前に議長に海外行政調査最終報告書が提出され、おとといが調査団の「打ち上げ」。

ちょっと疲れるのもやむなしです。出かける予定をやめて、ペロと散歩。

出かける前からいかにも喜んでくれるので、散歩の甲斐があります。