ご無沙汰です

2月1日に5日間のESHAP療法を終え、翌2日の昼食前からやや体調不良。少しご無沙汰し、ご心配をおかけしました。今後も時どきあるやもしれません。

ステロイド剤の投与ストップによる影響があるかも、という医師の判断があり、ステロイド剤が再開。徐々に減らす方針。が、食欲も減退し、治療上のいろいろなメニューもうわの空だったような。2日に予約が入っていた「心エコー」、3日に新たな投与を言われていた“なじみの”分子標的薬・リツキサン後は、24時間「完全畜尿」、簡易心電図24時間装着、その他各種点滴の追加について、あまり覚えのないままきょうに至っています。が、日曜日のきょう、気分はずいぶんとすっきりとしています。

娘と妻が面会(身の回りの世話)に来てくれています。おかげで湯ぶねに入れました。ちなみにここのお風呂は1人用で、その日の朝9時過ぎからの予約制です。

ESHAP最終5日目/点眼/リハビリ/見舞い

ESHAP療法も最終5日目。

10時からソルメドロール(メチルプレドニゾロン)、10時半過ぎから制吐剤(アザセトロン)、11時過ぎからこの療法最後の抗がん剤・シタラビンを2時間。その眼への副作用予防のため、きょうから朝・昼・夕・寝る前とシタラビン投与終了後、5日目まで点眼剤投与。

むくみ・体重増対策はまだ思わしくなく、午前・午後と体重を見ながら引き続く利尿剤の投与。

きょうからは、リハビリ開始です。とりあえずきょうはベッド上で足の屈伸をしてもらったり、病棟内歩行の様子を見てもらったり。

昼過ぎには、息子、娘がそろって顔を出して見舞いに来てくれました。

文化と政治を結んで

不破哲三『文化と政治を結んで』(新日本出版社)を読みました。 昨年の再入院後に発刊(10月)されて、読む機会を逸していましたが、今年に入って注文・購入し、読むことができました。「文学」に限らず、「文化」に疎い私の視野も広がるというもんです。「目次」だけ紹介しておきたいと思います。

「伸子・重吉の『十二年』-未完の「大河小説」を読む-」、「本と私の交流史」、「文学についての発言から-マルクス、エンゲルス、レーニン-」、「水上勉さんとの交友のなかで」、「宗教者との懇談会で」、「『子午線の祀り』をめぐって-木下順二さんとの“対話”-」、「益川敏英さんとの素粒子対談-素粒子のふしぎから憲法九条まで-」。

益川さんの言葉、「基礎科学をきちんとキープする文化というのはかなり意識的にやっていかないといけません」が印象に残ります。