あす、「無菌室」へ

あした(2月28日)、「無菌室」へ移ることが決まりました。

特別な高性能フィルターを使ってきれいな空気を循環させている病室です。「無菌」と言っても、いっさい菌がないわけでなく、土やほこりなどに多くて、一般の環境に存在するカビの一種「アスペルギルス」をとくに除去し、それによる肺炎を予防する効果があるそうです。

医師の話では、病室環境というか、移植へ向けた準備環境に慣れるためにも、急がずにじっくり進めていきましょう、とのこと。

とりあえずあしたが血小板の輸血、あさってが中心静脈カテーテル(CV)の挿入予定。

虹のブックレット・総合事業の光と影

日本医療福祉生協発行の「虹のブックレット108」『総合事業の光と影』を読みました。妻が先日いわきへ戻った際、職場から持ってきてくれました。介護保険法による総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)は、先行実施自治体もありますが、今年4月からすべての自治体で始まることになります。

おおよその方向が出てきた段階で、私も福島県議現職時、県の役割をどう果たすか、ずいぶんと詰めた質問もしましたが、肩すかしに終わっています。(2014年12月定例会代表質問、質問3~4㌻、答弁11~12㌻、再質問18㌻、再答弁19㌻。2015年9月定例会一般質問、質問2~4㌻、答弁7~9㌻、再質問・答弁11~12㌻。日本共産党福島県議団ホームページ・「トピックス」参照)

それはともかく、「介護給付費の削減」と「新たな介護予防への展望」という二つの側面、「光と影」を持つ総合事業です。

「介護予防」「自立支援」「社会参加」という、医療福祉生協の活動そのものが総合事業と重なるのは明らかです。

こうしたなか、人権に根ざした社会保障や医療・介護制度を意識的に強く求めると同時に、この総合事業にどう向き合うか、議論をどう進めるか、遅滞ない対応をどう進めるか、を示します。