ESHAP療法

きょうから始まる療法は、「ESHAP(エシャップ)療法」という、サルベージ(救援)療法の1種です。

これまでの療法同様、使用する薬剤からの文字を並べたものです。エトポシド、ソルメドロール、シタラビン、シスプラチンを使います。エトポシド、シタラビンは前も使っていました。ソルメドロールはメチルプレドニゾロンのことで、シスプラチンが私は初めてお目にかかります。けさ始めた点滴は、きのうも最初にした、化学療法に伴う高尿酸血症予防薬、そして胃薬。11時に開始したのが硫酸マグネシウム補正液を生理食塩水で希釈したもの、その後、血糖値を測ったうえでプレドニン注射液、制吐薬、そしてエトポシド。エトポシドでは、口内炎予防のため、のどをアイスノンで冷やしたり、氷を口に含んだり。この時点で、時間当たり点滴量を機械で調整するのが3種類。その後に水分補給の点滴が24時間、これはきのうから続けていて、治療中、ずっと補給し続けます。

最後のシスプラチンを21時間。医師の指示票によれば、「硫酸Mg」から「シスプラチン」のメニューがきょうから3日間続くことになります。

ところできょうは治療中の昼食後、よりリーゾナブルなベッドに引っ越しました。また夕刻、担当医から、今後の治療方針について詳しく説明を受けました。