中央委員会報告会/街宣10か所/励まされる声援

131116県委員長報告

午前中は、党の第9回中央委員会総会・党大会決議案の党地区委員会による報告会に参加しました。

久保田仁県委員長・中央委員の1時間余りの報告と、菅野宗長地区委員長の党勢拡大運動の訴えがあり、参加者からの発言もありました。

131116平窪街宣2

午後は、平北部地域のいっせい行動で、私は平窪地域の街宣行動に参加しました。

けっこうこまごまと10か所から訴えました。メインは「特定秘密保護法」案を止めさせよう、という集中行動です。

私は、10月9日に県議会全会一致で採択した「特定秘密の保護に関する法律案に対し慎重な対応を求める意見書」も紹介しながら、国民の目・耳・口をふさぐこの法案の危険性を訴えました。

意見書では、「原発の安全性に関わる問題や住民の安全に関する情報が、各施設に対するテロ活動防止の観点から『特定秘密』に指定される可能性がある」「国民の生命と財産を守る為に有益な情報が、公共の安全と秩序維持の目的のために『特定秘密』の対象に指定される可能性は極めて高い」「本法案は、情報掩蔽(えんぺい)を助長し、ファシズムにつながるおそれがある。もし制定されれば、民主主義を根底から覆す」と断じています。

131116平窪街宣1

かなり久しぶりの街宣でしたが、すれ違う車からご夫妻で手を振ってくれる姿、近所から聞いてくれて拍手していただくかた、車を止め、話し終えてから声をかけてくださるかた。ほんとうに励まされました。ありがとうございました。

あす・あさっては1泊で全県地方議員学習交流会議に参加します。

県議会議長・副議長選をめぐって

131113臨時議会開会

今だからはっきりしておきたいのですが、県議4年任期の間に、議長・副議長は2年任期で替える、という福島県議会の慣例にかかわってです。

11月8日、臨時議会を11月13・14日に開催することを確認する各派交渉会があって、私が共産党会派からの委員として初めて参加しました。この場で議長と副議長が、「わたくしごと」と言いながら、14日に辞職することが表明されました。

なので14日には、議長・副議長選が行なわれることははっきりしていました。

それまでに地元紙報道では、議長・副議長に自民党所属議員がなるかのような「党内人事」として報じていました。

私たちとしては、従来、議長は第一会派、副議長は第二会派から出すことが、公平・公正を保持する最低限の条件という立場で臨んでいました。

そんななか、第二会派の民主・県民連合の姿が見えなかったので、私がその控室を11日におとずれ、私たちの意向を伝えました。

131108民主役員

翌日、民主・県民連合から、「副議長に候補者を出す」との意向が伝えられ、翌13日、候補者ご本人と会派役員があいさつに見えました。「議長は第一会派、副議長は第二会派ということなので、議長候補は自民に投票したい」とのこと。私が11日に言ったことそのままでした。私が問題にしたのは、議長・副議長を自民が引き続き独占する姿勢だったのですが。

14日の議長選後、各派交渉会の場で私は、新議長を前に、「議長が新任あいさつでおっしゃったように、公正・公平な議会運営と、オール福島で事にあたるためにも、議長・副議長人事は議会構成を反映させたものにするべきだ」と発言しました。

結果として、副議長も自民党議員でしたが、票数は32対25。選挙前に各会派をたずねた際、ある会派では「各派交渉会で正論を言ってくれたことを会派会議で報告させてもらった」、選挙後は候補者も私たちの控室にあいさつに見え、「各派交渉会で発言してもらって力強かった」と。

ある議員は私に、「今回の副議長選の舞台をつくったのは共産党だと聞いたがほんとうなのか」と。

私は、議会の構成を反映した議長・副議長人事にするのに、第二会派としてどうするのでしょうか、と聞いただけ、と答えるほかにありませんでした。

131115ソファ