境港市で「つどい」/「福島の今とこれから」/「衝撃的」と

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鳥取県境港市では、来年2月上旬に市議選が控えています。縁あって、「福島の今とこれからを語る」をテーマに、「長谷部あつし福島県会議員をかこむつどい」を開いていただきました。

午後1時半からと3時半からと、二つの会場で1時間の話をさせていただきました。

境港市は、お隣りの島根県松江市にある島根原発から17~25km圏内に位置しています。

私は福島原発震災から2年8か月たった今から見る被害の深刻さの実情を伝えることに重きをおいた話をしました。

みなさんにお渡しした私のレジュメのタイトルは「原発震災から2年8か月、福島の今とこれからと日本共産党」。

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被害の深刻さでは、原発立地地域では1か月以上も遺体が放置された残酷きわまりない事態が発生したこと、今でも県内外へ14万人を超える県民が故郷にもどれずに避難生活を強いられていること、震災関連死が直接死1,599人に迫っていること、「東日本大震災に関連する自殺者数」(内閣府)によっても福島県内の比率が高いこと、漁業・農業への深刻な被害、避難自治体内の小中高校生数の激減、医療・介護をめぐる実情、「住まい」の問題、とくにいわき市内での被害者同士の「あつれき」、除染、賠償、事故収束作業員をめぐる問題など。

事故後、県内原発全基廃炉、完全賠償、徹底除染など、「オール福島」の声となり、事故前から日本共産党がとりくみ続けていた活動、「原発ゼロ」を実現させる課題は、財界を中心にした「原発利益共同体」を解体し、ルールある経済社会をつくるとともに、エネルギー政策での対米従属構造を打破するたたかいであり、日本共産党の値打ちと役割が試されることを話しました。

「衝撃的でした」との感想もありましたが、実情を伝えることの大切さを改めて痛感しました。

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質疑応答後に、来年2月の市議選にいどむ定岡敏行さん(現)、新旧交代で新人の安田とも子さんがあいさつ。

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投票は2月上旬ですから、年内のとりくみが勝負です。

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夕刻にはお二人をまじえて懇親。

鳥取県境港市へ/水木ロード

朝5時半に家を出発、いわき駅発6時13分のスーパーひたちで東京へ、浜松町からモノレールで羽田空港へ行き、10時20分発の11時45分米子鬼太郎空港着、党鳥取県委員会の岩永尚之さんと境港地区委員会の長尾達也さんの出迎えを受けて空港内で昼食。

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午後1時半からの「つどい」の前の時間に、境港駅からの「水木しげるロード」を歩きました。

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約800mの沿道の両側に153体の妖怪のブロンズ製オブジェ。

このオブジェはこれからも増えるかもしれません。

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これは、一度、この沿道をじっくり歩いて妖怪の姿を見つめ、お店にも入ってみたい思いに駆られました。

131124境港駅=鬼太郎駅

昼休みの大急ぎの散策ではもったいない。

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