「かけはし」「あしたの風」配布/「いつも楽しみ」

131109かけはし

あしたは今月の第二日曜日で、宮川さんとの2人の月刊通信「かけはし」の発行日で、今週3日の第一日曜日は私の月刊活動通信「あしたの風」発行日でした。

私のご近所260軒ほどのみなさんには、これらをセットして毎月配布しています。

131109セット

セットはもちろん、私が自宅で自分でしています。ご近所配布分だけでなく、前から送付させていただいている職場労組などもあり、350部を毎月セットしています。

131109かけはし配布

きょうもまた、ペロを連れてご近所に配布しました。

今週は連休後、決算審査で会津地域をまわり、きのうは県庁で政調会だったので、5日ぶりの自宅。たまたまご近所の92歳の元気な一人暮らしのおばあさんと話ができました。時どき息子さんが来られていることは承知していましたが、「70歳になった娘は埼玉県で共産党の活動をしているんだよ。あんたが配ってくれるのもいつも楽しみ」と。

こんなうれしいことはありません。

日記の一環の読書/共同作業の本を読むのに力が入ります

131109この間の本

ひと月ばかり、「読書」の更新が抜けてしまいました。

いつもそうですが、お勧めの本を掲載しているわけでなく、私の日記の一環としての「記録」として残しています。

『2025年 介護保険は使えない?』(大阪社保協介護保険対策委員会編、日本機関紙出版センター)。今年7月に発刊された本で、社会保障制度改革推進法では、介護保険サービスを使う人の範囲を狭め、少ない財源で重度の人だけを効率よく、とされています。

『なぜ院長は「逃亡犯」にされたのか』(森功著、講談社)。たまたまその院長とお会いする機会ができ、その前に読んだものです。原発建屋爆発直後7日間の取材記録です。

これら2冊は、10月1日の県議会一般質問の参考にさせていただきました。

『低線量放射線を超えて』(宇野賀津子著、小学館101新書)。著者は「ルイ・パストゥール医学研究センター」の基礎研究部インターフェロン・生体防御研究室室長ですが、本書では「免疫力の重要性や、この程度の低線量放射線ならライフスタイルの変化で克服可能だという私の考え」を、科学者の立場から語ってくれています。

『県民健康管理調査の闇』(日野行介著、岩波新書)。著者は「毎日新聞」記者で、このテーマで「スクープ」のようなものを紙上で記録していました。本書でも、「これほどまでに隠蔽や情報操作が繰り返される理由は、やはり被曝による被害を過小評価したい、ということに尽きる」という問題意識はいいのですが、私には、著者の主観を「客観」で補強しているように感じてなりませんでした。

『「国土強靭化」批判』(五十嵐敬喜著、岩波ブックレット)。著者は、「異常な力をもったこの国の政官業の支配構造をできるだけ暴き、それを克服する道を探る」(『道路をどうするか』岩波新書、小川明雄氏との8冊目)立場で、私もその立ち位置に共感してきました。本書では、「今でも基本的にはこの消費税増税には賛成…しかしこれが社会保障ではなく、公共事業に流用されるとしたら、それは国家による『大きな詐欺行為』である」としています。

『土壌汚染』(中西友子著、NHKブックス)。おもに東大農学部の教員が行なってきた調査研究のまとめです。報じられたのかどうかも知らないので、私の認識にないことがたくさんあり、たいへんに勉強になりました。

ともかく本は、執筆者と編集者との共同作業なのですが、世に送り出すまでには、売れるはずのないものは出てこないので、そんなことも考えながら読むので、力が入るんです。