し烈な選挙戦/政治家としての姿勢

暑さもさることながら、し烈ないわき市議会議員の選挙戦でした。

前回から3人減とされた37人の定数に41人が立候補、うち新人が10人、元職が1人、現職が30人でした。

当選上位3人が新人で、落選した4人の中には民主・自民の現職も。誰が落ちるかまったくわからない選挙戦でした。

そんななか、伊藤ひろゆきさんが11位、渡辺ひろゆきさんが16位、高橋あき子さんが22位、みぞぐち民子さんが25位と、日本共産党は4人の現職全員の当選です。

私も必死でした。原発政策にどう向き合うのか、消費税にどう向き合うのか、政治家としてのはっきりとした姿勢が必要です。

選挙本番前から本番にかけ、県議会や県議団の会議や作業や準備などをはさみ、全力投球でした。投票率が過去最低の50.05%、最低となった前回の58.20%をさらに下回りましたが、行く先々の街頭や街中で励まされる選挙でした。

いろんな意味での政治的過渡期を感じます。

ヨウラクタマアジサイ

日本に自生するアジサイのなかで、ツボミが球状になる「玉アジサイ」の変異種で、1948年に伊豆大島で中井猛之進博士が発見し、命名したアジサイだそうです。

ヨウラクは「瓔珞」で、インドの貴族が珠玉や貴金属に糸を通して作った装身具のことで、仏像の頭や首や胸などの装飾にもなっているそうです。

咲いた花の様子がそんな感じなのでしょうか。

お盆には球状のツボミが、市議選投票日前日にはこんな感じ。

      8月13日

      8月26日

      9月1日

      9月8日

この日に合わせてバンザイしてくれているみたい。

市議選投票日/4人全員当選/公約実現へ

いわき市議選の投票日です。

午後11時現在、開票率98.36%で、伊藤ひろゆき・渡辺ひろゆき・高橋あき子・みぞぐち民子の4人の日本共産党現職は全員当選です。

高橋あき子選挙対策本部長の私はあき子事務所で万歳の音頭。

あき子市議は、震災後のいわきの復興へ向け、解決しなくてはならない課題が山積しており、公約を確実に実現していくための決意とともに、支援者のみなさんの協力を訴えました。

26か所で訴えました/最後まで

候補者が選挙運動で宣伝カーから音が出せるのも今夜の8時まででした。

私の政治運動で音が出せるのは7時まで。午前中は10時前から四倉地域の7か所、候補者が昼休みの時間は候補者カーで候補者の地元の5か所、午後は私が住む住宅街の隣りの住宅街7か所、夕刻はいわき駅周辺の市街地7か所、合計26か所の街頭から訴えました。

話し始めたら家から出て手を振ってくれる人、イスを持ち出して座って最後まで聞いて拍手してくれる人、夕刻には「いま一杯飲んでいたら声が聞こえたので聞きに来ました」と握手してくれる人、「原発も消費税も言ってくれるのは共産党だけだ」と駆け寄ってくれる人。

7時50分に事務所にもどった高橋あき子さんとともに、最後の訴えをしました。

選挙そのものはあしたの投票箱がしまるまでです。最後までがんばりましょう!

おはよう宣伝/四倉街宣/飯野街宣

けさも、高橋あき子市議候補と後援会員のみなさんと「おはよう宣伝」。

午前中は、石田洋一大熊町議の運転で、四倉(よつら)地域の7か所の街頭から訴えました。

昨年の震災時、全壊で近くの家を提供されていたかたと再会することができました。

また、この地域では、地元の医療生協組織が健康体操や班会などが活発で、私もしばしば顔を出していたので、そんな関係のかたがたが出てきてくれました。

津波の直撃を受け、がれき処理に全国の共産党の人たちがボランティアで入ってくれたこともあり、話し終えたら「ここのがれきを処理してくれたのは共産党の人たちなんです」と、ペットボトルの差し入れをしてくれるかたもいらっしゃいました。

午後は、私が住む住宅街の隣りの中央台飯野地域の12か所の街頭から。

散歩しているかたが、話している私に握手を求めてくれたり、話し終えて宣伝カーを走り出させたら、家の中から両手を振って送り出してくれるかた。

たいへん静かな住宅街だったので、おおいに力づけられました。

朝のあいさつ/「がんばれ!」/高まる関心

朝8時前、高橋あき子さん、後援会員のみなさんとともに、出勤されるみなさんに手を振ってのごあいさつ。

午前中は、若葉台、自由ヶ丘、明治団地の3つの住宅街7か所の街頭から訴えました。

話し始めると、家から出てきて聞いてくれる人、終えると拍手したり手を振ってくれる人、家の中から手を振ってくれる人。

無表情な感じでずっと近くで聞いていた人が、話し終えると「がんばれ!」と声を出して、すっと立ち去る場面もありました。

午後の打ち合わせ後、夕刻は平市街地のスーパー前にしぼって4か所で訴え。

駐車場で立ち止まって聞いてくれる人、駐車場を出入りする車の中からの声援。

市議選終盤に向かい、関心が高まってきています。

知事申入れ/編集委員会

25日から始まる予定の9月定例県議会へ向け、県議団として知事申し入れをしました。

県総合計画の見直し、「原発ゼロ」の福島からの発信、くらしと生業の再建を土台にした復興、被災者支援、除染の促進、医療・福祉、教育、再生可能エネルギー、オスプレイ配備・低空飛行訓練反対、の9つの大項目で、51点にわたって申し入れました。

知事は、「復興へ向けて参考にさせていただく」と応じましたが、時間も限られていて、なかなか「対話」が成り立たず、もどかしい思いです。

午後からは、県議会の海外行政調査報告書の編集委員会がありました。調査を受け、県行政への提言を盛り込んだ最終報告書のための会議です。

現時点で寄せられている提言案を整理したものについて協議しつつ、視察団17人全員からの提言案がまだ集まっておらず、あらためて10日までに書き送ってもらい、13日にまた編集委員会を開催し、今月中の作成へ向けて作業することにしました。

市役所前/平市街地街宣/三和地域/津波被災者

8時から市役所前できょうの高橋あき子第一声予定で、私は「場所取り」のために7時には家を出発。

市議選では、市役所前の朝はしばしば他陣営とかち合うのですが、きょうはほかの候補は来ていませんでした。

午前中、私の宣伝カーで、平市街地10か所の街頭から訴え。お店や建物の中から出てきて聞いてくれる人、買い物か散歩の途中らしき人が最後まで聞いて拍手、それぞれの場所で宣伝カーに「がんばって」と声をかけてくださる人。

車で通りかかった自民党県議も私の姿を見て、手を振って行ってくれました。

午後は、みぞぐち民子さんの内郷地域のみなさんと三和地域へ行き、合戸、渡戸、中寺、下市萱の4か所の街頭から訴えました。

ドライブインを経営しているかたが最後まで聞いてくれ、「いい話をしてくれた」と握手。

夕刻にはあき子地域の津波被災者が入居する住宅前へ行き、いっしょに訴えました。住宅のベランダから手を振ってくれる人、散歩されているからの声援におおいに励まされました。

午前・午後と街宣/演説会/初めて

午前、午後と街宣です。

午前中は「赤旗カー」で党の政策、市議選の意義、夕刻の演説会の案内です。大熊町の石田洋一町議が運転してくれました。

午後は私の宣伝カーで、地元の路地を細かく回り、演説会の案内と党の政策を訴えました。

夕刻は「高橋あき子演説会」。私は応援演説ですが、地元でしたので、昨年の県議選のことや県議会の様子も話しました。消費税に頼らない道があることを話し出したら、予定時間をちょっとオーバーしてしまいました。

参加されたあるかたは、「今までは親や兄弟に言われるがままに自民党にしか入れてこなかった。なんとなく‘自由’の名前がよかった」とのこと。演説会に来るのは初めてだそうです。

市議選出陣/大門さん/地元/合間

いわき市議選が告示されました。

夕べから未明にかけては、久しぶりの大雨。高橋あき子出陣式前後も雨が降ったりやんだりで、室内で実施。

今回の市議選は、1966年に合併で生まれたいわき市が、92年から大選挙区になって20年がたちますが、立候補者が最小人数になる少数激戦です。

この間に私自身が住民のみなさんから聞いた話をまじえながら、最後までがんばることを訴えました。

昼前には大門みきし参院議員があき子候補の応援に駆けつけてくれ、いっしょに訴えました。

午後には、私の地元の2か所で候補者といっしょに訴えました。

その合間を縫い、自宅にもどっては、県議会海外行政調査報告書作成の作業です。