交流会/フラワーセンター/花見山/楽しい出会い

私が住む住宅街の党支部交流会が「いわき市フラワーセンター」であり、夫婦で参加しました。

一日快晴で暖かく、風もなく、青空のもと、野外でみんなで食べたお弁当の昼食はサイコーでした。

このセンターで草花園芸のアドバイザーをしている医療生協の理事さんと出会ったり、小さい3人の子を連れた若いお母さんから「お久しぶりです」と声をかけられたり、意外な出会いもありました。

その後、交流会でも話題になった内郷高野(こうや)にある高野花見山へも2人で出かけました。

たまたま、ここを始めた「会長さん」と出会い、いわきの政治の話から国政の話から、いわきの政治家の話を含め、なにやら話にも「花」が咲きました。

そしたら、「はせべくんじゃないの」と小中学生時代の同級生。やはりご夫妻で、ペット連れで来ていました。

楽しい出会いの一日でした。

憲法街宣/生協理事会


日本国憲法を守るいわき市共同センターによる市内いっせい宣伝の日です。小名浜では、いつものスーパー前で医療生協職員・年金者組合員といっしょに「浜通り医療生協九条の会」として実施しています。

近所から買い物に来ているかたがたや駐車場から店舗に向かう人、車の中から手を振ってくれる姿に力づけられます。

すぐ近くが信号のある交差点で、信号待ちのかたが窓を開けて聞いてくれる場面もあります。

原発問題で、福島原発の事故究明もされていない、まともな規制機関もない、活断層の影響がまともに評価されていない、避難計画も作られていない、「ないないづくし」の原発再稼動など許してはなりません。「稼動ゼロ」から「原発ゼロ」へは、政治的決断の問題です。

民主党政権が命をかけると言う「社会保障と税の一体改革」の中身は、消費税増税と社会保障後退の「一体改悪」でしかなく、大企業や大資産家への減税策を継続・実施する一方で、なぜ消費税だけを増税するのか、なんの説明もありません。

しかも、年間5兆円に及ぶ軍事費や、共産党だけが受け取らない年間320億円の政党助成金、やめると言っていた八ッ場(やんば)ダムなど大型公共事業はのきなみ復活・継続などのムダ使いは放置。

税金のこうした集め方・使い方をあらため、応能負担原則に基づく税・社会保障の確立こそ、憲法13条・25条・9条が指し示す日本社会であることを訴えました。

午後は浜通り医療生協の理事会に出席。総代会が6月末に予定されており、提案する議案の審議です。次回の理事会で決定する日程です。

全県地方議員/避難する権利/問題はまだまだ

福島県内の党地方議員会議がありました。

県委員長と神山県議団長の報告後、自ら避難生活をしながらの議員活動、それぞれの自治体の「復興計画」や除染などのとりくみ、住民から寄せられる様ざまな声がありのままに語られました。

発言したのは、馬場績(いさお)浪江町議、石田洋一大熊町議、畑中ひろ子広野町議、渡辺ひろゆきいわき市議、斎藤広二(ひろじ)二本松市議、斎藤朝興(ともおき)福島市議、渡部寛一南相馬市議、石河清川俣町議、宮本しづえ県議。

党内外から寄せられる声の中に、避難指示されていない地域でも放射線量が高い地域があり、そうした地域の住民は避難すべきと求めるべきだ、というものもあります。私自身にも、避難されているいわき市民からそうした訴えもあります。

当然、避難する権利は認められなければなりません。そしてその権利は、十分な支援と賠償をその内実としなければなりません。

かと言って、避難指示されていない地域の住民に「避難すべきだ」と求めるべきなのかどうか。そうではないと思います。

今回のような原発事故はぜったい起きないことを前提に避難計画もなかったことは重大問題ですが、いまの事態のもとでは、正確な情報提供を前提に、避難すべきかどうかは住民の判断にゆだねられるべきだと思います。

これからも、未曽有の事態のもと、まだまだ様ざまな問題が発生しそうです。

あしたから、県議会常任委員会の3日間の県内視察に出かけます。

生協ニュース/つどい/消費税でない財源

けさはまず、「浜通り医療生協ニュース」をわが家のご近所の組合員宅に配りました。

きのう散髪したペロを連れていたので、「散歩させてもらっていいねぇ」と、洗濯物干しをしているかた。最初に声をかけられている自覚はペロにはなさそうです。

午前中は、私が住む住宅街と街道をはさんだお隣りの住宅街の集会所で「つどい」があり、高橋あき子市議と参加しました。

「原発事故前は、安全が確認できれば、雇用のこともあるし、原発の運転を続けていいと思っていた。こんな事態になって、原発は全廃すべきと強く思う」、「原発をつくる前からその危険を指摘し続けている人がいることは知っていたが、私はあまり考えなかった。原発のない社会をつくる責任を感じる」、「除染を行政が線引きしてするのしないのの話は納得できない」、「このチラシ(党「提言」のダイジェスト版)がポストに入っていて、消費税でない財源があることを知った。それでインターネットで共産党を検索した」。

最後のかたは「私は後期高齢者」とおっしゃるかた。

少人数の「つどい」で日ごろあまり話す機会のない話を出し合えることは、ほんとうに貴重だと思います。

それに、原発震災後の「つどい」は、それ以前とはやはり雰囲気はぜんぜん違います。

午後は、いわきウイング建設組合(全建総連)の第46回定期大会懇親会に出席しました。

「かけはし」「あしたの風」配布/終身住み続けられる施設

夕べは福島市で「原発問題福島県民連絡会」の代表委員会に参加し、福島市泊。

けさ、いわきにもどり、午前中、私と宮川さんの通信「かけはし」と、私の活動報告「あしたの風」をセットにし、ご近所250軒ほどに配布。

ご近所とはいえ、なかなかお会いできないかたがたから「入れましたよ」「よかったね、がんばってよ」「いやぁ~、きょうは会えてよかった」などなどと声をかけられ、ホント、よかったです。

午後は、浜通り医療生協理事会の「終身住み続けられる施設の建設」にかかわる学習会。

2000年から始まった介護保険制度が、医療と介護を分断し、介護をいかに「安上がり」にするか、医療から介護へいかに誘導するか、というのが自民党・公明党政権から、民主党政権になっても、まったく変わらない政策なので、この政策の抜本的転換を求めながらも、いま、事業としてどう成り立たせるか、知恵のだしどころです。

「避難指示解除準備区域」の南相馬市小高区へ

先月15日までは「警戒区域」とされ、16日から「避難指示解除準備区域」とされた、南相馬市小高区へ県議団として視察に入りました。

午前中は渡部寛一市議の案内で小高区内を回りましたが、昨年3月から時が止まった様子に唖然です。これが原発事故がもたらす異質な被害です。田んぼには津波で流された車がそのまま、海に近い田んぼは水がかぶったまま、商店街は家が倒壊したまま(携帯電話にちょうど電話がありました)。

昼前には桜井勝延(かつのぶ)市長と懇談。荒木ちえ子市議も合流。原発震災による実質的な被害を受けた県内各市町村長が協力する話し合いを持つ場があるようですが、広域自治体である県の主体的・積極的かかわりが強く求められることを感じます。

午後は仮設住宅集会所で懇談会。「警戒区域」が「解除」され、「避難指示解除準備区域」とされたことに伴う様ざまな不安、国直轄として除染がされることと自分たちの家の除染のことなど、懇談後も話がつきませんでした。

団会議

県議団会議でした。

橋下大阪市長の言動とその本質と影響、「アメリカ言いなり」と「財界中心」から抜け出せない日本政治、民主党政権もまさにそこにはまっている姿、その二つの害悪を断ち切ってこそ日本の未来が切り拓けること、来週に予定している全県地方議員会議への県議団としての報告、とくに原発事故後の除染、賠償、健康、学校生活などなどの課題、原発事故の「責任論」をめぐる議論、市町村議から実態を報告してほしいこと、などなど。

私自身、未曽有の事態が続くなか、さまざまな問題を追いかけることで、なかなか整理も大変です。

東電新社長/「原発のない社会を」の声を聞かない

党の会議、県議団会議、県議団県内視察と日程があり、福島市に3泊します。

きょうの新聞報道によると、東京電力が広瀬直己常務を社長に昇格させる人事を発表した、とのこと。

その広瀬氏、「原子力は国のエネルギー政策の土台」と言い、工事を中断している青森・東通原発について「原発新設は国の政策の根幹だ」と。

「原発のない社会を子どもたちに残したい」という声はまったく届いていないようです。

除染について「放射性物質は東電の原発から出たもの。皆さまの力を借りながら、私どもの責任でやっていかなければならない」とのこと。これは徹底的に具体化させなければなりません。

賠償について「被災者から見ると遅々として進まない対応だったかもしれない」「社長として少しでも改善していくようにする」とは、かなり弱い。

小名浜の朝/市民アンケート/支部会議/社長さん

火曜日朝は小名浜での定時定点。運転席窓を開けての声援、運転席から手を振ってくれる人、声をかけてくれる散歩されるかた。

午前中は、今年秋の市議選へ向けた党内の政策委員会。市民アンケートの検討をしました。

私たちは、なによりも住民のみなさんが、いま何に困り、政治・行政のありようへの不満がどこにあり、何を望むか、日々の活動を通して聞き続け、応える努力をしますが、個々人にはもちろん限界があります。

あらゆる選挙の機会に、こうしたアンケート活動を通して、全体としての実態の把握に努めています。

震災前のことでしたが、アンケートに住所と名前を書いてくれたかたをたずねたことがあります。「共産党が選挙のたびに配ってくれるアンケートにずっと答え続けている。私たちの声をこうして聞いてくれる活動は大切だと思うから、私も答え続けている」とのことだったのです。

しかも、「共産党を応援しているわけではない。そういう政治姿勢が気に入っている。ほかの政党から聞かれたことは一度もない」という話だったのでよくおぼえています。

午後は地元の党支部の会議に参加し、朝の街宣、議会報告会、交流会などの日程調整もしてもらいました。

その後、朝の街宣をするすぐ前の事業所をたずねて社長さんと懇談。車の部品業者なのですが、小名浜港からの魚の運搬、いわき市以北の原発避難地域の重機にかかわる需要が激減し、いまはなんとか持ち直しつつある、とのこと。

一方で、兼業の農産物はまったく損害だけ。そのうえ、お客さんたちに配っていた山菜なども全部廃棄。

賠償請求はしていないらしいのですが、「どれだけの損害があったかを聞きに来て、被害者の損害を誠実に賠償するのが加害者の当たり前の姿勢だろう」と。まったくそのとおり。

地元の朝/市・県・国/いわきの諸事情/調査報道

月曜日の朝、自宅近くでの「定時定点」の街宣を地元の後援会員2人と実施。この間、朝早く県庁へ出かける機会が少なからず、久しぶりでした。

車から手を振ってくれるかた、クラクションを鳴らして行ってくれるかた、自転車通勤・徒歩通勤のかたから声をかけられ、ご近所から出てきてくれるかた。ほんとうに励まされます。

連休の合間の2日に相談を受けた件で、市役所、県の合同庁舎のそれぞれの関係部署、福島復興局いわき支局(国の合同庁舎内)をまわって話を聞き、県庁本庁の部署にも電話。相談者に連絡してその結果を会って報告しました。

その後は、とある全国紙の記者と約束していて、いわき市の医療事情や、市民がいま関心を寄せることなどについて意見交換しました。

とくに社会保障制度について、介護保険実施以来、人権としての社会保障が、「給付を受けたければ相応の負担」を求める私的保険化され、行政が実態すらつかめない実情について、「そういう角度から考えたことはまったくなかった」と。

制度が複雑化され、記者のみなさんもたいへんだと思います。しかし私は、そういう制度勉強を含め、地域や住民がどういう状況に置かれているか、つぶさに取材し、「発表報道」ではない、「調査報道」をジャーナリストの当然の仕事にしてほしいと思うのです。