阪神・淡路大震災21年/「人間の復興」は?/定期外治療時処方薬/「脱原発で地元経済は破綻しない」/「脱原発基本法案」

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きょう、1月17日は、阪神・淡路大震災(1995年)から21年目。

発生時刻の午前5時46分、被災地では黙とうがささげられ、「花は咲く」の合唱の様子がテレビ中継されていました。

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当時、私は全日本民主医療機関連合会(民医連)の事務局に務め、月刊誌『民医連医療』の編集にたずさわっていました。

当日には現地と電話連絡が取れず、何があってどうなっているのかもわからず、緊張と不安な空気が職場をおおっていたことを思い出します。

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【2016.01.17 朝食】

そして今、「20年が期限」と退去を迫られる借り上げ復興公営住宅入居者がいたり、減っているとはいえなくならない復興公営住宅での独居死者。「人間の復興」が成しとげられているのでしょうか? 時を経て「復興災害」が広がってはいないでしょうか?

さて、けさ飲む薬。治療前後に定期以外に処方された薬については、看護師の点検が必ず入ります。

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化学療法の治療日から5日間、朝、昼、夕と飲むプレドニンは、「CHOP」の大事な一員ですが、要するにステロイド剤(合成副腎皮質ホルモン剤)です。

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化学療法による副作用、過敏症を予防・緩和する効果とともに、リンパ球を破壊する働きがあることから、悪性リンパ腫の治療にも用いられる、と説明されています。

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きょうは『脱原発で地元経済は破綻しない』(朴勝俊[パク・スンジュン]著、高文研)を読みました。2013年5月に書き上げ、7月発行の本です。

当時、すぐに読もうと思って購入したことを覚えていますが、なにかにまぎれて「積ん読」状態になってしまいました。

そのほぼ半年前には2012年末総選挙があって、安倍晋三首相が誕生していました。

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【2016.01.17 昼食】

「彼らは福島事故から何ら教訓を得ていない」。「原発に依存しない未来を描いていくこと、その前提として原発地元が自立できる経済と財政のあり方を描くことが、早急に求められています」。

本書の最後の方で、12年末総選挙直前国会の会期末に民主党・共産党を除く100人以上の超党派の議員によって「脱原発基本法案」が提出され、廃案になったことに触れられています。

共産党の見解・考え方は別途記事参照していただくとして、この法案に大きな期待を抱いていたと思われる著者としては、法案はあくまで「議論の一つの出発点の提示」であり、「今後…脱原発のための政策や法案が検討される際には、原発地元の経済や雇用が置き去りにされるようなことはない」ところに問題意識があります。この点、異論はありません。

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【2016.01.17 夕食】

 

6クール目チョップ/制吐剤に始まり制吐剤で終了/5時間の治療点滴/見舞い

6クール目の治療2日目はCHOP(チョップ)療法。

これに先立ち、吐き気・嘔吐予防の飲み薬と、CHOPの「P」のプレドニゾロン錠剤5mg10錠を服薬。

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【2016.01.16 朝食】

プレドニゾロンはこの朝10錠に加え、昼4錠、夕2錠ときょうから5日間、服薬し続けます。
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さらにまた、化学療法の点滴前後には、制吐剤の点滴をそれぞれ1時間ばかりします。徹底した吐き気防止です。

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その後にいよいよ化学療法。最初のエンドキサンはCHOPの「C」。一般名シクロフォスファミドの頭文字。これがおよそ2時間の点滴。

だいたい昼食をはさむことになります。

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エンドキサンが終わるとフィルデシン。CHOPの「O」で、こちらは商品名オンコビンの頭文字らしい。20mlの生理食塩水に溶かした4mgのフィルデシンを点滴チューブの途中に注入します。

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その作業後に、赤い色をしたピノルビンの点滴。CHOPの「H」です。一般名はドキソルビシンとかアドリアマイシンとかだそうですが、ハイドロキシダウノルビシンとも言うのでその頭文字。
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一説には「CHOP=チョップ」と言いやすいような頭文字になるように選んで並べた、とのことですが、真偽のほどは分かりません。

ピノルビン点滴時には簡易な心電図を装着します。

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このピノルビン、前回(12月25日)の点滴中に血管がピリピリする痛みを感じ、点滴針を左腕から右腕に差し替えたのでした。

今回はピリピリはしませんでしたが、ほぼ終わるころ、点滴針を刺しているあたりに継続する少しだけの痛みがあるのと、その周辺の一部が赤くなっているのを見て、看護師は差し替えを即決。

最後に制吐剤の点滴をして終了。最初の制吐剤点滴開始が午前10時40分ごろ、最後の制吐剤点滴終了が午後3時40分ごろ。

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【2016.01.16 昼食】

およそ5時間で終了しました。

ちょうど終わったころ、小名浜生協病院の院長が見舞いに来てくれました。高3時代の同級生で、私の席は彼のすぐ後ろでした。

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【2016.01.16 夕食】

6クール目治療初日/ずっと寝てました/点滴後に「経済」

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きょう、あすと6クール目の治療です。今回は初日のきょうが分子標的薬リツキシマブ(商品名=リツキサン)の点滴。

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この点滴を始める前日の夕食後から、リツキマシブによる予想される副作用を予防するための抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)の副作用の「眠気」により、点滴中、看護師から声をかけられて起こされたとき、ならびに昼食時以外は、けっきょく、ずっと寝ていました。

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【2016.01.15 朝食】

この点滴の場合、開始してから最初の1時間の流量が毎時50mlで、15分後、および1時間後に検温と血圧チェック。

1時間たったら流量を毎時100mlにし、また1時間後に検温と血圧チェック。

その後は流量を毎時200mlにして1時間ごとに検温・血圧チェックです。

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【2016.01.15 昼食】

きょうは午前10時半に点滴を開始し、午後2時40分には終了しました。所要時間4時間10分。

体温も血圧も異常値を示すことはまったくありませんでした。

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おかげで点滴中に本は読めず、点滴後、雑誌『経済』2月号の特集「2016年の日本経済をどう見るか」の論文の残る3本、それに対談「シリア・難民問題を考える」。

ともかく、知らなかったこと、気づかなかったことに目を向ける機会になります。

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【2016.01.15 夕食】

市制50周年提言/IRはやめましょう/市特設ページ/暮らしから見た合併の検証/雑誌「経済」

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毎朝、妻が自宅から持ってきてくれる地元紙をめくっていると、見開きで「2016年新春提言『いわき市市制施行50周年』に寄せて」に「各界トップ」の11人が登場していました。

現実化しつつある産業誘致を地場産業と結びつけ、雇用創出、人材育成を図ること、高齢者への宅配事業などきめ細かな相談業務やサービス拡充、再生可能エネルギーを使ったものづくりの展開、市中小企業振興条例の制定などは具体化を図ることがたいへん重要と思います。

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【2016.01.14 朝食】

なかに、カジノ誘致を前提とした「統合型リゾート(IR)の推進」によって地域経済活性化を図るとする話をする人もいますが、これはやめましょう。

今年はそんなわけで、1966(昭和41)年に5市4町5村の14市町村が合併していわき市が生まれて50周年です。

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市としてもホームページに「いわき市市制施行50周年記念関連事業特設ページ」を設け、「~いわきの今むがし~」、「~50周年まめちしき~」など、興味深い記事も掲載しています。

この「広域」合併。住民の暮らしから見てどうなのか、その検証が必要ですが、なかなかその機会を持てずにいます。ある市長経験者は、私との立ち話で「合併は広すぎた。今からでも南北に分けてもいい」と言っていたぐらいです。

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【2016.01.14 昼食】

県議会でも私は、12年前の2004年6月県議会でいわき市の合併についてとりあげ、市町村合併を強引に進めようとする国に対する県の姿勢をただしたきりです。

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きょうは、入院定期処方の飲み薬5種類に加え、あしたのリツキサン点滴に備え、今夕から2日分の3食後の飲み薬2種類も処方されました。

さっそくいつものように、当面3食後分の仕分け。こうして、食事後に1食後分ずつ「つくって」いきます。

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雑誌『経済』(新日本出版社)2月号を読み始めました。

特集は「2016年の日本経済をどう見るか」。座談会と論文4本。座談会と論文1本を読みました。

ほかに読んだのは「TPP大筋合意 国会決議との整合性を検証する」。

あしたの点滴中には読みたいものは読み切りたいと思っています。

今晩はこれからテレビ。

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【2016.01.14 夕食】

治療は今週の金・土/衆院予算委/畠山議員がでたらめTPPをただす/無責任答弁に終始

6クール目の治療日程が、月末の末梢血造血幹細胞採取を前提に、15日(金)の「R」、16日(土)の「CHOP」と決まり、きょう、あすは「静養日」みたいな感じです。

160113衆院・畠山TPP

午前中、衆議院予算委員会中継で、党の畠山和也議員によるTPP(環太平洋連携協定)問題に関する20分間強の質疑を視聴。

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農家など現場からの声に基づく質疑に対し、農林水産大臣や安倍首相の答弁は現実離れした無責任答弁に終始。

151112ハタ・米と牛肉

ここでも安倍政権には、基幹産業である第一次産業をどのように支えるか、など考えるつもりもなさそうです。

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【2016.01.13 朝食】

それどころか安倍首相は、農業、畜産業に打撃を与えながら、さも輸出できるかのようなごまかし宣伝を平気で語ります。

151204ハタ・TPP影響政府

萩原伸次郎・横浜国大名誉教授は「米日多国籍企業の、多国籍企業による、多国籍企業のための包括的協定」というのが、TPPの基本精神と指摘します。

いずれにせよTPPのこの「大筋合意」なるものは、詳細は決まっていないのでこれからです。

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【2016.01.13 昼食】

終わりではなくまさに始まりであり、始まったばかりの国会での論戦は言うに及ばず、参院選での論戦を含めた検証を通し、きっぱりと撤退すべきです。

図表類はこれまでに党議員が国会で示したりして「しんぶん赤旗」に掲載されたものです。

160113清拭

午前中、お風呂に入る時間を逸してしまい、代わりに清拭(せいしき)タオルで体拭(ふ)き。

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【2016.01.13 夕食】

体重/スクワット・ダンベル/幹細胞採取/今月末にも/衆院予算委に笠井・赤嶺議員

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けさ体重計に乗ると、58.1kg。目標60kgにだんだんと近づきつつあります。

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スクワット、ダンベルについては今月(1月)6日から発熱やら何やらで6日間休んでいましたが、また復活。

ちなみにテレビ体操は、おとといのうっかり寝坊の10日以外は断固決行し続けています。

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【2016.01.12 朝食】

さて8日の造血幹細胞採取ですが、主治医の話では、まだ必要な5割強程度とのこと(入院当初の体重50kg前半のままとすれば7割程度だが、60kgに戻るとして)。ここでも体重が指標になっているとは今回初めて知りました。

ともかく、主治医からも必要量が一度で採取できるとは限らないことは聞いていましたし、ネットを見ても「採取は通常1~3日で終了します」とか「採取を最長で3 日間繰り返したりすることもあります」とかと書いてあっては、2日間で終わっていいものか、と思ってしまいます。

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【2016.01.12 昼食】

そこで相談のうえ、今月末にもう一度採取するため、治療も今週末に実施することにしました。

ばっちり採取できていればきょう、あすにでも治療できていたので、若干、入院日数がのびていく、という感じです。

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ベランダに出て少し気分転換。

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午後には衆議院で予算委員会質疑があり、党の笠井亮(あきら)・赤嶺政賢両議員の質疑を視聴。

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笠井議員は北朝鮮に核兵器を放棄させるための実効ある措置のための日本政府の対応、ジブチでの自衛隊「拠点」基地問題と安保法制との危険な関係の問題を追及。

集団的自衛権容認の閣議決定撤回、安保法制の廃止を訴えました。

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赤嶺議員は沖縄県民を無視し続ける米軍基地問題への政府姿勢をただしました。

相も変わらず、民意や県民の暮らしよりも米軍とその基地活用意向を最優先する安倍政権は、その姿勢を変える意思はないようです。

きょうはめずらしく、朝の新聞以外に活字に目を通さない日でした。

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【2016.01.12 夕食】

知人から3冊の本/「言葉の練り上げ」/テレビ三昧

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気分転換を目的とした2泊3日の自宅外泊もあっという間におしまい、といった感じです。

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帰った初日には、知人から3冊の本が届けられていました。Gちゃん、ありがとうございます。

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そのうちの1冊が『「赤旗」は、言葉をどう練り上げているか』(河邑哲也著、新日本出版社)。ペラペラめくっていたら、私と使い方が違うと思って数年前にメールで問い合わせていた言葉も入っていました。

一般論として、「言葉は時代とともに変わる生き物」であることを踏まえると同時に、「赤旗」は、「真実を伝え、政治と社会の行き詰まりを打ち破る展望を示し、希望を運ぶ」新聞なので、政府の言い分をその具体的内容がわかる言葉に置き換えるところなどに「言葉の練り上げ」の苦労があるんだと思います。

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そんなことに思いをはせつつ、きょうはテレビ三昧。

すべて再放送で、午前中はNHK「鶴瓶の家族に乾杯」。

正午からBS朝日の昼ドラ「新科捜研の女スペシャル」。

これが終わるや午後2時からBS-TBS「弁護士高見沢響子」。

途中で切り上げ、午後4時前には病室着です。

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【2016.01.11 夕食】

未明に目覚めなかった!/雑煮/『ひとりでいいんです』/「女性のひろば」2月号/ペロとじゃれあう

きょうもゆっくりと…

けさ起きたのは午前6時半でしたが、なんと! 夕べから起きるまで未明に目が覚めませんでした! 入院以来あまり記憶がありません。

そういえば、幹細胞採取数日前に熱が出始めてからは、朝のテレビ体操以外の体操はパスしていましたが、きょうは目覚めた時間の関係でもテレビ体操もパスです。

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しかも朝食は今年初めて、「まっとうに」雑煮です。娘に病室に持ってきてもらって口にした時も感動でしたが、やっぱりこうしてテーブルに乗るといっそう感動! 人間が単純にできていてよかったと思います。

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あとわずかだけ読み残していた『ひとりでいいんです』(凡人会・加藤周一、講談社)は読み切りました。

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前も書いたように、この本は「対話と雑談」が中心です。それを、「戦争と憲法」「歴史」「文学と宗教」「芸術」「現代社会」と区分けしていますが、例えば芸術に関しては、映画、絵画がきわめて具体的に目の前に展開しているかのように、目の前に置いてあるかのように話が進むので、その映画も絵画も見たこともない私としてはまずついていけない部分です。

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『女性のひろば』2月号の「もういちど戦争法①『殺し、殺される』迫る2つの危険」、「ミカン畑で語ったこの国の未来 渡部直美×春名なおあき」。

そして「しんぶん赤旗」の1面を題材に、ちょっとだけ勉強。

ネットで「しんぶん赤旗」をさかのぼり、「思いやり予算」「在日米軍関係経費」の図表類の検索。使わせていただきたいと思います。

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ペロとじゃれあうのも外泊時をおいてほかにありません。もっとも、ものの本によれば、化学療法を受ける患者にとって、「ペットとの接触は要注意」は自宅での療養の際の注意点のひとつです。

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「触ったあとは必ず手を洗う」「ペットとのキス、顔をなめさせるのはNG」です。

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米軍関係経費の日本負担20兆円/日本に義務なし8兆円/日本は突出/「植民地か属国」

160110思いやり20兆円

きょうの「しんぶん赤旗」1面トップ記事は、在日米軍関係経費(在日米軍の活動費のうちの日本側負担分)の総額が、1978年度に「思いやり予算」の支払いが始まってからの38年間で今年度で20兆円に達する、というものです。

151206ハタ・在日米軍経費15年度当初

しかもそのうち約8兆円(①思いやり予算6兆6,852億円②米軍再編経費8,614億円③SACO[沖縄に関する特別行動委員会]経費3,995億円)の大半は、政府の解釈でも日米安保条約に基づく地位協定上の根拠も義務もありません。

151102ハタ・経費負担比

アメリカ国防省の2004年資料によると、駐留米軍に対する日本の経費負担割合は約75パーセントです。ドイツ、韓国などの3~4割と比べると突出しています。

アメリカは在外基地網を縮小していますが、日本がこれだけの経費負担を続けてくれるなら、アメリカ軍が喜んで日本に居座り続けることになるのではないでしょか。

日米両政府は、今月中にも新たな「思いやり予算」特別協定に署名し、日本政府は2016~20年度の5年間で9,465億円を負担する考えです。

辺野古の関連工事が本格化すれば、再編経費が膨らみ、米軍関係経費は今後も増え続けることは火を見るより明らかです。

160110思いやり・荻原博子コメント

経済ジャーナリストの荻原さんが、「医療、年金、介護は軒並み切り下げられ、子育て支援の分野でも保育料が引き上げられ…どっちの方を向いているのか…自国民を犠牲にしてアメリカを優遇するなんて…植民地か属国」とコメントを寄せています。

こういう思いが当然だと私は思うのですが…

160110ハタ・思いやり

ともかく、2012年12月の第2次安倍政権発足以来、米軍関係経費は過去最高を更新。15年度は補正予算案を含めれば7,688億円で、1978年度の1,760億円と比べて約4.4倍。

国民の暮らしよりもアメリカ、立憲主義より独裁がアベの信条ですから、野党は目先のことはわきに置き、立憲主義・民主主義の回復のために結束すべきです。

自宅でのんびり/「平和憲法の深層」

午前中、仕事があった妻が、午後2時前には病室へ迎えに来てくれ、自宅へ外泊のために戻りました。

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【2016.01.09 朝食】

先月(12月)22日~24日、治療スケジュールが血液の状況によって、主治医の思惑通りにいかなかったことで、急きょ、予定が変更になって外泊して以来です。

よく考えてみなくとも、ここ自宅と今入院している病院とは、歩いて行き来できない距離でもなく、自家用車だと片道10分ほどです。

病室を抜け出して自宅で少し時間を過ごしてその日のうちに病室へもどるのも可能です。さすがにその気はありませんが…

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【2016.01.09 昼食】

そんなわけできょうは、昼食まで病室で過ごし、午後は自宅でのんびりです。

160196憲法深層

まあ、未明にはまた目を覚ましたので、『平和憲法の深層』(小関彰一著、ちくま新書)を読み切りました。

『新憲法の誕生』(1989年。私が読んだのは95年の中公文庫版。その後、新版として09年に岩波現代文庫版『日本国憲法の誕生』)の著者の本でもあるからと、昨年発行された本書も読もうと買っていたのでした。

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「本書は、憲法制定過程を扱っているが…従来まったく論じられてこなかった論点が多い。いままでの書物の『常識』が本書では『非常識』となっているため、驚かれる読者も多いと思われる…できる限り事実の正確さに努めた…読者諸氏にとって、日本国憲法の誕生や戦後の成り立ちを考える契機に」してほしい、というものです。

それで「深層」なのでしょうが(しかも、「平和」にかかわって、です)、いまだ、「過程」も未解明なことを知ることができます。

190109自宅で夕食・そば

【2016.01.09 自宅で夕食・蕎麦】