6クール目の治療2日目はCHOP(チョップ)療法。
これに先立ち、吐き気・嘔吐予防の飲み薬と、CHOPの「P」のプレドニゾロン錠剤5mg10錠を服薬。
【2016.01.16 朝食】
プレドニゾロンはこの朝10錠に加え、昼4錠、夕2錠ときょうから5日間、服薬し続けます。
さらにまた、化学療法の点滴前後には、制吐剤の点滴をそれぞれ1時間ばかりします。徹底した吐き気防止です。
その後にいよいよ化学療法。最初のエンドキサンはCHOPの「C」。一般名シクロフォスファミドの頭文字。これがおよそ2時間の点滴。
だいたい昼食をはさむことになります。
エンドキサンが終わるとフィルデシン。CHOPの「O」で、こちらは商品名オンコビンの頭文字らしい。20mlの生理食塩水に溶かした4mgのフィルデシンを点滴チューブの途中に注入します。
その作業後に、赤い色をしたピノルビンの点滴。CHOPの「H」です。一般名はドキソルビシンとかアドリアマイシンとかだそうですが、ハイドロキシダウノルビシンとも言うのでその頭文字。
一説には「CHOP=チョップ」と言いやすいような頭文字になるように選んで並べた、とのことですが、真偽のほどは分かりません。
ピノルビン点滴時には簡易な心電図を装着します。
このピノルビン、前回(12月25日)の点滴中に血管がピリピリする痛みを感じ、点滴針を左腕から右腕に差し替えたのでした。
今回はピリピリはしませんでしたが、ほぼ終わるころ、点滴針を刺しているあたりに継続する少しだけの痛みがあるのと、その周辺の一部が赤くなっているのを見て、看護師は差し替えを即決。
最後に制吐剤の点滴をして終了。最初の制吐剤点滴開始が午前10時40分ごろ、最後の制吐剤点滴終了が午後3時40分ごろ。
【2016.01.16 昼食】
およそ5時間で終了しました。
ちょうど終わったころ、小名浜生協病院の院長が見舞いに来てくれました。高3時代の同級生で、私の席は彼のすぐ後ろでした。
【2016.01.16 夕食】