想定外の混雑と行程/楽しい旅

医療生協組合員旅行2日目は、朝7時15分からのバイキング朝食後、8時45分に宿を出発。

予定の行く先が、月曜日にもかかわらず、想定外の混雑で、ほぼ一日、知らされていた予定外の行程でした。これはこれでまた、楽しい旅です。

最初は参拝を終えて出発する時間よりも遅れて到着した榛名神社。

昼食には水沢うどんを食べ、近くの水沢寺を参拝し、予定外の物産館により、それから舞茸直販工場見学をし、予定していたお寺の参拝を取りやめたりしたのですが、記録しないままだったので、どこをどうまわったのか、私はわからないままでした。

まぁともかく、小名浜に帰る最後の最後まで、楽しい旅でよかったです。

今回も初めて参加された組合員が、「友だちを誘うにも様子がわからなかったけど、間違いなく楽しめる旅でよかった」とのこと。

組合員旅行/猿ヶ京

きょう、あすと浜通り医療生協の組合員旅行です。毎年恒例で、今年は「ほっこりなごめる 和のぬくもり 群馬・猿ヶ京温泉の旅」。

私も近所のお迎えの要員で、朝6時半には待ち合わせ場所へ。

7時に小名浜を出発し、一路、群馬県太田市の「三日月村」へ。江戸時代後期の時代考証に基づいて当時の景観、雰囲気、日常生活と風俗を再現した村です。

昼食時間をはさんで2時間の自由時間。おとなりの日本蛇族学術研究所の「ジャパンスネークセンター」を見学したのはどうも私一人のようでした。

そのあとの「たくみの里」散策観光も1時間半の自由時間でしたが、半日あるとゆっくりできるかな、という感触でした。

宿でもゆっくりでき、交流会も大満足です、私は。

第40回赤旗まつり/出会い

ここ数年の激動する政治情勢と、何より総選挙日程の都合で(と私は思っていますが)、4年ぶりに開催された「第40回赤旗まつり」に参加しました。会場は東京都江東区の夢の島公園。

いわき市からの参加はあしたが多いのですが、私はあす・あさってとずいぶん前に医療生協組合員旅行を予定しており、きょうの小名浜地域後援会員のみなさんと参加しました。

今年3月末から神奈川県内に住み始めた娘と待ち合わせ。会場内では「誰かと出会えるかなぁ」と期待しながら、妻と娘と歩きました。

最初に出会ったのがなんと、地元いわきの隣りの住宅地に住む中学恩師ご夫妻。都内在住のお子さんと夕刻に待ち合わせていて、1泊予定とのこと。びっくりです。

そしたら今度は井上さとし参院議員。大学時代に4年間、お世話になった先輩です。前回も、娘と歩いていたら、石川県のテント前で「売り子」をしていた井上さんと出会った記憶。妻は「井上さんとはどうしていつもばったり出会うの?」と。

次は続けて、全日本民医連事務局で仕事をしていた2人と別べつにぱったり。それぞれに旧交をあたためることができました。

会場内のスピーカーからは、沖縄基地問題のパネル討論、二期会マイスタージンガーの歌声とトーク、市田書記局長と作家のあさのあつこさんとの「バッテリー・トーク」、ペギー葉山さんの歌声が聞こえるのですが、その中央舞台に集中する間もない出会いの一日でした。

TPP/国家的信用詐欺

TPP(Trans-Pacific  Strategic  Economic  Partnership  Agreement=環太平洋戦略的経済連携協定)が急浮上です。

商品貿易だけでなく、サービス貿易や投資、国内の規制など広範な分野が対象で、関税撤廃の例外を認めない完全な貿易自由化をめざす交渉です。

「国を開く」だの「乗り遅れるな」だのと民主党政権は参加に前向きです。

「国を開く」と言ってなにを開くのでしょうか。日本の農産物の平均関税率は11.7%。EUは19.5%、アルゼンチン32.8%、ブラジル35.3%、メキシコ42.9%… 日本は世界でも最も開かれた国であり、世界一の農産物輸入国です。

日本共産党の志位委員長は、10月21日の記者会見で、「日本農業を破壊し、食料自給率向上とは両立しえないTPP交渉への参加には絶対に反対」と表明しました。

きょうの地元紙の一面トップは「TPP参加時 本県農業に大打撃」とあります。自民党福島県連が、農林水産省が公表した積算方法に基づいて試算をまとめた、との報道です。福島県農業の主要7品目の産出額が77%減少する、との試算で、県もその内容を認めている、とのこと。

TPP参加に熱心なのは財界で、利益を得るのは自動車や家電などほんのわずかな輸出産業です。なんのためのTPPかは明らかで、「国益」を振りかざす国家的信用詐欺にだまされてはなりません。

だまし世

『だまし世を生きる知恵』(安斎育郎著、新日本出版社)を読みました。

身近な詐欺事件から国家の安全保障のレベルの詐欺まで、「だまし」の範囲はきわめて広い。

「あとがき」で紹介されているニュージーランド在住のロバート・グリーンさんは、もともとイギリスの海軍将校で、核戦略に関わっていた司令官。今は反核・平和活動家。

彼が最近出版した本で、「核抑止力論」を、「ありもしない話を信用させて人を騙す国家による信用詐欺に他ならない」と言っているそうです。

本書を読めば、「言われたことを鵜呑みにするのでなく、事実に即して徹底的に点検し、権威や評判に流されずにしっかりと判断する」ためにも、最小限度の科学的素養(ミニマム・サイエンス・リテラシー)と最小限感受性をはぐくむ大切さがよくわかると思います。

原稿/あわせたい人

木曜日は朝4時半に起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達。ゆうに1時間半かけ、家にもどってからテレビ体操。

7時半前には地元の後援会員がわが家に迎えに来てくれて、定時定点の場所に向かい、その場に来てくれている後援会員といっしょにその街頭で宣伝。

木曜の予定の行動はここまでで、その後はフリー。きょうは通信「かけはし」11月号の原稿執筆。これがまたいつもなにを書くか悩ましいところで、このブログに書き綴っている日誌をまとめるだけでも芸もなく、今回はロシアとの領土問題である千島列島のことを書くことにしました。行き当たりばったりのつもりはないのに、どうも行き当たりばったりです。

そうこうしていたら、午後、高校同級生手から「会わせたい人がいるから」と。

決して共産党を応援しているわけではないのですが、そこは同級生のよしみ、「自民党と見られているが、決してそうではない。人物本意だから」とのこと。

お会いしたかたは高校2年先輩ですが、「自民党はもうダメ、民主党は見てのとおり、社民党は論外、みんなの党その他は自民の亜流。残りは共産党だが、政権をいちばんとらせたくないのが共産党。なのにいちばん親身なのが共産党。そのことをもっと知らせてほしい」と。

高校生活で重なっているだけに、あれこれと話題になりましたが、国民の政治意識の縮図を聞かせていただいた思いで、はなはだ有意義でした。

訪問/「写真と本物」/快晴の湯ノ岳

一日、生まれ育った内郷で訪問行動でした。

高野(こうや)地域では「しんぶん赤旗」読者を中心に後援会員と訪問。「写真では見てたけど、本物は違うねぇ」とかと言われながら、激励と叱咤のお言葉に感謝です。

快晴のもとで、向こうに見える湯ノ岳が見事でした。

実家がある高坂団地では、「あそこの長谷部さんでしょ」「地元の人にがんばってほしい」「今度こそはね」と、熱い熱いお言葉にまた感謝です。

20年前に亡くなった私の父親といっしょの職場だった、というかたもおり、地元ならではとつくづく思います。

戦後処理の不公正/定時定点・街宣・訪問

きのうはロシアのメドベージェフ大統領が千島列島の国後(くなしり)島を訪問したとのこと。

共産党の志位委員長はきのう、さっそく記者会見し、「ロシアとの領土問題は、第2次世界大戦の終結時に、ソ連が『領土不拡大』という戦後処理の大原則を踏みにじって、日本の歴史的領土である千島列島の獲得を企て、対日参戦の条件としてアメリカ、イギリスなどにそれを認めさせるとともに、講和条約の締結も待たずに、千島列島を自国の領土に一方的に編入したことによって起こったものである。そのさいソ連は、北海道の一部である歯舞群島、色丹島までも編入した」と指摘、戦後処理のこの不公正をただすことが、ロシアとの領土問題解決の根本にあることを明らかにしています。

けさの小名浜での定時定点での街宣では、県知事選でのお礼とともに、この問題もお話しました。

午前中は、平の平窪地域の後援会員お2人といっしょに、7か所の街頭から訴え。知事選でのお礼と、共産党を除くオール与党体制のもとで、県民の暮らしに冷たい県政の問題は共産党以外の政党からは県民に伝わらないこと、医療と福祉、教育、地域経済活性化の具体的施策の実施で、くらし応援の県政に変えることは引き続く大切な課題であることをお話しました。

その後は、高校同級生、高校同期生、高校後輩などの開業医、歯科医、動物病院、中学同級生宅をたずね歩き、来年の県議選でのご支援をお願いしました。熱い熱い激励に、感激するばかりです。

「暮らしに目を」/定時定点と訪問/切実な医療・介護

県知事選挙ではたいへんお世話になりました。共産党以外の政党が全部与党では、ムダ使いと指摘され続ける大型事業には湯水のようにお金を使い、暮らしに密着した施策にお金がまわらないのに、それが大問題だ、ということが、私たちの声が届かない県民には伝わらないのが現実です。地元マスコミも、選挙が終わってから「暮らしにもっと目を向けた県になってほしい。棄権した」と有権者の声を報じるのでなく、ぜひ、日々、「暮らしにもっと目を向けた県政になってほしい」声を吸い上げてほしいと思います。

選挙期間中は、候補者本人の名前や写真は、不特定多数を対象にしたこうしたブログでも、掲載できないのが自民党長期政権のもとでの選挙法です。いまだから掲載します。

きょうは朝から自宅近くの定時定点で、県知事選の報告と来年県議選へ向けた訴えをしました。

その後は小名浜地域で、後援会員と医療生協の組合員さんたちを訪問。「家族がお世話になり、今は両親が介護で大変な思い。施設がなくて、月18万円もの負担ではとてもやっていけない。年金で安心できる医療・介護にしてほしい」と切実でした。

ほかのかたからも、安心できる医療と介護への要望はきわめて強いです。

浜通り医療生協誕生のときからご協力いただいたかたにもばったり。「ぜひがんばってよ」のお言葉ははなはだ重く受け止めました。

夕刻には私の地元で後援会員と訪問。初めてうかがう住宅街なのですが、みなさんから励ましの声をかけられ、ありがたいばかりです。学童で私の子といっしょだったというお宅、「長谷部さんですよね」と声をかけていただくお宅もあり、私もちょっとびっくり。

知事選投票日/健康まつり

福島県知事選挙投票日のきょうは、浜通り医療生協の第26回健康まつりでもありました。

3~4日前には、台風が直撃することも予想されましたが、雨や風に見舞われることもほとんどなく、1,000人を超えるみなさんの参加で開催することができました。

喜百合座(よしゆりざ)の太鼓演奏で開幕、午前中の舞台は、いわき徳姫よさこいクラブのよさこいソーラン、地域の鹿島フォークダンスクラブのフォークダンス、地元の小名浜二中吹奏楽部の演奏。津軽海峡冬景色や水戸黄門、ゲゲゲの女房の「ありがとう」と、会場をわかせました。

午後は医療生協の健康づくり委員会による健康体操で会場のみなさんも体を動かし、今年の日本母親大会で会場を魅了したハーラウ・ラウラーナニのみなさんのフラダンス。健康まつりではおなじみです。舞台の最後は風成のみなさんの太鼓演奏。

会場内では、看護部の健康チェック・体力測定コーナー、検査課の血管年齢測定・血糖値測定コーナー、介護部の認知症早期発見タッチパネルコーナーも人気です。

小名浜市民朝市のみなさんによる店舗もいつも楽しみです。

医療生協の最年長総代の中西ハギヨさんと。96歳!