3方面から/いっせい地方選/過去は未来の糧

けさは、中央台という団地から平・小名浜方面へ出勤されるかた、そして平・小名浜方面から出勤される3方面のみなさんが行き交う場所で、今年最初の定時定点の街宣。

今年は全国いっせい地方選挙で、いわき市では県議選があり、地元紙がそれぞれ1月1日付で予定候補者を写真入りなどで報道してくれていたこともあるのでしょう、手を振ってくれたり、目を合わせておじぎしてくれるみなさんが目立つ気がします。

街宣場所のまん前の2つの事業所にも新年のごあいさつをしました。

県議候補に初めてなった8年前を振り返り、当時はどんな日々を暮らしていたか、残る日々をどう効率的に候補者活動をするか、思い描きました。当時から日誌を書きつづっており、その一端を県議現職だった6年前(05年)の6月下旬から、公開日誌として世界中にネット発信しています。

過去は未来の糧(かて)になるなぁ、と、自分の過去をかえりみて思っています。

2月26日午後2時・共産党演説会・市田書記局長

2月26日(土)午後2時から、アリオス大ホールで日本共産党演説会があります。党書記局長で参議院議員の市田忠義さんがお話します。もちろん、私も。

県議選告示のひと月あまり前、通常国会が開会してひと月経過しての時期です。どんな政治状況かは予測もできません。

ただ、民主党政権が、「政治を変えてくれるはず」の期待を完全に裏切り、社会保障の切り捨てを強行しながら、大企業への1兆5千億円規模の減税をし、消費税増税をその穴埋めとし、日本の農林漁業・地域経済・国土と環境を破壊するTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に参加する道をすすもうとし、沖縄県民の総意にそむく普天間基地の「辺野古移設」という実現不可能な道にしがみつく姿勢は変わらないと思います。

第二次世界大戦後、66年たっても、異常な対米従属、財界・大企業の横暴勝手な支配、という「二つの異常」から抜け出す意志がまったくないからです。これが現在の深い閉塞感のおおもとにあると思います。

その打開の展望と、こうしたもとでの今度の県議選の大きな意味が語られる機会になります。ぜひご参加ください。

最初の定時定点/「かけはし」/各種団体と地元訪問

けさは福島高専近くの街道沿いで、今年最初の定時定点の街宣。学校がまだ始まっていないからなのか、交通量は多くはないです。その分、手を振っていってくれたり、おじぎしていってくれるかたが目立ち、感激。

午前中は、通信「かけはし」をご近所に配布し終えるや、先月31日に帰省し、きょう帰るという娘をいわき駅へ送りました。

午後は高橋あき子市議、菅野宗長党地区委員長と、平地域の各種団体を訪問し、新年のごあいさつ。医療、農業、林業、商業、教職員、労組とまわりましたが、政治の閉塞感を打破してほしい、という声は共通です。共産党への期待の声も感じられました。

夕刻は私が住む地域の後援会員と地元を訪問。生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしたお母さんから「子育てしやすいようにしてください。応援します」と激励の声。若いお父さんからも「寒いのに来ていただいて。がんばってほしい」と励まされました。

高齢者の医療費負担軽減を県の責任で―「かけはし」1月号

年末も押し迫った昨年12月20日、厚生労働省の高齢者医療制度改革会議が、後期高齢者医療制度に代わる「新制度」最終案をまとめました。

後期高齢者医療制度について民主党は、09年の政権公約で、「国民を年齢で差別し、高齢者率が上昇するほど75歳以上の保険料負担が増える仕組み」だと規定し、「この制度を廃止」すると明確に述べていました。

「新制度」案では、75歳以上の現役サラリーマンと、サラリーマンの扶養家族を除いた大多数の高齢者を国民健康保険に加入させます。

しかも、現行の市町村国保とは別勘定の都道府県単位の制度の国保にします。

そして、高齢者に医療費の「1割相当」を負担させ、高齢者人口の割合がふえ、医療費がふえるにつれて保険料を値上げするしくみです。

なんのことはない、高齢者の医療費と負担を直結させ、“医療にかかりたいなら重い負担をがまんせよ”と迫り、75歳以上の高齢者を若い世代と分離して別勘定の制度に囲い込んだ後期高齢者医療制度のしくみそのものです。

民主党が「廃止」の対象として規定した後期高齢者医療制度の根本欠陥を、なんと「利点」として評価し、引き継ぐものにほかなりません。

しかも厚労省は、70~74歳の医療費の窓口負担を現在の1割から2割に倍増し、75歳以上の低所得者への保険料軽減措置の縮小もねらっています。

これに対して民主党のワーキングチームは、70~74歳の窓口負担は1割を維持し、保険料軽減の縮小には慎重な対応を求めました。

今年のいっせい地方選挙目当てに、根本的な公約違反には口をつぐみ、目の前の負担増にだけは異議を唱える民主党の堕落もきわまれり、というほかにありません。

私たちは、せめて75歳以上の医療費窓口負担を無料にすること、65歳以上の負担も軽減することを、県として実施するよう、みなさんと力をあわせます。

仕事始め/市役所と医療生協/懐かしい思い

役所の仕事始めの朝、市役所前で高橋あき子市議・渡辺ひろゆき市議、各地の後援会員といっしょに新年のごあいさつ。

その後は市役所本庁者、分庁舎、美術館、水道局を4人の市議団、宮川さんとごあいさつしました。

途中、JAの役員とばったり。「あちこちで見かけていることが話題になってるよ」と。ありがたいです。

ある部署では、中学校ブラバン時代の先輩にばったり。声をかけられてびっくりです。

役所には高校同期や先輩、後輩、幼なじみのお連れ合いのみなさんとも会うことができ、懐かしい思いにとらわれたりします。

市役所のいちばん高いところにある職場からの風景は、写真以上ですが、写真でそのまんま伝えるのは難しいんだなぁ、とつくづく思います。

午後は「古巣」の浜通り医療生協の職場へ。全職場にごあいさつしてまわりました。

デイケアやデイサービスでは、利用者のみなさんにもごあいさつ。私が病院事務長時代、地域での医療生協活動家のみなさんともお会いできました。

正月街宣2日目/小名浜と平北部/拍手と声援に感謝

正月街宣2日目は渡辺ひろゆき市議とずっといっしょでした。

午前中は生協病院職員後援会員か同行してくれ、ら・ら・ミュー、江名漁港、スーパー前、団地など5か所の街頭から訴え。

漁港では外に出ていたかたや近所の商店街のみなさんにもごあいさつ。「川崎市にいたころから共産党を応援していた」と言うかた、「共産党、がんばれ、今の話のとおりだ」と言ってくださるかた。

団地では、自家用車を洗車していたかたが、話し終えると大きな拍手。

午後は渡辺市議と平(たいら)北部地域3か所の街頭から訴えつつ、そして支援者のお宅を訪問し、路地路地を新年のごあいさつをしながらまわりました。

小川郷駅近くのお宅から、話し終えるや2階から大きな拍手と「応援するよ~!」の声援、あるスーパー前では交通整理員のかたが近寄ってくれて「いつもお疲れ様です」と。ありがとうございます。

正月街宣初日/平南部と内郷/よい年に!

きょう、あすと、正月恒例の市内遊説。

午前中は高橋あき子市議と、私が住む郷ヶ丘を皮切りに、平(たいら)南部地域の6か所の街頭から。

平中心市街地では、生協病院職員が車の後部座席から体半身を出しての大声援。郵便局前では年賀状を出しに来るみなさんからの声援。

午後は内郷(うちごう)地域の後援会員と9か所の街頭から。

中学校の2年間、席が隣りだった同級生のタクシードライバーがクラクション。私が育った高坂団地では、車からのバッシング、手を振っての声援。

どうぞみなさん、今年1年がよい年となりますよう、心からご祈念するしだいですす。

親族新年会/おせち/62歳差/いいスタート

元日は恒例の親族新年会。もう15年目ぐらいになります。

それぞれの道を歩み始めた5人の子どもたちのうち、2人は仕事とアルバイトのために欠席でしたが、おせち料理をかこみ、きのうまでの1年間のことやこれからのことなどを和気あいあいと笑いながら話せるなど、きょう1日です。

一堂に会した11人のうち、私たちの世代が5人、親の世代が3人、子どもの世代が3人。一番上の年と下の年の差は62歳。そしてみんな元気。「来年の正月もまたそろおうよ」と。

一年のいいスタートです。今年もがんばるそ!

「強制連行」された朝鮮人

『炭鉱に「強制連行」された朝鮮人』(龍田光司著、いわき革新懇ブックレット3)を読みました。副題は「いわきから韓国を訪ねる」。

いわき市はかつて、出炭量が402万トン(1952年)を記録するほど石炭で栄えた地です。この産業を支えた鉱夫の中に、戦時中は2万人を超える朝鮮人がいました。戦時労働動員=「強制連行」された人びとです。

「設備の不完全な職場に昼夜なく酷使し、ついに惜しむべき青春を若死にさせた」(市内の性源[しょうげん]寺の「朝鮮人労務犠牲者の碑」)若者を含め、その犠牲者は少なくとも298人にのぼり、帰国した生存者たちのなかには今も後遺症に苦しむ人がいます。

いわき市は、「戦争の時代に、多くの朝鮮人の悲哀をもとに、『栄えた』炭鉱の町」(あとがき)と言えるかもしれません。

著者たちは、サークル「平和を語る集い」で25年前から「平和のための戦争展」を企画し続け、5年前からアジア諸国への日本の「加害責任」を考えるようになった、とのこと。

聞き取り調査は、韓国での生存者や遺族に及び、すでに韓国訪問は5回を数えています。

「韓国・朝鮮」をはじめとするアジアの人びととの交流と連帯をの輪を広げるにはなにが必要か、深く考えさせられます。

頒価500円。ブックレットのお問い合わせは、くらしと平和を守るいわき革新懇話会(いわき革新懇℡0246-23-0488伊東)まで。

菜の花/大仕事

今年もあと2日。

ちょっと生協病院によってみると、付属クリニックの脇の庭に菜の花(?)

今年を振り返り、年賀状ならぬ「活動報告」を写真中心にまとめてみました。1年間の様子がわかり、なにか象徴的な場面がなかったかどうか、などと考えながら写真選定するだけで難儀な作業でした。

残った写真は7枚。まっ、いいでしょう。

印刷もきょう中に済ませ、今年最後の大仕事を終えた気分です。