地元訪問/市議への信頼と期待と/視察後打合せ

午前中は、3日連続で私が住む地元の地域後援会員と地元の訪問。

「高橋あき子市議は私と同い年。まだまだがんばってほしい」、「あき子さんがいない市議会はぽかっと穴があく、と感じるのは私だけではないはずだ」、「震災後に被災者に寄り添った活動を続けたあき子さんこそまたがんばってほしい」と、高橋市議に対する大きな信頼と期待の声が続きました。

午後は県庁へ行き、県議会海外行政視察後の最初の打合せがありました。今月中には「速報版」報告書、来月中には最終報告書を作成するために、私を含めた9人の編集委員、作成スケジュールを確認。

なかなかきつくなりますが、がんばります。

被災者の住居/街宣/訪問

朝から高橋あき子事務所にいたら、震災時に小名浜に住んでいた一戸建ての貸家が大規模半壊で大家さんから出るように言われ、今は雇用促進住宅に入居させてもらっている、というかたから電話。

かつては富岡町で自営業をしていて、たまたま大震災前には、お連れ合いの故郷のいわき市小名浜に越してきていて、あまりの偶然に富岡町で事故にあうことはなかったが、原発はなくしてほしい、と。

あわせて、入居期限が過ぎたあとの住居について、市にも相談しているが、私たちはどうして探したらいいのか、と。夜も眠れない、と言うのです。被災地の「住まい」はほんとうに深刻です。

昼過ぎ、炎天下でしたが、平市街地のスーパー前の3か所で街頭から訴えました。被災地・被災者支援が政治の最大の仕事の時に、消費税増税がいちばん重要だと言い張る民主党政権の驚くべき姿、福島原発事故原因究明がされていないままの原発再稼働強行、オスプレイの配備は「アメリカ政府の基本的な方針で、それをどうこうしろという話ではない」と言い切る野田首相。

徹底批判のうえ、消費税に頼ることなく、社会保障再生と拡充、財政再建の道があることを話しました。

夕刻からは、きのうに続き、訪問。昨年の震災前にたずねていたお宅も少なからず、「県議選はよかった。がんばってほしい。震災後から動き回っていたのは共産党の市議たちだということは、多くの人が知ってるんだから、現職の人たちががんばって」と。

地元の訪問/期待の大きさ


私が住む地元のきのうの党支部会議での確認に基づき、そっさく、地元の訪問です。

すべて昨年の県議選前に被災後の実情を聞いて歩いたお宅ですが、私自身が県議選後は初めてでした。

みなさんからは歓迎され、市議選でお世話になる高橋あき子さんを知る人も多く、なおかつ、震災後に市内各地を歩き回っていたあき子さんが引き続き住民のためにがんばってほしい、の数々の声。

私よりはるかに前から市議として活躍していたあき子さんだけに、私の選挙の時には聞けなかったあき子さんを知る話が行く先々で出され、やっぱり歩くことの大切さをまた感じました。

そしてまた、共産党への期待の大きさを痛感しました。

市議選へ打ち合わせと会議と/8月29日演説会

けさは高橋あき子事務所でまず打ち合わせ。あき子市議の選挙対策責任者の私が県議会の種々の日程でなかなか来れず、事務局をになっていただいているみなさんにはご迷惑ばかりかけています。

午後は私が住む地元の党支部会議に参加し、当面1週間の行動日程を決めました。昨年の県議選では、徹底して地元をいっしょに歩いたみなさんで、また熱い思いが蘇りました。

夕刻は、高橋あき子市議選挙区の党支部長会議に参加。それぞれの地域の活動状況を交流しました。新しい仲間を迎えたり、いろんな行動予定が計画されたり。

わが家の掲示板もそのモード。8月29日には党政策委員長の小池晃さんを迎えての演説会もあります。

団会議/オスプレイ/被ばくデータ偽装

7月5日以来の県議団会議でした。毎週開催を基本にしていますが、この間は、私の海外行政視察や、それぞれの視察があり、きょうになりました。

お盆をはさみ、9月2日にはいわき市議選告示。市議選が終わると直ちに9月県議会の準備です。当面の日程調整だけでもなかなかなもんです。

会議をはさみながら、午後は「オスプレイ配備反対の明確な意思表示を国に対し行うよう求める申し入れ」。佐藤泰彦・知事直轄参事が対応してくれました。

オスプレイは、墜落事故を繰り返してきた世界で最悪の欠陥機です。そればかりかオスプレイは、防衛省のパンフレットが、「待ち構える敵を強襲して上陸する」作戦で、「来援部隊の受け入れ基盤の確保」「重要目標の制圧」を行なう、と紹介するぐらいのしろものです。まさにアメリカの殴り込み部隊・侵略能力強化の最前線の武器です。

その訓練のために、福島県の阿武隈山系や会津地方でも低空飛行する計画も明らかになっています。

さらに夕刻近くには、「『被ばくデータ偽装』の事実解明、原発下請け労働者の労働条件整備を求めることの要請」。古市正二・生活環境部次長が対応してくれました。

原発事故収束作業の大前提は、被ばく線量の管理です。しかも収束は、体を張って働く作業員の労働なくしてありえません。

今回の「データ偽装」の疑いも、何層にも及ぶ下請け構造が背景にあります。

事故前から指摘され続けていた問題であり、県として、しっかりとした姿勢が必要なのです。

チェルノブイリ・ハート

『チェルノブイリ・ハート』(マリオン・デレオ著、合同出版、昨年9月刊)を読みました。

著者はドキュメンタリー映画作家で、2003年にこのタイトルの映画を制作し、04年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞、06年には国連総会で上映されたそうです。

「チェルノブイリ・ハート」とは、チェルノブイリ事故直後から増加傾向にある、心臓に複数の穴が開く先天性障害の疾患を、ウクライナ人がそう呼んでいる、とのこと。

行政調査では、こういう実情まで踏み込むことはできませんでした。

私自身、この本で初めて知りました。

視察報告の準備/理事会

県議会としてウクライナ・ベラルーシ両国へ行き、チェルノブイリ原発事故後26年の現状を視察・調査した報告をあれこれ考えています。

向こうで受けた説明や質疑応答のやりとりは後日、録音した記録をすべて文字化して確認する予定ですので、それはそれとして待ちたいと思います。

とりあえず、時系列で、どこでどんな話を聞いてきたか、写真記録をもとにまとめようと思います。

これまでのあれこれのレポートに目を通しつつ、そんな作業に時間を費やしています。

きょうは、定例の浜通り医療生協の理事会に出席。あれから1年4か月が過ぎましたが、全国の医療生協や民医連からの支援は続いています。同時に、健康まつりや芋煮会などのこれまでの恒例の行事にしっかりとりくみ、再生・復興へ新たな決意です。

商工会議所/「増税などありえない」

いわき商工会議所の第91回通常議員総会後の交流会に招待を受け、参加しました。

小野栄重会頭や専務理事さんなどと親しく懇談させていただきました。

大震災と原発事故から1年4か月が過ぎ、商業はいわきだけでなく福島全体で崩壊するという危機感があったと会頭。

冒頭での会頭のあいさつは、いわきの再生・復興へ向けた心からの熱意を感じました。

いろんなかたと話をしていると、いわき市立病院の「赤字」は、その大半が消費税「損税」が要因という共産党市議の指摘を聞いた、という話。

私も病院の消費税負担による経営圧迫のことは指摘し続けています。

こんな時に消費税増税などありえない、と、そのかた。

復興庁副大臣や自民党衆院議員が参加するなか、こんな話はここだけの話なのかもしれません。

奈良県立医大/研修医の定着

奈良県立医科大学へ行き、臨床研修医の定着などに関するとりくみ状況をうかがいました。

そのとりくみについて説明してくれた福井章・臨床研修センター長は、小一時間の話で声をからすほどに熱を込めてくれました。

私自身は、医師の地元定着のためには、医師として働き、生きがいがもてる研修条件・労働条件の整備だと思っています。

私には、その条件整備のために、医学部6年生や研修医のナマの声・要望を聞くことから始めたとりくみに痛く共感しました。

医大だけでなく、県として、その姿勢が医師や医学生に伝わるかどうか、がカギのように思えます。