7月5日以来の県議団会議でした。毎週開催を基本にしていますが、この間は、私の海外行政視察や、それぞれの視察があり、きょうになりました。
お盆をはさみ、9月2日にはいわき市議選告示。市議選が終わると直ちに9月県議会の準備です。当面の日程調整だけでもなかなかなもんです。
会議をはさみながら、午後は「オスプレイ配備反対の明確な意思表示を国に対し行うよう求める申し入れ」。佐藤泰彦・知事直轄参事が対応してくれました。
オスプレイは、墜落事故を繰り返してきた世界で最悪の欠陥機です。そればかりかオスプレイは、防衛省のパンフレットが、「待ち構える敵を強襲して上陸する」作戦で、「来援部隊の受け入れ基盤の確保」「重要目標の制圧」を行なう、と紹介するぐらいのしろものです。まさにアメリカの殴り込み部隊・侵略能力強化の最前線の武器です。
その訓練のために、福島県の阿武隈山系や会津地方でも低空飛行する計画も明らかになっています。
さらに夕刻近くには、「『被ばくデータ偽装』の事実解明、原発下請け労働者の労働条件整備を求めることの要請」。古市正二・生活環境部次長が対応してくれました。
原発事故収束作業の大前提は、被ばく線量の管理です。しかも収束は、体を張って働く作業員の労働なくしてありえません。
今回の「データ偽装」の疑いも、何層にも及ぶ下請け構造が背景にあります。
事故前から指摘され続けていた問題であり、県として、しっかりとした姿勢が必要なのです。