団会議/共同センターの政府・東電交渉

午前中は、2月定例県議会へ向けた知事申入れのための県議団会議でした。

きのう、おとといの政調会も受け、大項目と分担の確認。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

午後は、ふくしま復興共同センター(東日本大震災・原発事故被害の救援・復興をめざす福島県共同センター)による政府・東電交渉に県議団全員で参加しました。

今回は第4回で、これまでは東京に出かけていましたが、初めて福島県内での交渉となりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

東電側は、最初に参加者全員が頭を下げて謝罪します。何度こういう場面を目にしたことか。

「加害者として、誠心誠意全力でとりくんでまいります」と言うものの、事故を「人災」と自ら認める姿勢は見せず、「事故は安全対策が足りなかったことが原因、と私たちが言うことを“人災”と解釈されるならそれでけっこうです」という言い方。加害者が被害者を前にしている態度とはとても思えません。

政府側でこの場に来たのは環境省だけ。これまた政府の姿勢が疑われます。

原発事故やその対策も被害も続いていることを自ら言葉にするものの、「事故収束宣言」の撤回をしないばかりか、「冷温停止状態」という、事故原発の収束宣言のために造語した言葉を繰り返す姿勢は、被害者に寄り添っているとはとても思えないのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

政調会2日目

130116政調会

2月定例県議会へ向けた政調会の2日目でした。

土木部、企画調整部・避難地域復興局・文化スポーツ局、警察本部、教育庁、農林水産部、生活環境部・原子力損害対策担当理事のそれぞれから説明を受け、質疑しました。

建設から長期間が経過する公共土木施設の計画的な維持管理、県警としての自主防犯活動の活性化につながる活動、震災に便乗した犯罪対応、高齢者の割合が高い交通事故の実情と対策、教育庁が位置づける、学校・地域の実情に応じて主体的に行う道徳教育の内容、障害のある子どもたちに震災などの影響による雇用状況の変化を踏まえた進路指導、田畑土壌の放射線量測定と農作物放射線モニタリングを一体的に進めるべきことなどについて各部署の姿勢を聞きました。

「手抜き除染」/政調会/控室でも説明

130115環境省・企画

午前中、県議会の企画環境常任委員会があり、環境省福島除染推進チーム長の森谷賢(もりや・まさる)氏を参考人として呼び、国直轄の除染作業で受注業者による「手抜き除染」にかかわり、7日に県に報告した内容を聞き、質疑しました。

私からは、事実関係の調査については、受注業者の現場責任者からだけではなく、多重下請け構造になっている以上、下請け業者も対象にすべきことを指摘しました。

環境省としては、今週18日までに調査などを踏まえた対応策などを発表することにしており、議会としてもその後の対応についてただしていくことを確認しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

きょう、あすと、2月定例県議会へ向け、各部局が準備している当初予算の考え方などを聞く政調会です。

きょうは企業局、保健福祉部、総務部、病院局、商工労働部の順に5部局。

130115政調会・保福部

保健・医療・福祉の推進にかかわる体制整備、福祉・介護人材対策、がん検診の推進策、再生可能エネルギー推進の体制やしくみ、県立病院の役割などについて私からもただしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

合間に、県国土利用計画見直し案、工業用水道料金見直しについて、各担当者から控室で説明を受けました。

勿来「新春のつどい」/参院選へ意気高く/成人

130114勿来新春

成人の日のきょう、朝から雪混じりの雨が降り続ける中、勿来(なこそ)地域の党後援会による「新春のつどい」がありました。

第一部は伊藤ひろゆき市議の進行のもと、昨年末の総選挙で5区候補としてたたかった吉田えいさくさんが党地区委員会を代表し、そして私と宮川さんが県議としてあいさつしました。

130114勿来いわぶち

今年の参院選を福島選挙区予定候補としてたたかういわぶち友さんも駆けつけてくれてあいさつ。

乾杯後は、第二部として、余興。宮川さんが孫と練習してきたという「クイズゲーム」、勿来恒例の、これまた宮川さん演出らしい「白波五人衆」、医療生協党後援会の「健康体操」、「みんなで歌おう」コーナー、最後にハズレなしのビンゴゲームと楽しいひとときでした。

130114勿来あいさつ

7月の参院選へ向け、おおいに意気があがるつどいでした。

ところでいわき市では3757人が大人の仲間入り。そのうち約8割がきのう市内13地区で行なわれた成人式に出席しました。

仲間、友情、絆、感謝、希望、前進、復興といろんな思いを抱かされたと思います。住みやすい世の中をつくるために、いっしょにがんばります。

足立区党後援会/再会/田町で新年会

130113ららミュウ前

日本共産党足立区後援会のみなさんが大型バス20数台を連ねていわき市にやってきてくれました。

もうずいぶん前からの恒例行事になっていて、私も県議一期目に街頭から歓迎のあいさつをしていました。

130113鈴木足立区議

きょうは、一昨年の震災直後に支援物資を届けてくれ、県議選でも駆けつけてくれたたぬかが和子・鈴木けんいち両足立区議とも再会。

130113足立党後援会長

足立区党後援会長は、いわき市出身で、私の亡き父親の1年後輩。親しい関係だったそうで、感動の出会いでした。

130113桜子で

夕刻には、私が住む地元の党支部の新年会。いわき市では知らない人はいないと言われる「田町」のスナックのママもその一員で、そのお店です。

安倍・経済対策のねらい/「かけはし」配布

安倍内閣による「緊急経済対策」がきのうからきょうのテレビを「席巻」していました。

大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を「三本の矢」と強調しています。

1302「経済」

この11年間、勤労者世帯の実収入は月平均56万円から51万円に減り、税・社会保険料負担率は15.7%から17.6%にふえ、可処分所得は約5万4000円もの減少です。

こんな時に「2%の物価上昇率」をされて食料品や日用品などの物価上昇が押し付けられたら庶民は苦しくなるばかりです。

公共事業を大がかりに進めるのが「機動的な財政政策」ですが、公共事業はその経済効果が所得や雇用に持続的に波及しなければ借金だけがふくれあがり、財政はさらに悪化します。

「成長戦略」の柱は大企業向け規制緩和や減税策です。

大企業はこの間、賃金を抑制し、内部留保を溜め込み続けています。大企業が潤えば、雇用も賃金も良くなるというのは破綻した考えです。

けっきょく、この経済対策は、今年4~6月のGDP成長率を数字上引き上げて、来年の消費税増税を実行することがねらいでしょうか。

今必要なことは、消費税増税を中止すること、大リストラを中止すること、社会保障を充実することです。この大事なことは何も語らない「経済政策」です。

130112かけはし

きょうは私と宮川さんの通信「かけはし」をご近所260軒ほどに配布しました。

その後、夕刻からは隣組有志の新年会。

130111組織

「赤旗」トップ記事/予算分析

130111赤旗トップ

震災を受けての「福島県の医療体制の現状と課題」の原稿原案を5000字ほどでけさまでにほぼ仕上げました。

130111赤旗14面

けさの「しんぶん赤旗」のトップ記事は、福島県の「浜通り医療ピンチ」。記者から私も年明けに取材を受け、14面にはコメントも載せていただきました。

130111福島の財政

それはそうと、今度迫られている仕事は「福島県の復興予算と予算分析」。

震災前の県の2011年度当初予算額は9,000億円でしたが、12次に渡る補正が重ねられて決算額は2.5倍を超える約2兆2,000億円。

今年度当初予算は1兆5,000億円を超え、第5次の9月補正まででも1,500億円を超える上積みです。

手元には県が毎年2回公表している「福島県の財政」冊子の第128~130回分があるのですが、今度はこれと格闘中です。

年末に総務部職員から資料ももらっており、全体像を把握しようと必死です。

団会議/知事・副知事・正副議長

年明け最初の県議団会議をしました。

さっそく「県政報告」の最終確認。東電の賠償姿勢を強くただす県議団の論戦をさらに押し出そう、ということで最終修正。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

きょうは、佐藤雄平知事、内堀・村田両副知事、正副議長にも新年のあいさつに回りました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それぞれに県内原発全基廃炉、東電に全面賠償させること、除染の推進、医療提供体制の強化など、県や県議会としての県民の立場に立った課題について、率直に意見交換しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そうこうしつつ、「福島県の医療体制の現状と課題」の原稿の原案を仕上げ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「県政報告」メールでチェック

130110「県政報告」

年末の県議団会議で構想をほぼ固めていた、チラシとして全県民対象に発行する12月定例県議会報告の「県政報告」は、あしたの団会議で最終確認し、印刷所にまわします。

これに先立ち、今は県議団事務局担当者からメールで送ってもらい、それぞれが自宅でチェックできる時代です。

きょうは県党の会議で福島市に来ています。

医療体制の現状と課題/格闘中

130108散歩2

実は今、迫られている仕事があって、大震災を受けての福島県の医療体制の現状と課題を原稿にまとめようとしています。

昨年の12月定例県議会中にその依頼があり、引き受けていたのです。ちょっとあとから後悔したのは、私は、私が住むいわき市内の医療提供体制問題については、あれこれ考えた経過があり、その感覚で受けてしまったことに気づいたのです。

依頼があったのは代表質問検討中で、福祉型県づくりを質問に入れていて、気持ちも高揚していたのでした。

いろいろあるなぁ、と今は思っています。

130108散歩

一昨年11月の「福島県地域医療再生計画(三次医療圏)」、昨年2月の「福島県浜通り地方医療復興計画」、昨年10月時点の「第六次福島県医療計画(素案)(たたき台)」、それに昨年末までに県当局から提供してもらった資料、私が県議1期目の2006年3月に党県委員会と県議団で発表した「福島県における医師不足解消のための提言」に目を通しながら、格闘中です。

他のことに頭が回りません。

気分転換はペロとの散歩しかありません。

121103の2