日本会議 戦前回帰への情念

『日本会議 戦前回帰への情念』(山崎雅弘著、集英社新書)を読みました。日本会議

著者が本書を書き進める動機は、「日本が、かつて戦乱の中で自国民を必要以上に多く死なせた社会に回帰するのではないかという懸念」です。日本会議オビ裏

「日本会議の『思想』や『価値観』、そして『目指す目標』をわかりやすく解説することで、安倍政権と日本会議のつながりという問題を、全体として俯瞰できるような本に仕上げた」とのこと。日本会議カバーソデ

オビには内田樹氏が「独創的な思想も組織的実力も持たない少数者たちが、私たちの眼に触れぬままに、気づけば現実の政治を動かしているという事実に慄然とする」と推薦文を寄せています。

彼らは、参院選結果を受け、改憲のための「最後のスイッチが押されるときが来た」思いをいっそう強め、「日本が本来あるべき姿」を取り戻すための最終目標と真剣に考え、必死に草の根運動にとりくんでいます。

日本国憲法を活かす草の根運動がこれに負けるわけにはいきません。

セミの抜け殻/四倉海岸

午前中の天気予報は「曇り」のようでしたが、朝から快晴。仙台管区気象台は、ここいわき市を含む東北南部が梅雨明けしたとみられる、と午前中に発表しました。去年より3日遅く、平年より4日遅い、とのこと。160729セミ狭い庭で3つのセミの抜け殻を発見! その後もう1つ、計4つ。DSC02009天候に誘われ、 四倉(よつくら)海岸へ行ってきました。 ここの海水浴場は震災2年後の2013年に再開、2012年に再開した勿来(なこそ)といわきの海水浴場は2か所にとどまっています。DSC02012

震災前の2010年、いわきの海水浴客は10か所で約80万人、昨年は2か所で約5万9000人、震災前の7%程度。それでも前年の約2倍。DSC02002 ここは震災翌日に駆けつけた場所で、どうしても当時を思い出します。110312四倉道の駅110312四倉6号線DSC02014