初ガツオ/「号外」も/2丁目南側を周回

きのう、小名浜港に初水揚げされたカツオ。地元各テレビ局がその様子を映像で流し、地元夕刊紙「いわき民報」が報じ、けさの地元紙「福島民友」、「朝日新聞」福島浜通り版でも写真入りで大きく報じられています。160606・7初カツオ

地元の海産物専門店も広告「号外」を各朝刊に折り込みました。魚群の位置の関係で、昨年より3週間遅く、6月に入ってからの初水揚げは珍しいらしく、いずれにせよ、いわきにとっては大ニュース!160607初カツオ広告

一日曇り空のきょうは、少し読書に集中しつつ、午後から散歩。DSC00489

3丁目のわが家を出て西へっすく進み、2丁目の南側を周回してきました。DSC004921丁目に近い公園のイチョウは見事な緑色。これが秋になると見事な黄色に変わります。DSC00487いつもながら、花を愛でながら…DSC00490

現代の民話

『現代の民話』(松谷みよ子著、中公新書)を読みました。160607現代の民話幼い頃の思い出の『いないいないばあ』の作者であることをずいぶん後で知った松谷さんですが、「民話」について知りたいと思ったことと、これに「現代の」と付いたタイトルに惹かれた記憶があります。

前世紀末(2000年)に発刊されて手にしたはずですが、これまた今ごろになりました。松谷さんは昨年、89歳で亡くなられています。160607現代の民話カバー袖カバーソデのセールスポイントにも書いてありますが、著者も「民話と言えば、昔、あるところに、であり、遠い祖先の物語と思っていた視点を抜け出すと、何と奥深い世界が見渡せることだろう」と。

また、「戦争による残酷さ、あるいは権力による、あるいは天災による人びとの苦悩は、事実を語ることによって、伝承の重みを確かなものにする」とも。