来年度の予算案、並びに今年度の最後となるはずの補正予算を審議する2月議会での県議団としての質問を検討し始める団会議をしました。
これとあわせ、「福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」がおととい実施した現地調査の様子、また、医師確保に係る修学資金3制度改定のための条例案についてそれぞれ当局から説明を受けました。
さらにきょうは来年度予算案の知事発表があり、これに先立ってその概要の説明も受けました。
当初としては、今年度当初を1,556億円上回る1兆7,319億7,000万円の規模で、震災・原子力災害対応分が9,168億700万円。
震災のずっと前から私たちが無駄使いと指摘し続けている小名浜人工島造りにも、県負担分だけで29億円近くが含まれており、真の復旧・復興・再生へ向けた予算なのか、住民の暮らし目線で分析しなければなりません。
午後には、須賀川市の国立福島病院と公立岩瀬病院の「統合」が取り沙汰されているなか、それぞれの病院の医師確保・診療体制の強化による地域医療充実、原発事故による放射線に対する不安解消のための検査・診療体制確立の要望も受けました。