血管炎外用剤処方/国調速報値で人口ゼロ4町/いわきの名峰、水石山と湯ノ岳はどれ?

151226基準値読書きのう、5度目の化学療法で初めて腕の血管からの「普通の」点滴で治療を実施しました。

151226血管炎

151226血管炎処方赤い色の薬剤の点滴の際のピリピリする継続した痛みで血管炎の疑いもあるので、きょう、ステロイド外用剤が処方されました。
151226朝

【2015.12.26 朝食】

さてきのうは、福島県がホームページに今年の国勢調査の速報値を発表しました。これを受け、手元にある地元紙の「福島民友」が県内59市町村の人口数と世帯数一覧を掲載しています。
151226民友・国調速報以前から人口ゼロという、原発事故がなければあり得ない地域が国調時に現実に出て、住民票の扱いや地方交付税算定などでの対応が国に求められることもわかっていたことなので、県議会の委員会でも何度か取り上げていましたが、国はいまだその方針を決めていません。
151226民友・国調0現在の全域避難は富岡町・大熊町・双葉町・浪江町・葛尾村・飯舘村の6町村。葛尾村の人口18人は避難解除準備の宿泊者、飯舘村の41人は特別養護老人ホームの入所者です。富岡、大熊、双葉、浪江の4町が人口ゼロですが、1920(大正9)年の調査開始以来、初めてのことです。

数字の並びは、左から人口総数、2010年前回時からの人口増減数、同じく増減率、右側3つの欄が世帯数に関する同様の数字です。

151226昼

【2015.12.26 昼食】

話は変わりますが、山の姿をじっくりながめる機会を得たわけですが、その山の名前が即座にわからないのは忸怩たる思いです。

この病院はいわき市内郷御厩町(うちごう・みまやまち)にあって、北側に見えるのが標高735mの水石山(みずいしやま)と思います。

151220水石山?

【病院の北側に見える水石山?】

そして西側に見えるのが、標高594mの湯ノ岳(ゆのだけ)だと思います。

151226朝の湯ノ岳?【病院の西側に見える湯ノ岳?】

間違いないでしょうか。いわきの名峰としてだれもが山の名は知っているはずですが、ならばそれはどの山? と聞かれると直ちには答えられないことを自覚させられてしまったのです。

どなたか教えていただけると幸いです。

151226夕

【2015.12.26 夕食】

5クール目の治療/中心静脈から普通に腕の血管点滴に/針の差し替えも/やや疲弊感

151225読書

5クール目の治療です。きょうが化学療法のCHOP(チョップ)療法、週明けの28日にはモノクローナル抗体療法です。

このモノクローナル抗体薬剤を「リツキシマブ」というらしく、頭文字をとって「R」、そしてこの2日間のセット治療法を、チョップ+リツキシマブで、「R-チョップ療法」というそうです。

151225朝

【2015.12.25 朝食】

小出しにしながら5度目を迎えたように聞こえるかもしれませんが、他意はぜんぜんありません。

それはともかく、前回までは、10月上旬以来、前病院で中心静脈(CV)に挿入・留置していたチューブを通した点滴治療だったのですが、前回治療後にこのチューブをほぼ2か月ぶりに取り外しました。

151225ピノルビン

なので今回からは、腕の血管に針を刺しての「普通の」点滴です。

151225昼

【2015.12.25 昼食】

それで、心電図を装着して点滴する赤い色の薬剤では、血管などにピリピリするような痛みが持続し、それはよろしくないことなので、針を別な血管の場所に差し替える場面もありました。

151225点滴

点滴流量も前回までの機械でなく、手動でやや少なめ(ゆっくりめ)にしたことも重なり、前回は5時間ほどで終了でしたが、きょうは6時間を少し超えました。

針を刺した両腕の場所の痛みが残ったりもして、やや疲弊感が残る初日治療でした。

151225夕

【2015.12.25 夕食】

気分転換/刺身・鍋・生野菜/寄せ書き/ゆず湯/自家用車運転/ラーメン/サンタとトナカイ

自宅への外泊の許可を受けるための理由は「気分転換」です。

初日は夕刻からなので、自宅での夕食が最初の気分転換。病院食では出てこない刺身と鍋(カキ・豆腐・ニラがメインの水炊き)で大満足です。

二日目には、党地区委員長が午前中に来てくれてあれこれの世間話など。午後には、ほんとうに心苦しいのですが、この間、ボランティアで私のパソコンを診てくれているHさんに、自宅での無線接続ならびにメール送受信を点検してもらいました。

151220内郷好間寄書

夕刻近くには、3日前に「望年会」があった内郷・好間地域党後援会のみなさんからの「寄せ書き」が届けられました。参加していた宮川・吉田両県議、みぞぐち市議からのメッセージも添えられています。

151223夕食

夕食は2日目も鍋。それに「生野菜サラダ」というのも病院食には出てきません。

151223ゆず湯

お風呂はゆず湯。

3日目のきょうは妻は仕事なので家には私ひとり。自家用車を運転し、近所の銀行ATMでお金をおろし、やはり近所の簡易郵便局であれこれの支払いなどの振り込みをし、行きつけの書店へ行き、家電量販店へも立ち寄り。けっこうな距離を走りました。

151224昼ラーメン

昼食は例によって自宅でインスタントラーメン。ニンジン、キャベツ、ハクサイ、レタス、カイワレ、ネギ、昆布巻き、あおさのり、鰹節。盛りだくさんというより、あるものだけをぶち込みました。

151223台所のペロ

まぁ、ともかく十分な気分転換ができました。
151223昼寝のペロ

病室にもどった夕食時。さすがクリスマスイブで、サンタとトナカイが食事とメッセージも持ってきてくれました。

151224イブ

151224夕

【2015.12.24 夕食】

天皇の「深い反省」/誕生日の記者会見/知的作業と反知性主義

151218・誕生日記者会見

今年の全国戦没者追悼式で、天皇は「過去を顧(かえり)み、さきの大戦に対する深い反省と共に、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い」と、初めて「深い反省」に言及したことが話題になりました。

アベの「70年談話」との違いも取りざたされました。

きょうは天皇誕生日で、宮内庁ホームページには誕生日にあたっての記者会見全文が毎回掲載されます。マスコミ発表はきょうなのでしょうが、その会見全文を読むと、最後のほうにこうあります。

「この1年を振り返ると、さまざまな面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」。

HP151223天皇・宮内庁

「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくこと」のためには知的作業が不可欠です。反立憲主義・反民主主義・反平和主義の骨格をなす反知性主義のアベに天皇のこの言葉は通じるのでしょうか。

なお、以前にも天皇皇太子の言葉について触れたことがあるので、見ていただけると幸いです。

天皇家の写真は宮内庁ホームページからです。

151223テレビ体操

151223ペロ

血液検査結果で日程ががらがらポン

151222採血

けさ、採血しました。

主治医が午前中にさっそく来てくれました。その血液検査の結果、25日に予定していた末梢血幹細胞採取では幹細胞が採取できる見込みがないので、年明けに変更したい、と。

151222朝

【2015.12.22 朝食】

その日程の関係で、第5回目の治療は今週末と来週明けの2日間の実施ということにしました。

その関係で、自宅への外泊予定も、3日前倒しで今夕から2泊3日に決定です。

年末年始は化学療法対応の皮下注射を10日間続ける必要もあり、病室で過ごすことになりそうです。

151222昼

【2015.12.22 昼食】

12月の世論と運動の広がり/立憲主義破壊を許さない/飛び出したい

今月に入ってからも、アベ政治をやめさせる、立憲主義破壊を許さない、とする世論と運動は、来年の参院選もしっかりと位置づけつつ、広がりを見せています。

「しんぶん赤旗」が写真で報じた動きを中心に、私の主観でまとめました。入院してボ~っ、としているわけにもいかないのです。

151203アベ政治を許さない・澤地久枝さん・国会正門前

3日には国会正門前だけでなく、全国各地で「アベ政治を許さない」が掲げられました。「九条の会」呼びかけ人でもある作家の澤地久枝さんが、毎月3日に掲げよう、と提案したものです。

151206銀座大行進・

6日には銀座で大行進がありました。SEALDs(シールズ)(自由と民主主義のための学生緊急行動)と、安全保障関連法に反対する学者の会が主催しました。行進名は「KEEP CALM AND NO WAR 戦争反対☆銀座大行進」だそうで、戦争法の廃止をめざす学生・学者・市民による共同行動としてとりくまれました。

151209諸団体・5野党第3回意見交換会

9日には、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」「安全保障関連法に反対する学者の会」「SEALDs(シールズ)」「安保関連法に反対するママの会」「立憲デモクラシーの会」の5つの市民団体と5野党との第3回意見交換会がありました。市民団体から、戦争法廃止へ向けた参院選での野党共闘を求める提案が出され、政党側からは歓迎と連帯が示されました。

151220戦争法・市民連合

なお20日には、その意見交換会の時にも提案があった「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(略称=市民連合)が結成されました。

151211専大・明大講演会

11日には、安保法制について考える明治大学と専修大学共同講演会が、川崎市の明大生田キャンパスで開かれ、研究者、学生、市民が参加しました。

151211京大シンポ

同じ11日、私の母校・京都大学では、学術企画「立憲主義を考えるシンポジウム-日本国憲法70周年に向けて-」が開かれ、なんと、共産党の志位委員長が「国民連合政府の展望」を語りました。学術企画で政党の政権構想が取り上げられるのは異例で、それほど立憲主義破壊が深刻な反映です。

151217早大集い

17日には、安保関連法の廃止を求める早稲田大学有志の会が、早大大隈記念講堂を会場に「立憲主義・民主主義と平和を考える早稲田大学の集い」を開きました。

151219戦争法・高校生原宿デモ

19日は戦争法強行から3か月。東京では高校生でつくるティーンズソウルが表参道デモを実施。大阪でも、ティーンズソウル・ウエスト主催で大阪市のメーン通り・御堂筋をデモ行進しました。

151220戦争法・福島

福島県内でも20日、「戦争法反対!全国いっせい19日行動・福島県民集会」が開かれました。「安全保障関連法に反対する福島県大学・短期大学研究者の会」「福島県9条の会」「憲法をいかす福島県民の会」「改憲阻止福島県連絡会」の4団体の主催。民主・共産・社民の代表が連帯あいさつをしました。

151220いわき北部

いわきでも、20日にいわき駅前で、共産党いわき北部後援会が呼びかけて、「アベ政治を許さない」大行動が行なわれました。

安倍独裁政治を何としても一刻も早くやめさせるため、私も一刻も早く飛び出したい気持ちです。

151219玄関

散髪した頭/昼夜逆転に気をつけて/年内予定/8階から1階の階段上り下り/3階のツリー

151221早朝読書

読書の様子と体操の様子を記録に取っておくと、妻が散髪してくれた頭がどうなっているか、よくわかります。

151221テレビ体操

それはともかく、きのうのように、昼間に寝てばかりいると、「昼夜逆転」の暮らしになりかねず、気をつけないとなりません。

151221朝

【2015.12.21 朝食】

とはいえ、こうして入院生活が続くと、コンスタントなリズム維持はなかなかなもんです。

さて、年内の予定で決まっているのは、あす(22日)と25日早朝の採血、24日のCT撮影、最大の「イベント」が、4日に首尾よくなかった、透析室で25日に実施する末梢血幹細胞採取です。

151221昼

【2015.12.21 昼食】

その後の予定は、幹細胞採取の結果がわかる28日に、5回目の治療、もしかすると3度目の幹細胞採取の日程を決める予定で、場合によっては29日・30日に5回目治療実施もあり、とのことです。

25日夕刻から27日夕刻までは、外泊許可をもらって自宅にいったんもどる予定です。

151221体重

このところの体重は、56kgを超えるかどうかまでは来ていますが、3週ほどこの体重維持、といった感じです。

151221夕

【2015.12.21 夕食】

きょうは私がいる病室がある病棟の建物を上から下まで階段で歩きました。8階から1階の144段。目的は、各病棟のナースステーション前に飾ってあるクリスマスツリーのチェック!

151221三階ツリー

3階の小児病棟がいちばん大きなツリーでした。

よく寝た日曜日/母校の小学校/「カップ」トラウマ/リズムは大丈夫?

きょうの日曜日は一日寝てばかりでした。

151220朝

【2015.12.20 朝食】

朝食を食べてからは、午前中の「定時バイタル」と白血球を減らさないための、第4回治療後の9回目の皮下注射をしてもらうまでにまずひと寝入り。

151220昼

【2015.12.20 昼食】

それで昼食の時間をむかえ、昼食後に清拭タオルで自ら全身をふき、1~6階の階段上り下りを兼ねて院内散歩をし、また、ベランダから景色をながめたり。

151220高坂小

じつはこのベランダに出るための「非常出口」の存在にはきょう気づき、病室からも見える母校のいわき市立高坂小学校の校舎も部屋の窓越しでなく見ることができ、ちょっと感動。

いま見える校舎の場所は、私が小学生時には校庭だったはずです。

151220ミニカップ

それに、散歩ついでに、おやつ用に売店で「ミニカップラーメン」。私にはじつはカップラーメンに「トラウマ」があり、9月県議会開会中に腹痛に悩まされ続けていたとき、いわきにいったん戻っていた9月26日の土曜日、昼食にカップうどん・カップワンタンを食べて午後の会議に出席中からまた腹痛に襲われて、その翌日に「事務所開き」、その翌日からきょうにいたる、結果としての入院生活となっている経過です。

きょうでもって、「カップ」ものも食べられる、と「トラウマ」を克服しました。どうでもいいようなことがひっかかりつづける一つの例でしょうか。

ともかく、病室に戻るとまた昼寝。何時頃だったか、朝に続いて妻が来てくれたのはいいのですが、ハサミを用意し、「中途半端な髪ののび方(抜け方?)が気に入らない」とさっぱりと散髪。

その後、夕刻までまたひと眠り。

151220夕

【2015.12.20 夕食】

夕食を食べ、テレビを見ていたつもりがまたいつの間にか寝入っていて、午後9時ごろにきょう最後のバイタルチェックで起こされ、またその後、知らぬうちに寝てしまい、夜11時ごろに目を覚ます、といった事態でした。

今晩、これからの時間もさることながら、あしたからの生活リズムは大丈夫かな?

ちなみにきょう一日3回のスクワット・ダンベルは早朝5時、午後2時、午後11時でした。

151220N1面・軽減詐欺

それにしても「軽減詐欺」。当たり前のことが当たり前に言えず、立憲主義破壊の自覚がない独裁政治が幅をきかす政治はやめさせますから。きょう付けの「しんぶん赤旗」日曜版1面の室井さんのコメント。

一日36度台キープ/クリスマスコンサート/職員OG/住所地名からのストリングス

きのうの夕刻5時から体温は38度台に突入。夕食前には看護師に「通報」。7時ぐらいからはもうほとんど寝ていた状態ですが、8時、9時にも38.0度。9時には処方された抗菌剤を飲んでそのまま就寝。

151219午前2時

また未明に目を覚ますと、きょうはその1時半から今夜に至るまで、ずっと36度台をキープ。夕べ処方された抗菌剤を今晩からまた5日間、飲むこととなりました。

151219午前2時半ごろ

ともかく、薬によるものなのかどうかを私が判断するようなことでもないでしょうが、熱に悩まされることはなくなりました。

151219クリスマスコンサート

午後には、病院中央玄関ロビーを会場に、「第29回クリスマスコンサート」がありました。

入院でもしなければ、知る機会もなかなかないわけですが、29回というのもたいへんな歴史ではないでしょうか。

151219高橋禮子さん

しかも、最初にギターを演奏してくれたのは、病院OG助産師・看護師の高橋禮子さん。

次の演奏が弦楽合奏で、約25年前にこの病院がある住所地名をとってスタートしたクゼフィールド・ストリングス。

151219コンサートNHK

心温まる演奏会でした。地元NHKの取材もありました。

151219朝

【2015.12.19 朝食】

151219昼

【2015.12.19 昼食】

151219夕

【2015.12.19 夕食】

8日目にして37度台後半/昼寝を繰り返し/在宅医療・介護連携と県/「医療格差」原因分析

第4回の化学療法からきょうで8日目。

朝から1日、体温が37度台後半を「維持」。午後5時には38度1分。もう少し様子を見て、看護師にお知らせしようと思います。

151218朝

【2015.12.18 朝食】

主治医からは38度を超えたら抗生物質を考えるか、と言われ、看護師からは38度を超えたら教えて、と言われているので。

151217入浴

そんなこともあってきょうは、朝食後の読書後、小一時間の昼寝。起きてからは104段の階段上り下り、部屋に戻ってからは入浴。

151218昼

【2015.12.18 昼食】

昼食後も午後1時半ぐらいまで昼寝。

さらに3時ごろから4時半ごろまでも昼寝。

そして未明の時間や昼間の起きている時間は、久しぶりに「医療」にかかわる文書を読んでいました。

151218医療関連

未明は日本医療福祉生活協同組合連合会の「Review and Research」vol.4 の特集「在宅医療・介護連携」。大学、行政、医療生協からのそれぞれの報告論文・インタビューです。私の問題意識はつねに、広域自治体としての県の具体的サポート政策提案です。

151218未明読書

もう一つは日本の医療格差を分析した新書。今年2月には発行されていましたが、やっと読みました。「国立大学医学部に限れば、5つの医学部しかない関東と、すべて国立大学である四国との差は9倍近くになってしまう-この格差は、戊辰戦争と明治維新、日本陸軍、そして田中角栄によって歴史的に作られてきた」、というのです。これには目を見開かされました。

151218夕

【2015.12.18 夕食】