九州など大雪/住みやすい市・いわき市/クラシック、バンド「ヘンリーヘンリーズ」/錦織選手8強と琴奨菊初優勝

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鹿児島や長崎など、九州地方をはじめとした西日本の雪は半端ではなさそうです。

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【2016.01.24 朝食】

けさのニュースから夜のニュースまで、大雪のニュースが続いています。

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きのうの夕刻にいわきでも降り始めた雪。けさ、きのうの晩と同じ場所を病院ベランダからながめました。

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この間の全国の大雪とは無縁のいわき。天候的には住む地域としては最適です。産業的に内発的発展の条件と、市内それぞれの地域での教育・福祉の安全・安心な条件を行き渡らせれば、日本でいちばん住みやすい市の一つになることは間違いありません。

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白血球を減少させないようにする皮下注射は、6クール目の化学療法治療後7回目。これが今週29日の末梢血幹細胞採取予定日まで12日間連続予定です。

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縁あって、病室に持ってきていただいたCDを聞いていました。ひとつは「BEST CLASSICS 100 PREMIUM」(ベスト クラシック 100 プレミアム)の6枚組。

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【2016.01.24 昼食[病院食を初めて写真記録し忘れ。これは、きょうとほぼ同一メニューの昨年12月11日のものです]】

クラシックCDなど実に久しぶりです。様ざまな作品を集めたこうしたオムニバス的なクラシックを聞くのもそうないことでした。

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もう一つは、「ヘンリーヘンリーズ」というバンドのCD。メンバーの一人とゆかりのある人が持ってきてくれました。メンバー4人は全員1994年生まれ。

ネットで検索すると、バンドのホームページだけでなく、ライブ演奏録画も見ることができます。

そうこうしていたら、全豪オープンテニスでは錦織圭選手がセットカウント3-0でJ.ツォンガ選手を下し、2年連続の8強入り。

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大相撲では琴奨菊が突き落としで豪栄道を破り、06年初場所の栃東以来、10年ぶりの日本出身力士の優勝にわいていました。

きょうは、朝のテレビ体操、スクワット・ダンベル以外は略。体を休めていました。160123夕_R

【2016.01.24 夕食】

懐かしい人たちと/状況がわからない…/「近いうち会いたい」と/医療生協職員・音楽グッズ/積雪はないいわき?

 

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今の病院に入院(2015年10月13日~)してから丸3か月と11日。

その前の病院に検査のために入院(同年9月28日~)した日からは間もなく丸4か月。

その前に小名浜生協病院に4泊5日の入院(9月19~23日)をした時を「起点」とすれば、もう4か月は経過しました。

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【2016.01.23 朝食】

そういうことはともかく、私も人を恋しくなるわけですが、たまたまおとといときょうと、懐かしいかたがたと話をすることができました。

おとといは、私が県議1期目(2003年4月~07年4月)のとき、たぶん複数の特別委員会でごいっしょして以来、気軽に会話できる関係を築いていた自民党県議。その前日には病院まで来てくれたそうなのですが、事情でお会いできませんでした。

きょうは高校の同級生。それこそ私から、昨年の県議選の事情についてその当時に連絡しなくては、と思っていて、ついに彼から電話をもらうことになってしまいました。

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【2016.01.23 昼食】

お二人とも、要するに、私の容態を含めた状況がわからず、近いうち会いに行きたい、とのことです。

それにしても、こうして連絡してもらえること自体、ほんとうにありがたく思います。

夕刻には浜通り医療生協の職員。理事を務めている私への諸資料に加え、音楽グッズまで持ち込んでくれました。

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以前、「在宅医療・介護連携」を特集した日本医療福祉生活協同組合連合会の「Review and Research」vol.4 を紹介したことがありましたが、今回の vol.5 の巻頭言には若林靖永氏。やはり以前紹介した彼の編著書である『2050年 超高齢社会のコミュニティ構想』のことについて書いているので、ちょっとうれしくなって紹介します。

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さて、全国での雪の様子はどうなのでしょう。夕刻5時ごろ、病院ベランダから外をながめました。

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いわきでは、病院北側の街中方面も、南側の山側も、積雪まではいかないような雪の降り方。

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【2016.01.23 夕食】

一日眠いのは入院疲れ?/3度の食事で起こされ/テニス選手のタフさ/ビッグな二つの講演会

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入院して初めて、と言っていいぐらい、きのう、きょうは一日中眠かった!

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「入院疲れ」などとはあまり聞いたことはありませんが、なんかホントに眠かった。

眠気を誘う薬は飲んでないはずなのて、薬ではないと思うのですが…

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【2016.01.22 朝食】

そういうわけで、朝、昼、夕と、病室に病院食を運んでもらった職員に起こされました。

午前中は、先日に続き、「全豪オープン」の錦織選手の試合を見ようと、中継が9時からというので、午前中のお風呂の始まる時間に「朝風呂」を済ませました。

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【2016.01.22 昼食】

けっきょく、3時間近い試合で、錦織選手は 7-5,2-6,6-3,6-4で勝利! その大半を寝てしまっていたのですが、たぶん、スポーツニュースなど以外で試合を見る機会はまったくなく、これだけ長時間の過酷な試合とは、初めて知りました。

あらためてテニス選手のタフさに驚きです。

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3度の病院食とともに、眠気を吹っ切ってスクワット、ダンベルもなんとか朝、昼、夕と3度は敢行。

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読書も試みましたが、活字に目を落とすと眠気に襲われ、1ページも進みそうにないのできょうはやめ。

ちなみに手にしている文庫本は入院の早い時期から病室に持ち込んでいる本で、こういう本に限って後回し(?)

さて、今月末と来月と、いわき市内ではビッグな講演会が企画されています。けさの「しんぶん赤旗」折り込みチラシで知りました。

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一つは今月31日、いわき市社会福祉センターを会場に、伊藤塾塾長・弁護士の伊藤真さんを呼んでの「安保法制と平和憲法」。

「安保法制違憲訴訟いわき原告団結成準備集会」を兼ねるようです。

もう一つは来月(2月)10日、いわき芸術文化交流館アリオス大ホールを会場に、「福島県内の全原発の廃炉を求める会」主催の講演会。

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小泉純一郎・元首相が講演、馬場有・浪江町長の報告、桜井勝延・南相馬市長の連帯あいさつ、「会」呼びかけ人の一人・玄侑宗久さんが「梅花百福兆す」。

いずれも行くことができず、残念至極です。

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【2016.01.22 夕食】

「競争やめたら学力世界一」/フィンランドの教育の原理/参院決算委/田村議員/土日は雪?

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『競争やめたら学力世界一 フィンランドの成功』(福田誠治著、朝日新聞社)を読みました。

10年も前の著作で、朝日新聞社書籍編集部からの依頼による仕事のようです。

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【2016.01.21 朝食】

端的に言って、人間観、社会観、民主主義観、したがって教育観、学力観の根本が違っている感じがします。「人間というものは、もともと興味・関心を持っていて、自ら学んでいくものだ」という信念があり、「いやがる者には強制しない」のがフィンランドの教育のひとことで言った時の特徴、と著者。
本書は、フィンランドの教育の原理を検討し、フィンランドの教育がなぜ世界の動きの中でよく機能しているか、提示してくれています。

10年後の今はどうなのか、興味深いところです。

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午後には参院の決算委員会があり、共産党からは田村智子議員が質問に立ちました。

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冒頭、甘利明経済再生相の「あっせん利得」疑惑について問いただしました。「現金は受け取っていない」と答えない理由は何なんだろう…

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田村議員の質問のメインは、大学生の学ぶ環境・条件が家庭の収入による極端な格差が生じている実態と、これにまともな手を打とうとしないどころか、学費の値上げなどアベ内閣によるいっそうの格差拡大策の告発、給付型奨学金の創設などによる学生支援策を求めました。

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さて、ここ数日、全国での雪のニュースが続いていました。

ここいわきでは、病室から見る限り、向こうの山の頂には先日の雪が残っているようですが、少なくとも、病院近辺に雪が降った様子はありません。

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が、週間天気予報を見ると、快晴のあすの翌日・翌々日には何やら雪の予報。

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【2016.01.21 昼食】

テレビの天気情報を見ていると、沖縄上空あたりまでかなりの寒波が張り出すとか。どんな土・日を迎えることになるのでしょうか。

きょうは一日、睡魔に襲われながら、本を読んだり、テレビを見たり、お風呂に入ったり、体操したり…

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【2016.01.21 夕食】

けさは「東海・近畿」/こちらは朝日に照る山/採血/Ca摂取/「福島切り捨て許さない」/紙質問に不誠実首相答弁

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連日早朝の大雪ニュース。毎日、気になります。けさは「東海・近畿 平野部に積雪」と。

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そのニュースを見た1時間後ぐらいに病院ベランダから外の景色を見ると、朝日に照らされる山々。

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けさは6クール目の化学療法後の最初の採血・血液検査がありました。

午後に来てくれた主治医の話では、白血球を減少させない注射の効果で白血球は増えているが、これからまた減って、その後また増えてくるようになるだろう、と。

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【2016.01.20 朝食】

ところで、幹細胞採取を前に、以前から主治医からはカルシウムを意識的に摂取するよう言われています。

その機序を私が十分に理解はしていないのですが、要するに、幹細胞採取時には血液をいったん体の外に出すことから、その際に使用する抗凝固剤の作用で血液中のカルシウムが少なくなり、唇や手の指先がしびれるといった症状が出ることがあるんだそうです。それに備えるためにあらかじめカルシウムの摂取がのぞましいとのこと。

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もちろん、そんな症状がある場合はカルシウムの薬を注入しながら血液を体に戻すことになります。

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けさの地元紙には、『生業を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟原告団・弁護団の意見広告「福島切り捨てを許さない」が掲載されました。

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きょうはたまたま、県外の民医連事業所法人のかたがお見舞いに見え、話の中で、「脱原発」の切り口で福島の現状の発信特集を法人機関紙上で考えたい、と。

地元紙の意見広告にも関心を持ってもらい、持ち帰ってもらいました。

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国会では参院本会議の決算審議の質問中継。共産党からは紙智子議員が登壇しました。

アベの相も変わらぬ都合のいい数字だけを取り上げて「世の中よくなっている」と強弁し、「ご指摘はまったく当たりません」答弁にはほんとうに危うさと不誠実さしか感じられません。

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【2016.01.20 昼食】

午前中には、全豪オープンテニス男子単「錦織圭×A.クライチェク」戦があり、ストレートで錦織の勝利とはいえ、とくに2セット目の熱戦など1時間53分は手に汗。

夕刻は10年ぶりの日本出身力士の優勝か、と、盛りだくさんの話題の一日でした。しかしまだ11日目じゃないですか。

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【2016.01.20 夕食】

暴風雪ニュースなど/病室の日常/右と左の交互の皮下注射/参院・仁比質問/テレビ

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けさも早朝から北日本・日本海側の暴風雪・大雪警戒などのニュース。

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【2016.01.19 朝食】

首都圏ではきのうの雪もすっかりとけた様子も報じられますが、一方で日陰などでは凍結して転倒の危険もあるようです。

いずれにせよ、全国的にはあしたまで要注意だそうです。

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病室ではいつものように日常の早朝読書、スクワット・ダンベル、テレビ体操。

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きのうからまた始まった白血球を減少させない皮下注射。今まで触れなかったかもしれませんが、連日の注射ということなのでしょうか、きのうは右肩ならきょうは左肩、と、右と左と交互に注射することになっています。

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きょうも午前11時前、参院予算委員会では、共産党の仁比聡平(にひ・そうへい)議員が16分間の質問に立ちました。

島しょ防衛を口実とした佐世保基地内への水陸両用艦基地建設計画、佐賀空港へのオスプレイ配備計画が、強行された戦争法の具体化として進められようとしていることを示し、軍事に軍事で対応しようとする危険を告発、そんな道を突っ走ることになる戦争法の廃止を訴えました。

仁比議員は大学の後輩で、彼が新入生で入学してきたころ、私はよく声をかけた一人かもしれません。国会での活躍は頼もしい限りです。

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以後、きょうは、午前11時30分~TBS系「ひるおび!」、午後1時5分~NHK「スタジオパーク」。

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【2016.01.19 昼食】

午後2時53分~TBS系「水戸黄門」、引き続き3時50分~「スイッチ!オン」「Nスタ」。

午後6時10分~NHK福島「はまなかあいづ」、とずっとテレビ。

まっ、たまには。

その間、午後1時過ぎには、東京在住の友人から「近く見舞いに行くよ」と連絡があったり、黄門様が始まる前にはきょうは午後の時間指定の入浴、3時過ぎには連日来てくれる主治医から29日幹細胞採取までの採血日程や生活上の注意事項など。

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【2016.01.19 夕食】

首都圏の積雪ニュース/いわきは1日雨/体重58kg台/皮下注射/参院予算委で小池副委員長/「日本の科学者」

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早朝のニュースは、首都圏で未明からの降雪と積雪の様子。その影響のことなど一日中のニュースでした。

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【2016.01.18 朝食】

病室から見るいわきの天候はずっと雨模様。雪景色になることはまったくなさそうです。

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月曜日なので、体重計に乗ってみると58.2kg。まぁ、1週間前より100g増ですが、入れたり出したりして上下しながらの数字なので、着実に増えていると思います。

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CHOP療法から1日置いたきょうからは、また白血球を減少させないための皮下注射開始です。3度目の幹細胞採取予定の29日まで連続する予定です。

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午前11時前には、参院予算委で、共産党の小池晃副委員長の質問でした。

日本社会の中で現実に広がる貧困問題に対する安倍首相の認識を含め、消費税増税中止と現実から出発した現実的施策を求める質問でした。

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【2016.01.18 昼食[みかん1個追加です]】

アベの頭には、GDPを人口で割った数字や、お友だちの富裕層・大企業役員の顔しか浮かばないのか、現実を正面から受け止めようとする真剣な態度が見られないことが重大問題です。

小池さんは種々の資料も示していたので、追って紹介する機会も作りたいと思います。

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たまたまきょうは、小池さんの質問とも大いに関係する『日本の科学者』2月号の特集「貧困問題と社会福祉の役割」を読んでいました。

生活保護、介護保険、知的障害者家族、児童養護の現場、特集以外でも、母子世帯、医療ソーシャルワーカーの役割などの論考です。

社会保障のあらゆる分野で顕在化する貧困問題の背景に、ほぼ確実に非正規労働などの不安定就労や生活問題があることが浮き彫りにされているように思います。

日本の憲法は、こうした問題にメスを入れ、人間の尊厳にふさわしい労働と生活を実質化することをめざしているはずです。アベはその憲法破壊を自覚的に実行する恐るべき反立憲主義者です。

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【2016.01.18 夕食】

阪神・淡路大震災21年/「人間の復興」は?/定期外治療時処方薬/「脱原発で地元経済は破綻しない」/「脱原発基本法案」

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きょう、1月17日は、阪神・淡路大震災(1995年)から21年目。

発生時刻の午前5時46分、被災地では黙とうがささげられ、「花は咲く」の合唱の様子がテレビ中継されていました。

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当時、私は全日本民主医療機関連合会(民医連)の事務局に務め、月刊誌『民医連医療』の編集にたずさわっていました。

当日には現地と電話連絡が取れず、何があってどうなっているのかもわからず、緊張と不安な空気が職場をおおっていたことを思い出します。

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【2016.01.17 朝食】

そして今、「20年が期限」と退去を迫られる借り上げ復興公営住宅入居者がいたり、減っているとはいえなくならない復興公営住宅での独居死者。「人間の復興」が成しとげられているのでしょうか? 時を経て「復興災害」が広がってはいないでしょうか?

さて、けさ飲む薬。治療前後に定期以外に処方された薬については、看護師の点検が必ず入ります。

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化学療法の治療日から5日間、朝、昼、夕と飲むプレドニンは、「CHOP」の大事な一員ですが、要するにステロイド剤(合成副腎皮質ホルモン剤)です。

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化学療法による副作用、過敏症を予防・緩和する効果とともに、リンパ球を破壊する働きがあることから、悪性リンパ腫の治療にも用いられる、と説明されています。

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きょうは『脱原発で地元経済は破綻しない』(朴勝俊[パク・スンジュン]著、高文研)を読みました。2013年5月に書き上げ、7月発行の本です。

当時、すぐに読もうと思って購入したことを覚えていますが、なにかにまぎれて「積ん読」状態になってしまいました。

そのほぼ半年前には2012年末総選挙があって、安倍晋三首相が誕生していました。

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【2016.01.17 昼食】

「彼らは福島事故から何ら教訓を得ていない」。「原発に依存しない未来を描いていくこと、その前提として原発地元が自立できる経済と財政のあり方を描くことが、早急に求められています」。

本書の最後の方で、12年末総選挙直前国会の会期末に民主党・共産党を除く100人以上の超党派の議員によって「脱原発基本法案」が提出され、廃案になったことに触れられています。

共産党の見解・考え方は別途記事参照していただくとして、この法案に大きな期待を抱いていたと思われる著者としては、法案はあくまで「議論の一つの出発点の提示」であり、「今後…脱原発のための政策や法案が検討される際には、原発地元の経済や雇用が置き去りにされるようなことはない」ところに問題意識があります。この点、異論はありません。

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【2016.01.17 夕食】

 

6クール目チョップ/制吐剤に始まり制吐剤で終了/5時間の治療点滴/見舞い

6クール目の治療2日目はCHOP(チョップ)療法。

これに先立ち、吐き気・嘔吐予防の飲み薬と、CHOPの「P」のプレドニゾロン錠剤5mg10錠を服薬。

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【2016.01.16 朝食】

プレドニゾロンはこの朝10錠に加え、昼4錠、夕2錠ときょうから5日間、服薬し続けます。
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さらにまた、化学療法の点滴前後には、制吐剤の点滴をそれぞれ1時間ばかりします。徹底した吐き気防止です。

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その後にいよいよ化学療法。最初のエンドキサンはCHOPの「C」。一般名シクロフォスファミドの頭文字。これがおよそ2時間の点滴。

だいたい昼食をはさむことになります。

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エンドキサンが終わるとフィルデシン。CHOPの「O」で、こちらは商品名オンコビンの頭文字らしい。20mlの生理食塩水に溶かした4mgのフィルデシンを点滴チューブの途中に注入します。

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その作業後に、赤い色をしたピノルビンの点滴。CHOPの「H」です。一般名はドキソルビシンとかアドリアマイシンとかだそうですが、ハイドロキシダウノルビシンとも言うのでその頭文字。
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一説には「CHOP=チョップ」と言いやすいような頭文字になるように選んで並べた、とのことですが、真偽のほどは分かりません。

ピノルビン点滴時には簡易な心電図を装着します。

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このピノルビン、前回(12月25日)の点滴中に血管がピリピリする痛みを感じ、点滴針を左腕から右腕に差し替えたのでした。

今回はピリピリはしませんでしたが、ほぼ終わるころ、点滴針を刺しているあたりに継続する少しだけの痛みがあるのと、その周辺の一部が赤くなっているのを見て、看護師は差し替えを即決。

最後に制吐剤の点滴をして終了。最初の制吐剤点滴開始が午前10時40分ごろ、最後の制吐剤点滴終了が午後3時40分ごろ。

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【2016.01.16 昼食】

およそ5時間で終了しました。

ちょうど終わったころ、小名浜生協病院の院長が見舞いに来てくれました。高3時代の同級生で、私の席は彼のすぐ後ろでした。

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【2016.01.16 夕食】

6クール目治療初日/ずっと寝てました/点滴後に「経済」

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きょう、あすと6クール目の治療です。今回は初日のきょうが分子標的薬リツキシマブ(商品名=リツキサン)の点滴。

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この点滴を始める前日の夕食後から、リツキマシブによる予想される副作用を予防するための抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)の副作用の「眠気」により、点滴中、看護師から声をかけられて起こされたとき、ならびに昼食時以外は、けっきょく、ずっと寝ていました。

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【2016.01.15 朝食】

この点滴の場合、開始してから最初の1時間の流量が毎時50mlで、15分後、および1時間後に検温と血圧チェック。

1時間たったら流量を毎時100mlにし、また1時間後に検温と血圧チェック。

その後は流量を毎時200mlにして1時間ごとに検温・血圧チェックです。

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【2016.01.15 昼食】

きょうは午前10時半に点滴を開始し、午後2時40分には終了しました。所要時間4時間10分。

体温も血圧も異常値を示すことはまったくありませんでした。

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おかげで点滴中に本は読めず、点滴後、雑誌『経済』2月号の特集「2016年の日本経済をどう見るか」の論文の残る3本、それに対談「シリア・難民問題を考える」。

ともかく、知らなかったこと、気づかなかったことに目を向ける機会になります。

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【2016.01.15 夕食】