『競争やめたら学力世界一 フィンランドの成功』(福田誠治著、朝日新聞社)を読みました。
10年も前の著作で、朝日新聞社書籍編集部からの依頼による仕事のようです。
【2016.01.21 朝食】
端的に言って、人間観、社会観、民主主義観、したがって教育観、学力観の根本が違っている感じがします。「人間というものは、もともと興味・関心を持っていて、自ら学んでいくものだ」という信念があり、「いやがる者には強制しない」のがフィンランドの教育のひとことで言った時の特徴、と著者。
本書は、フィンランドの教育の原理を検討し、フィンランドの教育がなぜ世界の動きの中でよく機能しているか、提示してくれています。
10年後の今はどうなのか、興味深いところです。
午後には参院の決算委員会があり、共産党からは田村智子議員が質問に立ちました。
冒頭、甘利明経済再生相の「あっせん利得」疑惑について問いただしました。「現金は受け取っていない」と答えない理由は何なんだろう…
田村議員の質問のメインは、大学生の学ぶ環境・条件が家庭の収入による極端な格差が生じている実態と、これにまともな手を打とうとしないどころか、学費の値上げなどアベ内閣によるいっそうの格差拡大策の告発、給付型奨学金の創設などによる学生支援策を求めました。
さて、ここ数日、全国での雪のニュースが続いていました。
ここいわきでは、病室から見る限り、向こうの山の頂には先日の雪が残っているようですが、少なくとも、病院近辺に雪が降った様子はありません。
が、週間天気予報を見ると、快晴のあすの翌日・翌々日には何やら雪の予報。
【2016.01.21 昼食】
テレビの天気情報を見ていると、沖縄上空あたりまでかなりの寒波が張り出すとか。どんな土・日を迎えることになるのでしょうか。
きょうは一日、睡魔に襲われながら、本を読んだり、テレビを見たり、お風呂に入ったり、体操したり…
【2016.01.21 夕食】