日刊の「しんぶん赤旗」でいま、「併合100年 日本と韓国」の連載が始まっています。連載のテーマは、日本の植民地支配の実相と、友好に向けた展望を考えること。第1部は「支配と抵抗」できょうはその第5回。
22日の第2回では、1925年5月12日に施行された治安維持法が、植民地支配をしていた朝鮮半島で猛威をふるっていたことが紹介されています。
水野直樹京大人文科学研究所教授の研究によれば、日本が植民地にした朝鮮を、朝鮮人が取り戻そうとすることが、「国体の変革」にあたると拡大解釈されていたこと、何より私が初めて知ったのは、「日本史の研究では治安維持法の最初の事件は、京都の学生たちがつくった社会科学研究会を摘発した京都学連事件(25年12月)だとされていますが、朝鮮半島では11月末に、朝鮮共産党に対する弾圧が行われている」という話。
日本の戦後の整理が日本の政府によっていつになったらされるのか、とつくづく思います。
きょうは朝の定時定点の街宣後、来年の県議選へ向けた会議があり、夕刻からは、私が病院事務長時代からコンビを組んでいた看護部長の退職送別会がありました。