1月は、読み切った本についてその都度書いてはいたかもしれませんが、入院してからの成りゆき上、記録だけ。
『日本近現代史を読む』(宮地正人監修、大日方純夫・山田朗・山田敬男・吉田裕著、新日本出版社)。三部構成の24の章立てですが、私が生まれ育ったのは第22章「日米安保体制と高度成長」以下の3章のみ。天皇の「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切」の言葉の重みをかみしめるべきです。
『すごい家電』(西田宗千佳著、講談社ブルーバックス)。略。
『南京事件論争史』(笠原十九司著、平凡社新書)。南京事件70周年の2007年に発刊されています。当時、私個人としても、「ある」ことがはっきりしているものを、「ない」と言い張る人たちとの「論争」の意味に疑問を感じていましたが、これを書名とした理由を含め、この事件をめぐる全体像を初めて知ることとなりました。
『平和憲法の深層』(小関彰一著、ちくま新書)。略。
『ひとりでいいんです 加藤周一の遺した言葉』(凡人会・加藤周一著、講談社)。
『「赤旗」は、言葉をどう練り上げているか』(河邑哲也著、新日本出版社)。略。
『脱原発で地元経済は破綻しない』(朴勝俊[パク・スンジュン]著、高文研)。略。
『競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功』(福田誠治著、朝日新聞社)。略。
『日本の農山村をどう再生するか』(保母武彦著、岩波現代文庫)。略。
『慰安婦問題をこれで終わらせる。』(松竹伸幸著、小学館)。略。
あしたからもう2月。フゥ~……、という感じ。