小池副委員長を迎えて演説会

150607演説会・小池

小池晃・党副委員長・参院議員を迎え、福島市内の県文化センターを会場に、日本共産党演説会がありました。

いわきからは大型バス5台に乗って参加です。

冒頭、弁護士で革新共同の元衆院議員の安田純治さん、「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団長の中島孝さんが、来賓あいさつでそれぞれ党への期待と決意を語ってくれました。

150607演説会・あいさつ

年内の県議選・市町村議選を控える候補者紹介があり、県議5人が1分ずつの決意表明。

150607演説会・団

引き続き、来年参院選のいわぶち友・比例候補の訴えと決意がありました。

150607演説会・友

小池副委員長は、戦争法をはじめとした安倍暴走政権と明快な国会論戦を重ねる党の姿、そして政治とカネ問題、北東アジアでの平和の枠組み構想など党の全体像を語り、県議選や市町村議選での共産党議席の重要性を解明してくれました。

150607演説会最後

アーカイブ写真展/戦争立法廃案行動/新婦人「医療・介護カフェ」

いわき市立いわき総合図書館がいわき明星大学復興事業センターと共催で開催している「東日本大震災  浜通りの記録と記憶 アーカイブ写真展」を見ました。

150606震災いわきFM

きのうの夕刊「いわき民報」に、川副早央里・いわき明星大学震災アーカイブ客員研究員が、「自分たちの被害はたいしたことはない」と、「自らの被害や苦しみについて言葉にしにくい『空気』をつくり、埋もれさせてはいけないはずの被害や苦悩を、個々人のうちに押し込めてしまう危険」を指摘する文章に触発されたこともありました。

原発事故被害のあまりの広範さと深刻さの反映だと思います。

150606震災いわきFM放送

震災直後に「FMいわき」から語られていた音声も聞くことができ、当時、この放送を聞きながら自家用車で市内を移動していた自分を思い出しました。

150606共同センター

11時からはいわき駅前で「憲法改悪反対いわき市共同センター」による戦争立法廃案をめざす宣伝・署名行動に参加し、私も怒りを込めて訴えさせていただきました。

150606新婦人・医療介護

午後には、新日本婦人の会いわき支部による「医療・介護カフェ」で、「人権保障としての医療・介護へ」と題し、日本国憲法が描く平和・福祉国家の姿と医療・介護のありかた、安倍政権によるその真逆の姿、そのなかで私たちがとりくむ課題について話をさせていただきました。

「住民の福祉の増進」を使命とするいわき市と共同し、国による悪政からの「防波堤」の役割を発揮させるため、私たちが市との懇談などを含め、何をしていこうか、ということについて、有意義な意見交換ができたと思います。

藤岡・長野県議など長野県佐久地区委員会のみなさんと懇談/県議会特別委員会調査報告書審議/企画調整課、原子力安全対策課

150605長野佐久・懇談

きのう、きょうと福島の県発被災地の視察・調査に来ていた藤岡義英・長野県議など、共産党長野県佐久地区委員会の8人のみなさんと県議団控室で懇談しました。

私からは、県がまとめている「ふくしま復興のあゆみ」(今年4月で第11版)でも触れない原発労働者の問題や、たとえばいわき市へ2万人を超える避難者が双葉郡から来ていることによる様ざまな問題が、これから解決すべき課題であること、私たち県議団が避難者から聞く要望の深刻な実態をお話ししました。

150605長野佐久・藤岡義英

「来てみて、見て、聞いてみなければわからないことばかり。できる支援をしたい」との言葉がほんとうに心にしみます。

150605特別委

県議会の「子どもの未来創造対策特別委員会」があり、これまでの調査に基づく報告書案の審議でした。案文はずいぶん前に渡され、意見を求められていて、期限までにとくに意見しないまま、きょうを前にもう一度読み込んで、「てにをは」のたぐいを3か所、案文に関してはひとつだけ意見しました。これ自体、ちょっと勇気がいりました。

委員会後、委員長がわざわざ控室に来てくれ、さっきの意見を取り入れるからどう表現しようか、と、担当事務局と詰めました。

150605企画

その後、企画調整課から「平成27年度国への提案・要望について」、来年度の国の概算要求に反映させるための県としての要望項目の説明を受けました。

43項目に及びますが、そのひとつの「被災者及び避難者支援の充実について」が、きわめて具体的に、「人間の復興」を最重要課題として国に求めるべきことを私たちとして強調しました。

150605原安課

その後、原子力安全対策課から、東京電力第一原発事故収束作業現場での救急医療体制の現状と課題について、説明を聞き、意見交換しました。

 

団会議/戦争法案/行動報告/6月議会質問検討/JA福島中央会がTPP県民集会の案内

終日、県議団会議でした。

午前中は、志位和夫委員長が5月26・27・28日と衆院本会議の代表質問、安保法制特別委員会で追及した、「後方支援」=兵たんの問題、PKO法改定で非国連統括型活動での治安維持活動とその任務遂行のための武器使用を可能にする問題、アメリカの先制攻撃=無法な戦争に参戦する集団的自衛権行使の問題について、認識共有です。

ほかに、きのう、東京で行なわれた第40回全国公害被害者総行動デーで、原発事故にかかわる避難指示の解除、賠償、生活再建などを掲げた政府・東電交渉の様子を、参加した宮本さんから報告を受け、私からはきのうの会津若松市での大熊町仮設住宅集会所での「つどい」の様子を報告しました。

午後はおもに、6月議会での代表質問・一般質問について、最初の検討会です。

150604JA

途中、JA福島中央会として6月21日、郡山市のビッグパレットを会場に、「TPP交渉における国会決議の実現に向けた福島県民集会」を開催する案内を受けました。

150604北庁舎新築工事

県庁では、耐震工事に加え、震災で使えなくなった東分庁舎1号館に入居していた出先機関の集約と、災害対策本部などの危機管理拠点とする北庁舎整備工事も始まっています。

内郷でスーパー前5か所街宣/会津若松市内の大熊町仮設住宅で「つどい」

150603御厩ベニマル

午前中、内郷(うちごう)地域で行動しました。

街宣行動隊、チラシまき隊、食事づくり隊に分かれて行動開始。

私は4人のみなさんと5か所のスーパー前で街頭宣伝です。

150603好間ベニマル

どこのスーパー前でも、駐車場で聞いてくれる人、前を通る車から手を振ってくれる人。

「流し」をする宣伝カーとすれ違う車や沿道からの声援もありました。

150603大熊つどい2

終えるや、早めの昼食をとり、高速道路を使い、2時間かけ、会津若松市内の大熊町仮設住宅の集会所での「日本共産党とこれからを語るつどい」へ。

兵庫県(旧)南光町で共産党員として町長を7期25年(32歳だった1980~2005年)務めた山田兼三さん、石田洋一・大熊町議と参加しました。

9人の大熊町民のみなさんが参加してくれました。

中間貯蔵施設にかかわる地権者からは、環境省が「反対者がいれば、納得してもらえるまで説明します」と言っていたのに、まったくそんな説明はない、と国への不信感を募らせました。

また、大熊町にかかわることなのだから、町民全員に説明すべき、といったことや、県や町も地権者を集めて要望を聞く機会をつくるべきではないのか、大熊町に住んでいた住民が、これからの医療や介護や生活がどうなるのか、どんな援助を考えているのか見えない、といった声が出されました。

「お金を出すからどこかへ行け」と言われている思いだ、という話もありましたが、避難を強いられているみなさんの共通の思いではないかと思います。

未曽有の原発震災から5年目に入っていますが、住民票の扱いや土地評価の基準も既存のしくみで対応できないのですから、新たなしくみをつくらせるための合意づくりの重要性も語られました。

今晩は福島市の「定宿」泊です。

朝の小名浜定点再開/平窪7か所の街頭から/地元で訪問/「声をかけたい」と

150602朝の小名浜3

けさはかつて、引っ越す前の小名浜生協病院があった場所で朝の「定点」街頭宣伝の再開。

病院はじめ小名浜の職場・地域の党支部・後援会から7人が集まってくれました。

150602朝の小名浜

ここは平方面から小名浜港方面、小名浜から平方面に出勤するみなさんが行き交う場所です。それぞれの車線から手を振ってくれる人、会釈して通って行ってくれる人。

150602平窪

午前中はいわき北部の平窪(ひらくぼ)地域の7か所の街頭から訴えました。党支部の支部長さんと2人の行動でした。

窓を開けたままで聞いてくれていたお宅に寄ると、一人暮らしらしき高齢女性が「私たちが暮らしやすいようにがんばってほしいんです」と。

また別の場所では、2人の高齢者が出てきてくれ、マイクを持って話しながら握手。話し終えると拍手で「体が資本なんだから無理しないでがんばってよ」と送り出してくれました。

150602平窪2

「流し」で宣伝カーを走らせている時も手を振ってくれる人たち。ほんとうにありがたいです。

午後は、私が住む地元で訪問。3年前に亡くなられた「郷ヶ丘の私のお母さん」みたいにしてくれていたかたのご近所を中心に歩きました。

そんな彼女を偲ぶ話にもなりつつ、震災後に越されてきていたお宅も数軒あり、「応援します、がんばってください」と励まされました。

あるお宅では、亡くなられたかたと訪問した時から言われてはいるのですが、「国政では申し訳ないが、県政では間違いなくあんただ。いろんな立場で責任者をしているが知り合いには声をかけたい。チラシが入っていたから電話をしようかメールをしようかと思っていたところにちょうど来てくれた」と言いながら、安倍首相の人の言うことを聞こうとしない暴走を徹底的に批判。

4年前の原発震災後の県議選で応援していただいた鮮魚店で自家製イカの塩辛を買って帰宅。

南相馬市長と懇談/国策による差別解消を/看護師不足が深刻な市立病院/いわき市でのイノシシ被害対策

150601桜井市長

県議団として南相馬市をたずね、桜井勝延(かつのぶ)市長と懇談しました。

全町避難の浪江町(なみえまち)北部に位置する南相馬市は、2006年、中央部の原町市、南部の小高町、北部の鹿島町が合併して生まれた市です。

現在、小高区の多くが避難指示解除準備区域、内陸に向かって居住制限区域、帰還困難区域に分断、原町区も一部が居住制限区域・避難指示解除準備区域とされ、鹿島区の避難解除区域とあわせ、一つの市で4つの区域に分断されています。

7万人余りの人口ですが、1万1千人強が市外・県外に避難しています。

150601南相馬市・桜井市長

こうした実情のもと、同じ市民がこの地域分断によって、賠償や除染、除染に伴う仮置き場設置(地代)、高速料金、各種公的保険料・利用料・医療費負担で現実に分断されています。

まさに国策による「差別」であって、差別による不利益解消はまさに国の責任で実施すべきです。

また、国主導のイノベーション・コースト構想においても、たとえば廃炉にかかわるロボット産業育成とは言われているものの、地元中小業者にはプレゼンテーションの機会すら現時点では与えられていない、とのこと。このイノベ構想が、地元の産業育成・雇用拡大につながるものなのかどうかすら見えません。

150601南相馬市立総合病院

懇談後、私は南相馬市立総合病院に高校同級だった医師をたずねました。市長との懇談でも訴えられた看護師不足はやはり深刻で、230床の許可病床のうち154床しか稼働できていない現実です。脳卒中センター新設による増床計画があり、看護師確保は喫緊の課題なのですが、処方せんが見当たらない、と頭を抱える現実。

150601イノシシ被害対策

いわきにもどってからは、いわき市議会全会派の呼びかけによるイノシシ被害対策に係る意見交換会に参加しました。

2つの自民党会派の1つの志帥会(しすいかい)の呼びかけですが、行政側から農林水産省、環境省、県生活環境部、県いわき振興局からも対策にかかわる施策の説明があり、また、市内猟友会、農業関係者から被害の実情や要望も出され、きわめて有意義な機会でした。

農業者から「被害と言ったレベルでなく、災害だ。有効な対策を講じてほしい」といった訴えが現状を象徴しています。

「住民アンケート」配布/いわき子どもまつり/変わらないスローガン/難儀な原稿執筆

150531アンケート配布

午前中、きのう配りきれなかった地区党として作成した「住民アンケート」用紙と返信用封筒のセットの配布完了です。

きのうは、配る際に用紙に封筒をはさみこめば、と安易に配布し始めたものの、ペロを連れていたこともあって、たやすい作業ではないことを学習し、1時間ほどで中断、きょうのために残りをセットしたのでした。

150531アンケート

きのうの夕刻近くときょうの2日がかりで私が「担当」するご近所260軒ほどに配り終えました。

150531子どもまつりスローガン

家で昼食をとってから、わが家の近所の小学校を会場に行なわれている「第34回いわき子どもまつり」へ。

ご近所だけに、毎年、顔を出していますが、午後から閉会式までは初めてでした。いつもは始まるときから昼前までなので…

150531太陽観測

太陽観察コーナーでは私もその気になって、1倍、3倍、40倍の太陽に見入りました。40倍の太陽は、肉眼では小さく黒点が見えるのですが、デジカメに残したら、黒点はどこやら…

150531太陽黒点

浜通り医療生協平和委員会の子どもたちの「平和手形」コーナーも恒例です。子どもたちの手形がすでにいっぱいでした。

150531平和手形

閉会式のあいさつでは、このまつりが30数年前から変わらないスローガンで続けられているんですよ、と。「つくり出そう自分の手で 遊ぼう思いっきり 考えよう平和の大切さを つくろう友だちを」。一つひとつについて、子どもたちに語りかけながら「解説」してくれていました。私もちょっと感動。

家にもどり、ここ数日、懸案として頭を悩ませていた「かけはし」6月号用の原稿仕上げです。5月20日の安倍首相と志位委員長の党首討論で、安倍首相がポツダム宣言の内容をどうも知らないらしく、日本の過去の戦争を誤りとも侵略だったとも認めなかったことを世界中にさらしたことをテーマにするのですが、いつも、簡潔に短くまとめることに難儀するのです。

理事会で総代会議案確定/党支部会議/好間地域での議会報告会/アンケート配布

午前中、浜通り医療生協の定例理事会に出席しました。来月(6月)21日の総代会へ理事会として提案する議案を確定する場でもありました。若干の文言修正を加え、議案は確定です。ほかにもいくつかの議案について報告を受け、審議・協議しました。

150530生協支部

午後いちばんには、浜通り医療生協党支部の「新入党員歓迎&長谷部県議再選へ向けての決起集会」を兼ねた支部会議で決意表明です。

150530好間つどい

2時には好間地域で議会報告を兼ねたつどいがあり、みぞぐち民子市議と参加しました。

私は2月予算議会での知事提案の予算が、国の悪政から県民生活を守る防波堤としての役割を果たすべきこと、被災者県民一人ひとりの生活再生・心の復興に重点を置くべきところ、復興を名目にハード面の整備に重点が置かれていることを理由に反対したこと、なにより、全国の原発の再稼働はしないよう求める意見書や集団的自衛権行使前提の立法化をしないことを求める意見書などが、政党としては共産党以外、社民党を含めて葬り去った県議会の現実を報告し、こういう県議会の姿勢を変えることの重要性を話しました。

参加されたみなさんからは、安倍政権の国民の声を聞こうとしない独裁的姿勢、とりわけ集団的自衛権行使容認前提の立法化への怒りが噴出し、こうした政権にはっきりとモノを言い、国に対する県民の願いを届けられる地方議会議員を送り出すことのたいせつさが訴えられました。

150530アンケート配布

家にもどってからは、党地区委員会として始めている「住民要求アンケート」のご近所への配布です。党地区委員会への返信用封筒とアンケート用紙のセットで、用紙の間に封筒をはさみながら配り始めたら、ペロを連れていたこともあり、なかなか難儀なことがわかり、1時間ほど配ってきょうはいったん中断。残りをあらかじめセットしてあした配ることにします。

小名浜地域で街宣6か所/元気づけられます/写真スタジオ・「赤旗」集金

150529芳浜

午前中、小名浜地域で6か所の街頭から訴えました。

小名浜の事務所から出て、ICレコーダーに録音した私の声の「流し」を始めるや、沿道から手を振ってくれる人、すれ違う車の運転席から乗り出して「よ~、応援してっつぉ」と声をかけてくれる人。

150529平蔵塚

街頭で訴えていた真ん前の「家庭料理」のお店から最後まで聞いてくれて拍手してくれる人。

通りかかる大型トラック、大型タンクローリー車からの声援。

ご夫妻で出てきて聞いてくれたり、話し終えると通りかかった車を止め、「渡辺市議にもお世話になっています。家族で共産党を応援してます」と声をかけてくれる人。

スーパー前でも買い物を終えて出てきた人がにこやかに「はせべさん、応援してますよ」と声をかけてくれる人。

ほんとうに元気づけられる街頭宣伝でした。

午後は、先日、認知症の本を紹介した日にたずねて今年秋を念頭に写真を撮ってもらったスタジオをたずねました。

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最初の県議候補となってからのおつきあいで、しばしの政治談議となり、フツーにお話ししたつもりですが、「きょうはいい話を聞かせてもらった。ものすごく勉強になった」と言われ、なにか意外です。

その後、小名浜と平で「しんぶん赤旗」日曜版の集金です。