きのう、きょうと福島の県発被災地の視察・調査に来ていた藤岡義英・長野県議など、共産党長野県佐久地区委員会の8人のみなさんと県議団控室で懇談しました。
私からは、県がまとめている「ふくしま復興のあゆみ」(今年4月で第11版)でも触れない原発労働者の問題や、たとえばいわき市へ2万人を超える避難者が双葉郡から来ていることによる様ざまな問題が、これから解決すべき課題であること、私たち県議団が避難者から聞く要望の深刻な実態をお話ししました。
「来てみて、見て、聞いてみなければわからないことばかり。できる支援をしたい」との言葉がほんとうに心にしみます。
県議会の「子どもの未来創造対策特別委員会」があり、これまでの調査に基づく報告書案の審議でした。案文はずいぶん前に渡され、意見を求められていて、期限までにとくに意見しないまま、きょうを前にもう一度読み込んで、「てにをは」のたぐいを3か所、案文に関してはひとつだけ意見しました。これ自体、ちょっと勇気がいりました。
委員会後、委員長がわざわざ控室に来てくれ、さっきの意見を取り入れるからどう表現しようか、と、担当事務局と詰めました。
その後、企画調整課から「平成27年度国への提案・要望について」、来年度の国の概算要求に反映させるための県としての要望項目の説明を受けました。
43項目に及びますが、そのひとつの「被災者及び避難者支援の充実について」が、きわめて具体的に、「人間の復興」を最重要課題として国に求めるべきことを私たちとして強調しました。
その後、原子力安全対策課から、東京電力第一原発事故収束作業現場での救急医療体制の現状と課題について、説明を聞き、意見交換しました。