パチンコ・パチスロ広告/「日本に賭博場はいらない」/「経済」特集記事

きのう(金)・きょう(土)と、新聞折り込みの中にはパチンコ・パチスロ店の広告がドッ、と。

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入院中は、毎日のぼう大な折り込み広告を新聞から取り除いて持ってきてもらっていたので、自宅外泊時以外では、久しぶりに広告をながめた気分です。

広告の文言は変わっていないと思いますが、ともかく、適度に楽しむ遊びにとどめられず、のめりこむ人が多い、と言っているような文言です。

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カジノを中核に、国際会議場、展示場、ホテル、ショッピングセンターなどを併設する巨大な「統合型リゾート」(IR=Integrated  Resort )を、国が認可した地域に限って開設できるようにするといった内容のカジノ法案(特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案)が国会で取りざたされもされていました。

入院直前に継続審議とされ、その後、当面については成立をあきらめた、とされたようです。

新たなギャンブル依存症患者を生み出さないためにも、「日本に賭博場はいらない」の声を大きく一つにし、カジノ法成立は永遠にあきらめさせないとなりません。

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きょうはそんなことに思いをはせつつ、雑誌『経済』4月号の特集記事のうち、紙上シンポ、「福島 食と農の安全と農村再生」、「原発事故被害と生業訴訟」を読みました。

放射線6日目/いまさら気づくのも…/生協ニュース/井上参院議員質疑

ちょうど1週間前の金曜日から放射線照射の治療を初めて1週間、治療としては6日目。

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いまさら気づくのもなんですが、初日に放射線科外来でもらったペーパーには、「体力の消耗をさけるため、激しい運動は避けて適当に安静を」、食事について「放射線治療を受けていると体力の消耗が激しいので、栄養価の高い食物をたくさん取るように」とも書いてありました。

「放射線治療は、痛くも苦しくもありません」、「①診察券②バスタオル1枚を持ってまっすぐリニアック室へ」、「インクが色落ちし下着に付着するので、照射中の下着は2~3枚専用に」とは説明も受け、目にも入っていたのですが…

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家に戻ってからは、浜通り医療生協ニュースをご近所の組合員宅に久しぶりに配布です。今回の内容は、入院中の2月28日に開催された臨時総代会の結果のお知らせです。

建設予定の特別養護老人ホーム(29床+ショートステイ20床)を運営する、設立準備に入っている社会福祉法人に浜通り医療生協所有の土地の一部を寄付することが決定されました。

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午後は参院予算委員会・外交安保集中審議で、井上哲士(さとし)議員の質疑を視聴。

宇宙における軍拡と米国無人機による民間人殺害の問題について安倍政権を追及。宇宙での軍拡・軍事利用については先日に勉強したばかりで、興味深く聞きました。

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安倍政権のアメリカ追従姿勢が浮き彫りなのですが、首相はその姿勢を「自主的」だと言い張り、しかも自席でニヤニヤするその表情は信じがたい。およそ、国民に対し、真摯に説明する気持ちを持ち合わせていないのでは…?

5日目の治療と診察/待ち時間/健康長寿/ライフコース・ヘルスケア

放射線治療5日目。きょうは1週間に一度の放射線科医による診察もありました。とりわけての異常はなく、治療を継続。

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ところで、この治療の予約時間は午前9時半。毎回、朝ドラ「あさが来た」を見終えると家を自家用車で出て、病院臨時駐車場へ。5分ごとに発着しているシャトルバスへ乗り込んで病院へ。

9時前には放射線科で受付し、時間を待ち、予約時間前の9時10~15分ごろからは治療開始、といったパターン。

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その待ち時間の間、退院前に病室で読み始めていた『健康長寿のための医学』(井村裕夫著、岩波新書)を読みました。

本書では、感染症や外傷以外の疾患の総称として、国連やWHO(世界保健機構)など国際的に広く用いられている非感染性疾患(NCD= non-communicable disease)という言葉を使っています。日本でいう生活習慣病と重なりますが、NCDはより幅の広い概念のようです。

NCDが高年になってから起こる病気だから、40歳ぐらいから注意すればよいというわけではなく、胎生期から、場合によっては受胎前から考えなければならないことがわかってきた、とのこと。

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病気の予防と治療の両方の意味を含んだ「ヘルスケア」をライフコースの様ざまな時期にわたって研究し、健康増進のための方策を考えることを著者は「ライフコース・ヘルスケア」と呼びます。

これを実のあるものとするためにも、疾患の治療から予防へと舵を切ることを政府に決断させること、市民の活動を支援する自治体の体制をつくらせることも課題として示されます。

それにしてもまだ、体を休めようという態勢から抜け出せず、家では横になっている時間が長いまま。

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マーキング上書き/庭の梅/続く眠気/こたつとペロ

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放射線治療4日目。

11日に皮膚表面に書いた油性マジックによるマーキングが薄くなり、上書き。もちろん、病院職員(放射線技師)が書いてくれます。

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左わき腹から見たマーキング。ちなみに初日の11日の写真は右わき腹から見たマーキング。

わが家の庭の梅は、退院した日にはつぼみがふくらんでいて、翌日には数輪の花を咲かせていました。きょうは7~8分咲き?

きょうもちょっと疲労感、と言うか眠気が続き、ペロも外へ連れ出せずに屋内暮らし。

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昨季の冬までは部屋の真ん中で掘りごたつだったので、ペロもこたつの中に入るわけにはいかなかったのですが、今期は「普通のこたつ」。

姿が見えないと思うとこたつの中におり、少し暖まると体を半分出し、それでも暑くなると全部体を出し… こたつはいつも「弱」よりも弱くしてあります。

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3日目/疲労感で寝込んでしまい/ウィメンズマラソン

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放射線治療3日目。

治療(照射)が数分、と言うのは、装置のベッドに横になり、治療を終えて起き上がるまでに、きょうはおよそ5分だったので、治療以外にタオルを腹部にかけたり、装置を回転させたりする時間を除けばやはりそれぐらいです。

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装置の写真は VARIAN社ホームページから。

治療を終えて家に戻ると、体調が悪いわけでもないのにすごい疲労感を感じます。

昼食はちゃんと取りましたが、これをはさみ、BSを含めて2時間サスペンスドラマ再放送を連チャンで見ている間、ずいぶんと寝込んでいました。

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ところでおととい、娘が名古屋ウィメンズマラソンに一般参加して完走した、と記録を送ってきました。

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小学生から社会人になって数年の今の今までスポーツにかかわっている娘ですが、4時間50分強。オリンピックに出るとなると、一般人が半分にも届かない20kmを過ぎたころにはゴールしないとならないとは、やっぱり驚きです。

 

放射線治療2回目/望んだ治療と負担の大きさ…/「保育園落ちた」テーマに田村参院議員質疑/大臣が手にする資料

160314シャトルバス_R【新病院建設事業中の病院へ行くのには臨時駐車場からシャトルバスで】

放射線治療の2回目でした。きょうは照射すべきところへの照射だけだったからと思いますが、ほんの数分でおしまいです。

支払った医療費負担は初回の3分の1程度の5,620円。

初回は、今回も算定の基本料(外来診療料)730円と4門以上照射の高エネルギー放射線治療1万8,000円に加え、放射線治療の管理料(4万円)とX線撮影・管理料2,870円があったので、負担額はその合計の3割・1万8,480円でした。

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「門」と言うのは、要するに「方向」のことらしく、「4門以上」とは4方向以上からの照射を意味するようです。

徹底した治療を望んでいて、負担のことは差し置いて追加的放射線治療も選択した経過なので、収入が途絶えていることもあり、その大きさに多少、驚いています。

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午後には、参院予算委での田村智子議員の質疑を視聴です。テーマは「保育園落ちた」ということで、保育園の待機児童問題を取り上げ、待機児童数や保護者の声、保育士の低すぎる賃金、保育園などへの対GDP比の支出の国際比較、国への緊急提案など、40分に満たない時間で中身の濃い質疑でした。

答弁者を映すカメラの左下には、大臣が手にする資料が。

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そのひとたばの資料の表紙には田村議員の写真が見え、答弁のための資料でしょうか。

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議員が示したパネルは5枚程度だったと思いますが、ずいぶん分厚い資料の束だなぁ、大臣だけでなく予算委員全員が手にしているのかなぁ、などと思いながら見ていました。

疲れ気味の寝坊続き/2日空いた散歩/「農民」に菅原文子さん

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退院して10日ほどたちますが、やや疲れ気味?

昨年9月県議会の閉会前に入院し、5か月強後の退院。ここまでどんな日々だったのかと考えるだけで疲れますが、どうも、急に「体力回復だ」と歩き出したことで、身体的疲れもあるようです。

金曜日(おととい)は5時起きでしたが、この日をはさみ木・土・日とやや寝坊気味。きのう・きょうとテレビ体操には間に合いましたが…

散歩も2日間、空いてしまいました。

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きょうも町内の散歩。先日とは違う4丁目のもう一つの公園、3丁目にある小学校の敷地を通り、2丁目を通って1丁目の公園へ。

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4丁目公園の空間放射線量は毎時0.125マイクロシーベルト、そこから数百メートルの小学校では毎時0.087マイクロシーベルト。

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家であれこれ新聞類を見ていると、あした14日付けの「農民」(農民運動全国連合会[農民連]機関紙)1面は、俳優の故菅原文太の妻・文子さんが農民連に加入した記事。

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農民連のなかで「エゴマ連合」のようなものをつくりたい、有機無農薬農業者の仲間を広げ、若い人たちの農業参入への支えに、と農民連への期待を語ってくれています。

憲法99条に「国民」を入れないことの重たい意味

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安倍首相は、戦後歴代の内閣による憲法解釈を180度転換させたうえ、違憲が明らかな戦争法(安保法制)を強行しました。乱暴な「解釈・立法改憲」と言う以外にない暴挙です。

にもかかわらず彼は、集団的自衛権の行使について「国際法上持っている権利は行使できるという考えのもとに、われわれは憲法改正草案をお示ししている」(3月1日、衆院予算委)と言い、明文改憲を「在任中に成し遂げたい」(2日、参院予算委)と言い放ちました。

憲法99条に真っ向から反する答弁で、きわめて重大です。

憲法99条は「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」として、「国民」は入っていません。

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「これは意図的な選択の結果」であって、「重要なのは、国民は憲法尊重擁護義務を負わないが、公務員にはその義務を負わせる権利を持つという点」です(愛敬浩二『改憲問題』ちくま新書、2006年、213㌻~)。

「九九条に国民の憲法尊重擁護義務が明記されていないことこそ重要であり…憲法は主権者国民が権力者を縛るための手段であり、憲法を護るべき主体は為政者・公務員」だからです(辻村みよ子『比較のなかの改憲論』岩波新書、2014年、67~76㌻)。

憲法前文では「これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する」と言っているし、98条では「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」と言っているんだから、99条は当たり前なんじゃないの、と軽く受け流すどころか、「立憲主義憲法の真髄」を示す、重たい意味のある条文であることを、私たちは選び取るときだと思います。

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なお、この99条を含めて、「『日本国憲法』ってなんだったっけ?」と題して私自身が学びなおす機会を記録(09年11月[No.1~6]12月[No.7~12])したことがあるので、参照していただけると幸いです。その2年前に浜通り医療生協組織部名で書いたものの改定版で、時代状況の繁栄は汲み取ってください。

また、3年前の通信「かけはし」でも自民党改憲草案にも触れながら訴えました。

原発震災から5年/放射線治療初日

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原発震災・東日本大震災から5年目のきょう、私にとっては、化学療法後の追加的放射線治療の初日でした。

簡単に言えば、体の外から体内の病巣部(小腸)に高エネルギーのX線を照射し、残っている悪者細胞を破壊する治療です。

そのために皮膚表面に位置合わせのための印をつけます。

照射時間はほんの数分ですが、1回目の治療では位置決めの確認を写真でしたりする作業もするので、約30分ぐらいでした。

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以後、通院で月曜日から金曜日まで週5日、1日1回照射し、20回の予定なので、4月上旬まで続けます。週1回、放射線科外来での医師の診察もあります。

おもな副作用として、10回目以降の照射ぐらいから、下痢・軟便、食欲低下、吐き気などですが、ほとんど症状が出ないなど、個人差があるようです。

副作用の出方によっては、通院でなく入院で、ということもあり得るようですが、それは今後の治療によります。

寝坊/あらためての契機/町内散歩/5か月間でがらりと…

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けさはなんと、起床が6時半を過ぎてしまい、朝食の準備を始めていた妻に起こされ、寝坊によってテレビ体操ができなかった事態となりました。

歩きすぎ(?)の筋肉痛の次に疲れが出てきた?!

午前中、浜矩子さんの著書を読み切ってブログの「読書」に記したり、きのう、調剤薬局に寄ったことで思い至った「医薬分業」について、後生大事にしまってあった昔の『民医連医療』を引っ張り出したりしていました。

あらためて、日本国憲法に基づく医療政策・介護政策の展開について考える契機となってしまいました(?)

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午後にはまたペロを連れ出し、きょうは町内散歩。

自宅は3丁目ですが、2丁目の公園、4丁目の公園では小休憩。

小一時間の散歩で帰宅。

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いまだ足の筋肉痛が抜けず、ちょっといやになりますが、しょうがない。

それにしても、新築中だった家がりっぱに出来上がっているのはともかく、空き地だった場所に家ができていたり、かつての家ではない新築家屋になっていたり。更地になってこれから家を建てる準備が始まっているところもありました。

いまは5か月間だけで、これほどがらりと変わるもんだと驚きです。

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