定時定点での視線/地域での努力/間近で初めて

月曜朝は自宅近くの定時定点の街頭から。このところの訪問で、‘いつもあそこで姿を見てますよ’と言われているだけに、そんな視線がふえているような感じをもちながら話しました。

神谷(かべや)地域の後援会員がお知り合いを案内してくれました。

「身近で役立つ議員が私たちにはほんとうに大事。私はこのかたに相談すれば議員がすぐ動いてくれる」と、地域で身近に活動されている党後援会組織のみなさんの努力のたまものだと思います。

あるかたは、「選挙のときの事務所開きや演説会では遠目に見ていたんですよ。本人をこんな間近で見るのは初めて。知り合いにも話しておきたい」と、うれしい出会いもありました。

さらにまた、「あれっ~、はせべさん、実家がここなんです」とおっしゃるかた。私もびっくりです。

「自民党よりひどい」と農家/つどい/職員

草野地域の党支部会議に顔を出してから、その地域の農家を10軒ほどたずねました。

顔をあわせるなり、「農家は自分のうちで食べるもんだけつくれ、と民主党に言われているようだ。あのTPPだ。自民党よりひどい」とおっしゃるかた。

親子がいっしょで跡を継いでいる方も、「オレはもう、自分らだけ食べられるようにするしかないでしょう」と。

こんな思いを農業当事者に思わせる政治とはなんなんでしょう。怒りをおぼえます。

午後は、高橋あき子市議といっしょに、ある住宅地のお宅を借りての「つどい」。歩いて参加できるみなさんばかりです。

「教育費の負担そのものを減らす政治にしてほしい」という高校生のお子さんをもつお母さん、「お医者さんが足りないことがいちばんの不安」と訴える年配の女性、「高すぎる国保税は共産党以外の議員だって知ってるはず。それなのに共産党だけが取り上げて質問する議会は、どうなってるの?」と疑問をいだく業者さん、「民主党は自民党となにも違わない、というのが私の見解だ」と根拠を語りだす元高校教諭。

「県が人工島造りに熱心なことはきょう初めて知りました。お金がないんじゃないんですね」というかたも。

ほんとうにいいつどいでした。

夕刻からは、わが家の隣りの住宅地に住む医療生協職員宅を後援会員といっしょに訪問しました。ご家族から激励されたり、「朝の街頭の姿を見てますよ。うちに来てくれるとはびっくりです」と言われたり。うれしいです。

「ますますひどい政治」/つきない国政話題/理事会

後援会員といっしょに小名浜地域を訪問して歩きました。

「民主党政権になってから、政治がますますひどい。医療も介護もぜんぜんよくならない」という声は、全市的にしばしば聞かされます。まったくの実感であることを日々確信しています。

自民党議員の質問や閣僚の答弁など、言葉の揚げ足取りや中身のない汚い言葉の応酬にあきれる声もけっこう出されます。

そういうことをひっくるめて、「政治が庶民の暮らしからますます離れている」という声も。

来年の県議選の話をして歩くのですが、毎日報道される国政の話題はつきません。

「共産党こそ私たちの代表としてがんばって」、「医療・介護が民主党政権になっても悪くなる方向しか見えない。意味のない政権交代だった」と、なんとか政治を前に進めてほしい、という切々たる声が圧倒的です。

なんとしても応えたいと思います。

午後は医療生協理事会に出席しました。医療・介護現場は忙しさが増しているのに、収入が伴わないのはどこの事業所もいっしょです。政治が決めた制度がその原因です。政治による制度の根本的改善なしに、事業所も利用者も安心できる医療・介護環境はつくれません。

たて続け/マンモス住宅街/市との懇談/健診と介護など

けさの定時定点は、バイパス道路の昇降口がある平(たいら)の中山地区。独立行政法人の職員は、ある時期から毎回手を振っていってくれます。たまたまきょうは、通勤する車の3台からたて続けに手を振っていただき、感激してしまいました。

午前中は、地域の後援会員が宣伝カーを運転してくれ、中央台という、いわき市内で言えば「マンモス住宅街」といっていい地域の6か所の街頭から訴えました。

北朝鮮の無法な砲撃行為への批判と、関係する各国の外交的・政治的努力による平和的解決こそが重要なこと、尖閣・千島の領土問題の解決の道筋、来年4月のいっせい地方選挙が、地方から住民の意志を示す大事な機会であることを話しました。

話し始めると玄関から出てきて庭いじりを始めたり、家の前の土手の草むしりを始めたり、庭でずっとたたずんでいたりと、なかなか図りがたいのですが、私の声は耳に入らざるを得ない状況だと思います。

午後は、浜通り医療生協の健康づくり委員会と市との懇談に同席しました。健診や介護などをめぐり、医療生協組合員から寄せられている要望に対する市の実務現場職員との懇談です。

個別具体的な要望ですが、市としては国の指針や要領に基づく話なので、住民にいちばん近い行政としての仕事はどこを向いているの? と思わざるを得ないやりとりもありますが、住民の健康増進を進める点では同じはす。

私も最後に、住民の福祉増進が自治体の仕事の柱であり、早期診断・早期発見・早期治療に資する具体的な健診施策を進めること、地域包括支援センターが本来の仕事を発揮して高齢者の暮らしの実態を把握し、必要な介護サービスが受けられるような施策を展開するよう、強く要望しました。

新聞配達と定時定点/北朝鮮の無法/県議選へ向けて

目覚まし時計が4時半に鳴る5分前に目覚め、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達。

7時35分からは木曜日朝の定時定点の街頭から、地元後援会員2人と訴え。冒頭は、志位委員長がきのう発表した談話の「赤旗」記事を参考に、北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島への砲撃を批判。朝鮮戦争の休戦協定にも、国連憲章にも、南北間の諸合意にも反する無法行為であり、しかも延坪島とそこへの航路が韓国側に属することは北朝鮮が認めていて、北朝鮮の領域で韓国軍が軍事演習をして砲撃したことへの反撃だとする北朝鮮の言い分は成り立ちません。

重要なことは、事件をさらなる軍事的緊張や軍事紛争につなげることなく、外交的・政治的努力で平和的に解決することです。

きょうは来年県議選へ向け、論戦や宣伝物づくりや日程などについて意見交換をする会議に参加しました。

党内会議ですが、さまざまな立場のいろいろな人たちからもろもろの話を聞いている人たちの集まりなので、子育て・医療・介護・農業・原発・雇用・住宅リフォームと話は広がり、そのうえ領土問題・TPP・北朝鮮問題・民主党政権のゆくえと、有権者のみなさんに県議選へ向けてなにをどう訴えるかをしぼるのもひと苦労です。まぁ、ちょっとした内部事情ですけど…

社長さん/高野と三和へ/食料主権

朝は福島高専近くの街道沿いで定時定点のごあいさつ。ここを自家用車で通るいつもの社長さん、ほんとうにいつもありがとうございます。運転席の窓を全開で手を振ってくれるんです。

水曜日は私が生まれ育った内郷地域での行動。きょうは恒例のスーパー前でみんなで街宣をしたあと、高野(こうや)地域に全員で入りました。

私は後援会員と3か所の街頭から訴えながら、その近所にごあいさつ。集会所に集まって昼食中のみなさんにごあいさつに行くと、「いい男だねぇ」とかと言われながら、人生の先輩の女性のみなさんから歓迎され、感激です。

午後は、なかなか足が運べない三和(みわ)地域をたずね、6か所の街頭から訴えました。

きょうは天気もよく、農作業をされている人も多く、話を聞いてくださったかたが手を振って送り出してくれたり、「話は聞かせてもらった。ぜひがんばって」と声をかけられたり。

ある農家に寄ると、「不作で作物の値が上がるかと思えば、商社が海外モノを安く仕入れて売り、値が上がることはなくなった。もう農家はやっていけないだろう」と実情を切せつと語ってくれました。

きょうはTTP参加に反対し、国民の食料は日本の大地から産み出す「食料主権」こそ政治が取るべき立場であることを話して歩きました。

消費税と社会保障/市街地街宣

「ヨーロッパの社会保障が充実しているのは消費税率が高いからだと宣伝されているが、財源に占める消費税の割合は1割に過ぎない。大企業がちゃんと負担しているからだ」。

きのうの参院予算委員会で、党の大門実紀史議員が各国の社会保障財源の内訳を示す図を提示し、巨額の内部留保をため込んでいる大企業にきちっと負担させるべきだと指摘しました。

だいたい、日本の大企業が、ドイツやフランスやイタリア並みに社会保険料を負担すれば、20兆円ぐらいの社会保障財源は生まれるのです。

きょうは来年の県議選へ向けた会議があり、夕刻は平市街地の4か所の街頭から訴えました。

国民と国会を愚弄した発言に謝罪・反省もないまま、補正予算成立の障害になるからなどと、無責任そのままの法相辞任劇、農業と地域社会を崩壊させるTPP問題、尖閣・千島の領土問題、こういう閉塞国政のもとで来年春には地方から国民の意思を示す県議選があり、党へのご支援を訴えました。

若いお母さん/ご近所づきあい/尖閣/政権

月曜朝は自宅近くでの定時定点の街頭からの訴え。きょうもまた、若いお母さんらしきかたが運転席からにこやかに、しかも親しげに手を振っていただき、感激しました。

午前・午後と、医療生協ニュースを手配りしてくれている党後援会員がニュース配布先を案内してくれました。ご近所づきあいの強い度合いが感じられる訪問でしたが、政権としても本人も法務大臣の続投をずるずると言い続けたうえの辞任もあり、1年前の政権交代に「期待しただけに2倍の失望だ」と語ると同時に、共産党への期待を語ってくれるかたが圧倒的で、私の政治体験上もまずなかった体験です。

政権への失望だけでなく、共産党以外の政党の質疑が「言葉尻をとらえるだけの中身のなさ」「国民の暮らしの実感をまったく反映しない話」「汚い言葉の応酬」にあきれる声も。

夕刻は私が住む住宅街を地元の後援会員と訪問。なかに、「尖閣諸島の問題で、共産党だけが‘日本の正当な領土’と言っていた。びっくりした」と。選挙にはほとんど足を運ばなさそうなかただったのです。「共産党にがんばってほしい」と熱いエールでした。

「街頭で姿を見かけるのも共産党だけ、こうして話を聞きに来てくれるのも共産党だけ、そして政治は国民そっちのけ。私たちの声を届けるのは共産党しかない」とおっしゃるかた。

戦後65年たち、政権に関わらない政党が共産党だけで、共産党以外の政党ではまともな政治ができない、という歴史上の事実が国民的レベルで明らかになりつつあるいまを実感しています。

登山と芋煮会

浜通り医療生協の登山と芋煮会行事に参加しました。

健康づくり委員会とサークル班「山歩(さんぽ)の会」共催で、正式行事名は「花園山&水沼山登山と合同芋煮会」。隣県の茨城県北茨城市へいわき市内各地から125人の組合員が参加されました。

4コースに分かれ、Aコースが「健脚コース」の花園山登山、Bコースが「普通コース」の水沼山登山、Cコースが水沼ダム湖畔散策、Dコースが芋煮会場手伝いとゴロ寝コース。私は妻といっしょにBコース。

登山から帰ると、昼食は各支部自慢のトン汁、煮込みラーメン、サンマ汁の7つの大鍋が待っていました。

食後の「終わりの集会」では私もごあいさつさせていただきました。4年前の県議選後に生協にもどったときは後期高齢者医療制度導入直前で、75歳で人を差別し、高齢者の生きる尊厳を傷つけ、社会保障の向上に反するこの制度はやめさせないとならないとあちこちで訴え続け、昨年はこの制度を廃止する公約を掲げた政権が生まれるという画期的出来事があったものの、約束は反故にされたうえ、骨格が残ったままの「新制度」が検討される始末。

介護保険はさらなる負担増と給付減の素案が示され、大臣は「二つ覚え」で答弁しておけばいい、という政権。

県は共産党以外の「オール与党」体制で、県民の暮らしを守るために何が課題かが共産党以外の議員からは県民にまともに伝わらない事態。

熱が入ってしまいました。

花園神社も帰りに散策。巨大な杉の木や紅葉が見事でした。

40分街頭演説/訪問/不満爆発/つどい

日本国憲法を守るいわき市共同センターの市内いっせい宣伝の日でした。小名浜でも、浜通り医療生協九条の会として宣伝予定でしたが、宣伝の中心になる医療生協職員が研修などの都合で参加できず、地域後援会員と2人だったので、「私の街頭宣伝」に切り替えました。

医療費削減を目的にした後期高齢者医療制度のしくみを残したままの「新制度」、介護給付費抑制を大前提にした介護保険改定、法務大臣の「二つ覚え」答弁、尖閣・千島の領土問題解決の道筋、日本農業と地域経済の破壊に導くTPP、事業仕分けに乗らない軍事費・政党助成金・大規模公共事業、国会議員定数削減が導く翼賛議会、県民の暮らしを支えるべき県政を語っていたら、40分を超える大演説となってしまいました。

立ち止まって歩道や駐車場で聞いてくれる人、行き交うドライバーからの声援にたいへんに励まされました。

午後は後援会員と赤井・小川地域の「しんぶん赤旗」読者やお知り合いを訪問。

「TPPは日本の農業を破壊する、ぜったい反対」という農家のかた、「自民も民主も甘なっ党、共産党以外にまともな政党はない」と断言するかた、「テレビの国会質疑を見ていても、自民党の質問も民主党の答弁も、日本をどうしたいのか、国民の暮らしをどう支えるのか、ちっとも伝わらない」と、民主党政権になってからの日本政治への不満爆発です。

ある場所では、お年寄りたちが毎日集まって憩いの場になっている、とのこと。「いまでさえ使いづらい介護保険なのに、また保険料を値上げするとかの話を民主党が進めているんでしょ? 何のための政権交代だったの?」と。当たり前の疑問です。野外でのちょっとした「つどい」になりました。

鳩山政権ではあいまいだった財界・アメリカに忠誠の姿勢を明確にする菅政権では、退場させられた自民・公明政権と何も変わるところがありません。