草野・神谷地域で街宣8か所/「若い私も応援してますから」/中学生から「こんにちは!」

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午前中、草野地域の党支部・後援会の5人のみなさんと4か所で街宣です。

草野地域では、まわりに田んぼが広がる地域中心です。田んぼで作業中らしきご夫妻がそろって手を振ってくれる姿、農作業中、最後までずっと聞いてくれるおばさん、それに、宣伝中に通って行く車、流している宣伝カーに手を振ってくれる人たち。ほんとうにありがとうございます。

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午後は神谷(かべや)の党支部・後援会の4人のみなさんと街宣です。

最初のスーパー前では、話し始めると宣伝カーの前で最後まで聞いて拍手してくれるお2人。1人はかつて双葉町で2代前の町長時代に役所に勤めていた、と言うかた。「今話していたことはすべて正しい。安倍首相の言動はまったく許せない」と、今の気持ちをはき出したい、という勢いでした。

もうお1人は若い女性。「共産主義はよくわかりませんが、若い私も応援してますから」と。こんな場面もかつてなかったことでした。

まぁ、ともかく、中学生たちからも「こんにちは!」と声をかけられたりして、こうして声をかけられる場面が「激増」していることに、私もちょっと驚いています。

知事申入れ文書準備

来週28日木曜日には、6月議会を前にした各会派による知事申入れがあります。

私とあべさんは今週の19日(火)~21日(木)と県外調査に出ていて、きのうが政調会、週が明けると残る3人は各常任委員会の県外調査が25日(月)~27日(水)と入るため、5人がそろっているきょうに申入れ文書を固めよう、ということにしました。

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きのうのうちに大項目だけは立てておき、分担を決め、けさから作業に入りました。

例によっておのおのが分担した大項目について要望項目を文章化し、それらをあわせて打ち出してみんなで検討し、また手を入れ…といった作業を繰り返しました。

午後6時過ぎにはほぼ、形になったと思います。

25日(月)には原発関係の党内の会議があるので、その会議での議論をふまえ、最終決着を図る予定です。

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きょうは宮本さんの誕生日で、昼食後、ささやかに誕生パーティです。

6月議会へ向けた政調会/「自主避難者」への住宅提供継続の申入れ

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6月議会(6月16日~7月1日予定)へ向けた政調会がありました。

今年度から、それまで生活環境部内だった消防保安、災害対策、原子力安全対策に関する実務と、知事直轄であった総合安全管理課を統合して危機管理部ができ、こども未来局(保健福祉部)の新設など組織改編後では初めてです。

当局側は、各会派をまわることになり、私たちは午前中、生活環境部、総務部、午後から警察本部、保健福祉部・こども未来局、危機管理部、企画調整部・原子力損害対策担当・避難地域復興局・文化スポーツ局、商工労働部・観光交流局、農林水産部、土木部、教育庁の順に説明を受け、質疑しました。

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全体では60億円を超えるぐらいの補正予算になりそうです。

私は、「マイナンバー」導入に伴う個人情報保護条例の改定での個人情報の取り扱い規定の中身、知事が県の実情や復興の正確な情報発信のためにスイス・イギリスを訪問するにあたっての具体的目的、イノシシの捕獲計画の実効ある手だて、介護従事者確保策、地域医療構想策定スケジュールと諸計画との整合、子どもの貧困対策計画、「自主避難者」を避難を余儀なくされた県民として支援を継続すること、3・11後の月命日での行方不明者捜索状況、昨年の警官自殺原因究明と職場環境改善対応などについてただしました。

また、今年度を「復興の序章から新たなステージへと進めていく年」という言い方は、家族生活再生そのものがこれからの避難者をはじめとした県民、序章がこれからの避難自治体があるなかで、「序章は今年度まで」と受け取られかねないと注文をつけました。

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終えてから、知事あてに、「自主避難者への住宅提供を終了せず、継続する被害に見合った対応をするよう求める緊急申し入れ」をしました。

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県として来年度で終了する方針を固め、市町村と調整に入った、との報道があり、県議団として政調会でただしたところ、そうした事実はないとのことですが、文字に残す申入れは必要と考えました。

名古屋観光コンベンションビューロー/福島から世界人類の未来への発信の重要性

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県議会企画環境常任委員会の県外視察3日目の最終日は、名古屋市の指定管理者として名古屋国際会議場を運営する名古屋観光コンベンションビューローをたずねました

原発震災から5年目に入っている福島県議会としても、原発事故による際限のない被害の広がり、その現実から引き出す教訓、原発の存在の是非を含めた検討の必要性を世界に伝えるための国際的な話し合いの場の設定は大きな課題として認識しています。

そうした問題意識から、視察地域の関係もあり、名古屋での国際会議誘致などについてのとりくみについての調査です。

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福島県とはその条件も大違いですが、誘致にあたっての事前の情報収集、誘致地域としてのプレゼンテーションは並みの努力ではなさそうです。

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これまた福島とは違いますが、名古屋として、東京、大阪、京都といった世界的に知名度の高い都市ではないことから、そもそも名古屋はどういう都市か、を知ってもらうのがプレゼンテーション以前の苦労だそうです。

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ともかく、フクシマは原発事故により世界に知られました。原発の是非や防災に関する世界的教訓を発信する重要な県になってしまったことは間違いありませんから、世界人類の未来のために、確かな道を発信する重要性と必要性があります。

豊田PCB処理事業所・とよたエコフルタウン/操業停止8か月の対策/高齢社会の「移動の足」

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県外調査2日目は愛知県豊田市に移動です。

「中間貯蔵・環境安全事業(株)」の「豊田PCB処理事業所」、そして市内の「とよたエコフルタウン」をたずねました。

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PCB処理事業所はもともと環境省所管の特殊会社として2004年に設立された「日本環境事業(株)」の全国5か所の事業所のひとつですが、昨年(2014年)の法改定によって上記社名に変更されました。

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PCB廃棄物処理の安全確保対策と情報公開の説明を受け、私としては、「こうして安全は確保されている、と説明されると強い疑問が生じる」と断って、この事業所操業後の今後に生かすべきトラブルなどについて聞きました。

操業直後に8か月間の操業停止に至るPCB漏えいを受けた対応、この事業所に限らない全国事業所の情報公開の対応をしている、とのことです。

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エコフルタウンについては、豊田市役所職員、エコフルタウン職員から説明を受けました。

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私の問題意識としては、「環境・超高齢化対応等に向けた、人間中心の新たな価値を創造する」としている高齢社会における「移動の足」にあって、質問もしましたが、中心的課題とは位置づけられていないようでした。

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天竜区のNPO法人「夢未来くんま」/女性が中心の村おこし

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県議会企画環境常任委員会の県外調査初日は、静岡県浜松市天竜区熊(くんま)のNPO法人「夢未来くんま」をたずねました。

法人役員の金田三和子さん、大平展子さんからくんま「村おこし」のあゆみとして、その経緯と挑戦の意気込みを聞き、そして食事処「かあさんの店」、物産館「ぶらっと」、体験工房「水車の里」の施設を案内していただきました。

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この熊地区は昔の宿場町としての面影が感じられますが、1955年には2,500人強の人口が1986年にはほぼ半減で1,200人ほど、今では700人強です。

ここで女性たちが中心となって「村おこし」が始まったのでした。

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この地域での食文化を通して山村の生き方を問い直そうと、1985年に「明日の熊を語る会」開催から30年、翌86年には熊地区全戸が加入する「熊地区活性化推進協議会」が設立され、87年には31人で「くんま水車の里」グループが誕生、88年には「村おこしくんま水車の里」が竣工、「くんまかあさんの店」もオープンしました。「水車の里」が95年に「道の駅」に認定されてから20年です。

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私はその話を聞きながら、以前に読んだ『食と農でつなぐ 福島から』(塩谷弘康・岩崎由美子著、岩波新書)で描かれた「かーちゃんたちの生きかた」を思い起こし、農村女性が中心となった村おこしの当初の苦労を聞いたのでした。

その本のことは触れずに聞いたのですが、著者である岩崎さんが最近もここをたずねてきていたそうです。

ともかく、人口減と高齢化による「危機」をあおるのでなく、こうした営みを支える行政施策の展開が必要です。

定時定点2か所/福島第一原発視察/国の姿はまったく見えず/福島の未来にかかわる作業

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けさは定例の「定時定点」を地元の党支部・後援会の5人のみなさんと2か所で。

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出勤されるみなさんからクラクション、手を振ってくれての声援、「ご苦労さま」と会釈していってくれるかたがた(主観で判断)、いつもほんとうにありがとうございます。

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きょうは福島第一原発の視察です。

県議団としてとりくみ、真島省三・島津幸広両衆院議員、渡辺ひろゆき・いわき市議、随行の斎藤紀(おさむ)医師含め、24人の視察団でした。

視察ルートは、こちらの要望も伝えつつ、JヴィレッジでのWBC(ホールボディカンウター)受検後に福島第一原発へ入り、防護品装備を着用し、専用の移動用バスに乗り込んでの視察です。Jヴィレッジでは東京電力福島復興本社の石崎芳行代表から視察団としてあいさつを受けました。

重要免振棟では前回同様、中学時代の同期生と言葉を交わしました。

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免振棟を出てからは、高性能多核種除去設備内に入って説明を受け、増設多核種除去、乾式キャスク仮保管設備、サブドレン浄化設備を車内で案内を受けながら通り、H2・H4タンク群前で降車し現場視察後、敷地内のちょっとした高台から1~4号機外観、4号機建屋前・凍土遮水壁工事現場・4号機前の共用プールを車内から見て、あの3・11時に機能した5・6号機脇の非常用ディーゼル発電機建屋をまわって海側施設、そして外部電源が断たれた夜ノ森線鉄塔倒壊現場を見てまわりました。

150518東電視察・Jヴィレッジ

Jヴィレッジにもどってからは、救急医療グループの事務幹部(ジェネラルマネージャー)と懇談し、質疑応答。救急医療に限らず、労働者の低線量被曝にかかわる健康管理や疫学的統計管理などについても話は及びましたが、そこまでの目配りはできていない印象です。

それに、「東電視察」とはいえ、現場のどこでも国の姿はまったく見えず、「国が前面に立つ」というのが口先にすぎないことがよくわかります。

ともかく、ここでの廃炉作業・汚染水対策作業がこれからの福島の未来にかかわることは間違いありません。そうした目で、引き続き監視し、提言し続けないとなりません。

あしたから3日間、県議会常任委員会での県外調査で静岡県・愛知県へ出かけてきます。

後援会まつり/応援した議員選挙全勝でいよいよ/紙参院議員/歌も披露/医師から激励

150517後援会・紙

いわき・双葉地区日本共産党後援会の「後援会まつり」がありました。

紙智子参院議員が駆けつけてくれました。

150517後援会・3人

今年の秋にある福島県議選でいわきの宮川さんと私の2議席、広野町議選での畑中ひろ子さんの議席を守り抜き、来年参院選比例でいわぶち友さんを国会へ送り出す決意を後援会として固める場としての開催です。

秋の選挙を控える候補としての「決意表明」なるものをしました。前回県議選後、2013年4月には島根原発をかかえる島根県松江市議選、電力の最大消費地の都議選を前にした5月に江東区、そして都議選が始まった6月に世田谷区、11月には3か月後に選挙を控え、島根原発から17~25km圏内にすっぽり入る鳥取県境港市、そして今年3月には県議選・市議選を前に、「原発銀座」をかかえる福井県の福井市、4月には県議選本番の佐賀県で玄海原発をかかえる選挙区に応援に行き、議員選挙では全員当選の「全勝」で、いよいよ私の番だ、という話です。

紙さんがたった30分間で、戦争立法やTPPを含め、国政上の重要課題と共産党が果たしている役割について、明快に語ってくれました。

150517後援会・むとう雅子さん

後援会の企画ということもあり、市内各地からほんとうに様ざまなかたがたが舞台にあがってくれました。

150517後援会・乾杯・高木勝美さん

住まいがある地元でギター教室を主宰している先生の伴奏で歌まで披露させていただきました。どうですか、この先生の表情。長渕の「乾杯」最後の「君にしあわせあれ」のリピートです。

150517後援会・決意

会場内を歩いていると、歌はほめられるし、先日の医療生協支部での勉強会での話が広まっているみたいで、「こっちでも頼みたい」と声をかけられたりして、天候は最高だし、そのうえ、たまたま散歩していた高校同期の会場近所の医師からも激励され、いい一日でした。

安倍医療改革の歴史的危険性/皆保険体制の解体を押しとどめる

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『安倍医療改革と皆保険体制の解体』(岡崎祐司・中村暁・横山壽一・福祉国家構想研究会編著、大月書店)を読みました。

ここでいう「皆保険体制」は、たんに強制加入ということだけでなく、「国民みんなが保険証を渡されていて、自分で必要と思うときには隣の県の病院でも、自分で選んで受診することができ、しかも、保険がきかない治療は原則として存在せず、さらに、医者が必要と考えて本人も納得する治療は上限なしに保険給付がなされる」という内容をもった保険のことです。

そもそも自民党政権は、憲法25条に基づく社会保障の「向上及び増進」義務を怠り、とりわけ1980年代以降、皆保険体制は大きく歪(ひず)まされてきました。

「安倍政権は、皆保険体制の歪みの拡大という域を超え、皆保険体制そのものに総攻撃をあびせ、その解体に乗り出してい」ます。

本書は、「安倍医療改革の歴史的危険性について強く警鐘を鳴らすことを目的」として書かれました。

私たちとしては、皆保険体制の解体を押しとどめるためにも、「健康の自己責任論」に対して「社会的責任論」を対置すること、公的保障を抜きにした「選択の自由」と対抗し克服すること、政府がめざす、誰も責任をとらない無責任な「地域包括ケア」ではなく、住みつづける権利の保障を位置づけ、真の地域包括ケアのあり方を対峙し、権利性と市場化・営利化は相いれないことを明らかにすることが、きわめて重要です。

四倉で街宣/どこでも出てきてくれる人/戦争立法を葬り去ろう!

150516四倉・クロマツ前

四倉地域で党支部・後援会の2人と6か所の街頭から訴えて歩きました。

何度目かになる災害公営住宅では、話し始めると、玄関から出てきてくれる人、ベランダに出てきてくれる人。それぞれが最後まで聞いてくれ、話し終えると拍手。ベランダでの拍手は団地中に響き渡るようでした。

150516四倉鬼越仮設前

別の場所では、家から車で出かけようとしたご夫妻がそろって手を振り続けてくれました。

話し終えるや玄関がスッと開き、手を振って「がんばって!」と声をかけてくれるかた。

150516四倉南団地

スーパー前でも駐車場へ入る車からのクラクション、自転車でやってきたかたが宣伝カーの前にとまって「がんばってよ」と。

どこでも出てきてくれる人がいて、「共産党! がんばってくれ!」と、期待の強さを感じます。

なんとしても安倍暴走政権をストップさせ、戦争立法を葬り去らなければなりません。