県議会企画環境常任委員会の県外視察3日目の最終日は、名古屋市の指定管理者として名古屋国際会議場を運営する名古屋観光コンベンションビューローをたずねました
原発震災から5年目に入っている福島県議会としても、原発事故による際限のない被害の広がり、その現実から引き出す教訓、原発の存在の是非を含めた検討の必要性を世界に伝えるための国際的な話し合いの場の設定は大きな課題として認識しています。
そうした問題意識から、視察地域の関係もあり、名古屋での国際会議誘致などについてのとりくみについての調査です。
福島県とはその条件も大違いですが、誘致にあたっての事前の情報収集、誘致地域としてのプレゼンテーションは並みの努力ではなさそうです。
これまた福島とは違いますが、名古屋として、東京、大阪、京都といった世界的に知名度の高い都市ではないことから、そもそも名古屋はどういう都市か、を知ってもらうのがプレゼンテーション以前の苦労だそうです。
ともかく、フクシマは原発事故により世界に知られました。原発の是非や防災に関する世界的教訓を発信する重要な県になってしまったことは間違いありませんから、世界人類の未来のために、確かな道を発信する重要性と必要性があります。