定時定点2か所/福島第一原発視察/国の姿はまったく見えず/福島の未来にかかわる作業

150518正華

けさは定例の「定時定点」を地元の党支部・後援会の5人のみなさんと2か所で。

150518渡辺ゴム

出勤されるみなさんからクラクション、手を振ってくれての声援、「ご苦労さま」と会釈していってくれるかたがた(主観で判断)、いつもほんとうにありがとうございます。

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きょうは福島第一原発の視察です。

県議団としてとりくみ、真島省三・島津幸広両衆院議員、渡辺ひろゆき・いわき市議、随行の斎藤紀(おさむ)医師含め、24人の視察団でした。

視察ルートは、こちらの要望も伝えつつ、JヴィレッジでのWBC(ホールボディカンウター)受検後に福島第一原発へ入り、防護品装備を着用し、専用の移動用バスに乗り込んでの視察です。Jヴィレッジでは東京電力福島復興本社の石崎芳行代表から視察団としてあいさつを受けました。

重要免振棟では前回同様、中学時代の同期生と言葉を交わしました。

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免振棟を出てからは、高性能多核種除去設備内に入って説明を受け、増設多核種除去、乾式キャスク仮保管設備、サブドレン浄化設備を車内で案内を受けながら通り、H2・H4タンク群前で降車し現場視察後、敷地内のちょっとした高台から1~4号機外観、4号機建屋前・凍土遮水壁工事現場・4号機前の共用プールを車内から見て、あの3・11時に機能した5・6号機脇の非常用ディーゼル発電機建屋をまわって海側施設、そして外部電源が断たれた夜ノ森線鉄塔倒壊現場を見てまわりました。

150518東電視察・Jヴィレッジ

Jヴィレッジにもどってからは、救急医療グループの事務幹部(ジェネラルマネージャー)と懇談し、質疑応答。救急医療に限らず、労働者の低線量被曝にかかわる健康管理や疫学的統計管理などについても話は及びましたが、そこまでの目配りはできていない印象です。

それに、「東電視察」とはいえ、現場のどこでも国の姿はまったく見えず、「国が前面に立つ」というのが口先にすぎないことがよくわかります。

ともかく、ここでの廃炉作業・汚染水対策作業がこれからの福島の未来にかかわることは間違いありません。そうした目で、引き続き監視し、提言し続けないとなりません。

あしたから3日間、県議会常任委員会での県外調査で静岡県・愛知県へ出かけてきます。

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