新入職員オリの「憲法と社会保障」

150329散歩

2日前、「諸文書書き上げ」たなかに、抜けてしまったものがありました。

新年度初日、ということは3日後、4月1日に、浜通り医療生協新入職員オリエンテーションのなかで、私が「憲法と社会保障」について話すことになっています。

前にも何度か話す機会はあったので、それらをもとにすれば…、と思って、少し油断しました。

150329つくし

だいたい構成としては、社会保障をめぐる目の前の現実、社会保障の理念、私たち(民医連事業所や医療生協職員)が「たましい」としてとりくんできた社会保障、今の時点で必要な社会保障要求、といった感じ。

いずれにせよ、社会保障をめぐる「いま」を体感し、共有できるものを用意しないとならないと考えだしたら、新たな文献を読みだしたり、ネットでデータを探し始めたり…

150329散歩時

いちばん難儀な作業で、直前までかかりそうな気配… しかしあらかじめ文書は届けないとならないし…

散歩で気分転換もしますが、頭はなかなか…

理事会/地域包括ケア学習会/ボウリング

午前中は浜通り医療生協の理事会に出席。

報告承認・議決・協議のそれぞれの事項がありますが、いよいよ6月の総代会へ向けた具体的準備が始まります。

150328地域包括ケア

午後は、いわき ら・ら・ミュウの研修室を会場に、「民医連がめざす地域包括ケアシステムとは」をテーマとした浜通り医療生協主催の学習会でした。

150328林さん

講師は全日本民医連常勤理事の事務局次長で介護・福祉担当の林泰則さん。私が全日本民医連事務局に務めていた当時、同じ事務局員として、2人で月刊誌『民医連医療』編集にたずさわっていた時期がありました。

150328存置林

「政府がめざす地域包括ケア」と、「民医連がめざす『無差別・平等の地域包括ケア』」とを対比させながら、各地域での幅広い人たちとの共同による地域の力でつくりあげる地域包括ケアの姿を具現化しないとなりません。

「無差別・平等の地域包括ケア」は事業者としての私たちはめざすのですが、これを裏打ちするのは憲法25条です。この憲法を国・行政に実践させることもまたきわめて重要な課題です。

150328ボウリング

夕刻には、いわき北部といわき青年の党後援会合同のスポーツ・レクリエーション企画のボウリング交流会に参加しました。

きょうの前はいつしたか覚えていないくらい久しぶりのボウリングでした。格好だけは様になっているのでは?

150328ボウリング交流

諸文書書き上げ/商工会議所交流会

150325庭の梅

書かなければならない文書を書きあげる日でした。

宮川さんと私との月に一度の通信「かけはし」には、2月議会最終日討論にかかわって。「集団的自衛権行使の閣議決定を撤回し立法化しないことを求める」「全国の原発を再稼働しないよう求める」「介護報酬の引下げを行わないよう求める」「労働時間の規制強化と安定雇用の確立を求める」各意見書に、自民、公明、民主、社民が反対して否決した態度を告発です。

全国のいっせい地方選挙での応援演説のため、福島県の実情にも触れる5分間原稿、20分間原稿の準備。選挙本番での応援になるのですが、詳細の連絡がまだなので、いろんな場面に対応できるように。広がり、深刻化し、複雑化する被害の実情を言おうとすると、きりがありません。

150322散歩

2月議会を終えての県議団としての報告冊子に掲載する、議会中の常任委員会と特別委員会での審議の様子の報告文。これも直後に書いておけばいいのに、今回は最終日の討論準備に加え、いろいろ事情がありました。

「元の生活をかえせ・原発事故被害いわき訴訟」原告としての陳述書。原発事故により7か月延期になった県議選で県議に「返り咲いた」ことが、事故前後の生活の変化の最大の要因ですが、集中して私自身の原発事故による精神的損害の詳細をまとめたいのに、なかなか時間が許してくれないことが苦しいところです。

夕刻には、いわき商工会議所議員交流会に招かれ、参加しました。

会頭が県教育委員会委員長を務め、今も委員の任期中ですが、県議会での私の質問を聞いていただく機会もあって、激励されてありがたいです。「ますます精進します」とお答えしました。

130623シャンブリアン

討論動画/水産業施設竣工式・祝賀会

福島県議会のホームページに、2月県議会最終日の討論動画もアップされました。私の討論は38分50秒ぐらいからです。私のあとに、自民、民主の議員による予算だけの賛成討論が続きます。ご覧いただけると幸いです。

150326竣工式で

きょうは午前中、小名浜魚市場、凍結品荷捌き施設の安全操業・大漁祈願の竣工式、並びに冷凍冷蔵施設を含めた内覧会でした。いずれも、小名浜地域水産業施設復興整備事業として建設されました。

150326荷捌き施設

荷捌き施設には、少量多品種の魚類の選別・荷捌き・搬出のためのA棟、ベルトコンベアで搬入される鰹を選別・氷詰め・搬出するB棟とがあり、いずれも水産物の二次汚染を防止し、鮮度保持と危害防止の機能が整った施設だそうです。

150326竣工式

4年前の震災直後にこの場で立ちすくんだことを思い出します。本格操業の見込みもないなかの漁業者の思いも複雑だと察しますが、漁業復興への一歩であることは間違いありません。

110530漁港3【2011年5月30日のこの場】

冷凍冷蔵施設では、マイナス30度の冷蔵庫に4,400トン、マイナス60度の冷蔵庫に2,000トンの魚が入るそうです。地上5階建てで、東北地方でも有数の規模と能力を備えた最新鋭の施設のようです。

150325マイナス60 (1)

広い冷蔵庫に入ると、さすがに寒い!

150326祝賀・感謝状

午後からは竣工披露の祝賀会に参加しました。

討論原稿配布/残金支払/合庁/検査・診察予約

150325原稿

行事や行動の予定がなかったきょうは「オフ」日。

朝から出身職場の浜通り医療生協へ行き、2月県議会最終日の討論で触れた意見書などへの各会派の態度の一覧表を添えた原稿を、役員や職員に配りました。議会後の恒例です。

「集団的自衛権行使容認の立法化反対」「政党助成金廃止」「全国の原発再稼働反対」「介護報酬引き下げ反対」「労働時間の規制強化と安定雇用の確立」を国に求めるのに、自民党、公明党、民主党、社民党がことごとく反対したことに、改めて怒り心頭。

150325太陽光パネル1

太陽光発電システム一式の支払い残金があって、仲介してもらった業者さんに連絡し、やっと支払い。

150325太陽光パネル2

なんだかんだと言って10年来のわが家(私?)の課題だった太陽光パネルの設置にこぎつけました。

150325太陽光モニタ

県営住宅にかかわる相談があり、県合同庁舎内の担当部署をたずね、相談内容を伝え、経過を確認しました。

それから、手術から1年がたち、必要な諸検査・診察の予約を入れました。この1年、経過を見る定期的検査を怠り、イレギュラーな予約に反省です。

150325病院

県政報告仕上げ/娘らと夕食

150320緊急デモ

「県政報告」仕上げの作業をしました。

それをしながら、避難者支援課、県警には避難者数や自殺者・孤独死のこと、「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」を活用した県・市町村のとりくみ概要がわかったとのことで、復興・総合計画課からその資料の取り寄せなど。

午後4時前にはほぼ先が見えたところで、いわき組の二人はいわきへ。

夕刻には、いわき市内の大熊町や浪江町の避難者を対象に健康教室を企画した東京都内の会社社長や地元のみなさんと夕食をともにしました。その会社の一員として娘が来ていたのでした。

150320デモ前

写真は先週金曜日(3月20日)、議会閉会日の夕刻、県庁前から出発する「戦争立法許さない緊急デモ」。

県政報告づくり/議会食堂休業

150320県政報告づくりスタート

議会閉会が先週金曜日だったため、県議団恒例の議会閉会直後の「県政報告」チラシづくりはきょう、あすとなります。

紙面構成や盛り込むべき内容について、金曜日の閉会後に少し意見を交わしたことをもとに、きょうもあらためて執筆分担もし、一日作業。

150323県政報告中間

紙面に文章を入れ込むたびに、かんかんがくがくと続けました。またあしたです。

さてきょうからは議会食堂が、本庁舎耐震改修工事に伴って9月上旬まで休業になるため、西庁舎1階の県庁食堂でチャーシュー・ワンタンメン。

150323県庁食堂

四倉で街宣/暖かい声援/選挙学校・決起集会

150322四倉街宣2

午前中は、四倉(よつくら)地域の党支部・後援会の3人といっしょに、「流し」の宣伝をしながら、4か所の街頭から訴えました。

気温も高く、穏やかな日和で、農作業をされるかた、散歩されているかた、聞きに外に出てくれるかたなどから暖かい声援がありました。

150322四倉街宣3

スポット宣伝を「流し」ている宣伝カーにもすれ違う車から手を振ってくれたり、クラクションを鳴らしてくれるなどの声援が少なくなく、なかに、「佐賀」ナンバーの運転席から信号待ち時に身を乗り出して「がんばれ~!」と大声援。

150322選挙学校・県議会

午後は地区党後援会による「選挙学校と県・町議選決起集会」。

県党の斉藤選挙対策部長が、昨年の総選挙結果を受けての政治目標から説き起こし、党勢拡大の上げ潮のなかで選挙をたたかおうと、1時間強にわたって熱い訴え。

宮川県議と私から、それぞれ、原発事故から4年たった県の現況、県議会の様子を簡潔に報告しました。

150322散歩時

生協ニュース配布/お焼香と散髪

150321生協ニュース配布1年でいちばん会期の長い2月県議会を終えての夕べからの自宅でした。

だいたい議会中は、いわき市民の私は、金曜日晩から月曜日朝までを除き、自宅から130kmほど離れた福島市泊で過ごさざるを得ません。

150321生協ニュース

きょうは午前中、浜通り医療生協ニュースをご近所の組合員宅に配布。

このニュースには今号から数回にわたり、私が昨年来、医療・介護総合法について医療生協支部などで語ってきた内容が紹介される予定です。

午後は父のお墓、私の実家の義妹にお焼香にまわり、そしてやっと散髪しました。

150320議会事務局異動

そういえばきのうは、4月の異動期を前に、職員のみなさんがごあいさつに見えました。

2月議会最終日に討論/「すべて正しい」と他会派議員

150320討論2

33日間の会期の2月予算議会も最終日となり、予算案始め知事提出の123議案と追加2議案、議員提出(意見書)の17議案、請願6件、また議会関係の議員提案の条例改定3件の採択があり、私が討論に立ちました。

私たちが反対したのは予算と教員定数「削減」条例の2件。ほかには賛成しました。

150320討論・議場2

予算に対しては、推進すべき必要な事業は少なくないものの、避難者すべてに対して生活を成り立たせる施策、戻りたくても戻れない人たちの住まいの確保、就労不能損害賠償を国と東電の勝手で打ち切られた人たちの生活再建施策、国による社会保障費削減という悪政から県民の暮らしを具体的に守る施策、医療・介護の現場で働き続けられる、賃金を含めた条件整備、米価下落や風評被害から家族農家を支える施策など、被災県民の切実な声に応える予算という点では不十分、という理由で反対です。

なにより重大なのは、「全国の原発を再稼働しないよう求める意見書」「集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し立法化をしないことを求める意見書」「政党助成金の廃止を求める意見書」「労働時間の規制強化と安定雇用の確立を求める意見書」が、自民党、民主・県民連合(1人の社民党議員、元社民党のいわき選出の無所属議員1人含む)、未来ネット、公明が反対し、否決されたことです。

私は、怒りを込めて演壇から、すべての県民に語りかける思いで訴えました。

150320採択

本会議後、他会派の議員から、「討論には感動した」、「討論の内容はすべて正しい。ところが行動に表わせない」と。いったい、何のための議員なのか、そしてこんな県議会でいいのか、とつくづく感じます。

この結果を県民のみなさんに知らせ、共産党の議員をふやすことの重要な意味・意義を伝える重要性をあらためて知らされるのです。