医療生協班会におじゃま/合庁

150407四倉班会2

午前中、四倉地域での医療生協健康チェック班会があって、ちょっとおじゃましました。

ほんのひとことのあいさつのつもりが、「安倍首相は怖いというより憤りでいっぱいだ」「介護保険料値上げの通知があった。年金を減らしておいて天引き保険料は上げ、いったいぜんたい、社会保障のための消費税増税とはなんだ」「四倉地域は福島第一原発30km圏の隣接地。家の目の前で線引きされ、何の補償もないことはいまだに多くの住民は納得していない」などなどと、怒り爆発といった感じです。

150407四倉班会

この班会では以前、介護保険制度などについて勉強会で話もしましたが、こういう組織的関係というのは大事です。

もっとも、私はそんなわけでなじみのつもりで話したのですが、いろいろやりとり後、「ところであんたは自己紹介もしてないが、誰?」と言われドキッ!

冒頭で紹介してもらったうえで話したのですが、うっかりです。

その後、市内の県合同庁舎をたずね、新任の幹部職員などにごあいさつです。福島市の県庁本庁からの異動職員もいて、なんかお互いに「またお世話になります」。

150331ソファ2

地元の9か所の街頭から/JA役員/春

150406郷ヶ丘街宣2

午前中、私が住む地元の郷ヶ丘・中央台党支部・後援会の5人のみなさんと9か所の街頭に出ました。

比較的暖かく、庭いじりをしたり散歩をしているかたがたから暖かい声援があります。外に出てきて話を最後まで聞き、拍手してくれるかたも。ある団地では子どもたちからも拍手。

また、仕事での営業車らしき運転席から、「がんばってよ~」の声援も。

150406中央台街宣

ある住宅街では、「原発事故のあと、最初に家に来てくれて放射線量を測ってくれたのが共産党の人。あれ以来、私は共産党しか応援していない」という人も。

150406桜

午後は小名浜にあるJA事務所をたずね、役員と懇談。政党支持のことや、とりわけ国会議員の質、また、小選挙区制度が民意を反映していないことなど、JA内でも疑問が噴き出している様子や、共産党への期待を率直に語ってくれました。

小名浜生協病院にも寄って、先日の新入職員オリエンテーションで私が話した「憲法と社会保障について」の感想文も読ませていただきました。前向きな姿勢を感じ、安堵です。

150406花桃

そしてまた、春の季節がやってきました。

昌平黌入学式/「こころの復興が忘れ去られていないか」

150405東日本国際

午前中、学校法人昌平黌(しょうへいこう)の東日本国際大学、いわき短期大学、東日本国際大学附属昌平中学・高等学校の合同入学式に参加しました。

1966年にいわき短期大学を開学してから今に至る学校法人ですが、短大では幼児教育科・幼児教育科専攻科福祉専攻から幼稚園・保育所など、大学では福祉環境学部・経済情報学部から行政の各部署、民間福祉関係・企業などへ人材を輩出しています。

150405東日本附属中高

今年度から大学長はエジプト考古学者の吉村作治さんが就任しました。学長式辞で吉村さんは、新入生に対し、「卒業がほんとうのおめでとうで、きょうのおめでとうは半分」と言いつつ、「きょうはあ行だけ」と「愛校心、意欲、運、縁、恩」の大切さを語りました。わ行まで全部聞きたくなる話でした。

150405市役所桜

式辞の前の理事長告辞で、「目に見えるモノの復興の一方で、人間の心の復興や精神面での復興が忘れ去られてはいないか。私たちは心の復興を、人間力の育成を通して成し遂げたい」と言った趣旨の話をされました。

私が今年度県予算案に反対討論した根拠を裏づけてくれるような話で、「そうだよなぁ」と思いながら聞きました。

150405各紙

家にもどってからは、届いている各新聞・雑誌に目を通しました。戦争立法、消費税増税から1年、介護報酬削減と、とにかく安倍暴走政権への地方からの審判をきっぱりくだす思いがつのります。

貧困の中の子ども/食と農でつなぐ

150405食農・貧困

佐賀県への往復があったので、『貧困の中の子ども』(下野新聞 子どもの希望取材班著、ポプラ新書)と、『食と農でつなぐ 福島から』(塩谷弘康・岩崎由美子著、岩波新書)を読みました。

後者は昨年8月、前者は先月発行で、それぞれ書店に並んだ時に購入して冒頭だけ読み始めたままになっていて、けっきょく、議会が終わって読書タイムがとれるようになった、というわけです。

「貧困」は、栃木県の地方紙である新聞社記者が、県内の宇都宮市・日光市・小山市はじめ、県内での取材だけでなく、東京都荒川区・足立区、イギリスにも足をのばし、昨年(2014年)1月から6月にかけて下野新聞に掲載した60回の連載がベースです。

私はこれを読んで、「見えない問題」を「見える問題」にして社会的・政治的に具体的解決の方向を探るジャーナリズムの本質を見た気がします。「真実の報道」「権力監視」の神髄ではないでしょうか。

「食と農」は、原発震災前後の阿武隈地域の女性農業者の「たたかい」を、とくに震災後に焦点を当てた物語、として読ませていただきました。

オビには漫画家の山本おさむさんが、「原発事故は大きく、人間はあまりに小さい。しかし小さなものの中にこそ希望がある」と書いているのですが、福島大学の研究者であるお2人のフィールドワークのこの書が、女性農業者へ震災のずっと前から寄り添う取材を通してまったくその通りだと、私は感じます。

唐津城と唐津くんち曳山/佐賀からいわきへ

150404唐津くんち1

きょうは佐賀県からいわきへの「帰宅日」。

唐津(からつ)駅発を午前10時3分にしたので、それまで唐津市内を徒歩で少し散策です。

2日前に唐津へ来た時に、「帰る時に時間がとれるならば、唐津くんち曳山(ひきやま)の展示場に寄って、唐津の伝統に触れていってほしい」と言われていました。

150404唐津くんち2

展示場開場時間が9時なので、宿所を8時には出て、きのうの井上ゆうすけ候補遊説随行中から気になっていた唐津城に寄ってから、「唐津市民会館 曳山展示場」へ。

150404唐津城バック

いやはや、勇壮です。唐津曳山14台は1958年には佐賀県指定重要有形民俗文化財に指定され、1980年には唐津くんちの曳山行事が国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

1500404唐津城4

全部徒歩で回るので大変なのですが、ともかく、10時3分には唐津駅を出、11時17分福岡空港着。空港内でまた昼食をとり、12時45分発羽田行きが出発が遅れると放送があり、どうなることやらと心配したものの、遅れは10分だけで、以後、浜松町からのモノレール、上野駅からのいわき駅着午後6時11分は予定通りで、ぶじ、自宅に着きました。

井上ゆうすけ佐賀県議候補/懇談3か所

150403ゆうすけ第一声

佐賀県議選が告示され、井上ゆうすけ候補の第一声で10分弱の応援演説です。

福島では原発事故は収束せず、被害は広がり、深まり、複雑化している現実があり、被災者県民を苦しめ続けているのであり、こんなことを日本で繰り返させないために、原発をかかえる佐賀県から原発ゼロを全国へ発信すること、ゆうすけさんを県議会へ送り出すことの全国的意義と重要性を訴えました。

150403ゆうすけ遊説

その後、午前中は候補者随行カーに同乗。

150403住民運動1

午後からは、原発問題での住民運動グルーブとの2か所での懇談に参加しました。

いずれの懇談でも、農産物放射能検査のこと、県民健康調査や子どもの甲状腺検査のこと、福島の被災者に寄り添たいがその最善の方法、などなど、それぞれ1時間半の時間では足りないほどでした。

150403住民団体1

夜には、井上ゆうすけ候補の実家で、ゆうすけさんを囲み、親族のみなさんとの懇談で、やはり私から福島の実情の報告と、今回の選挙戦について語り合いました。

佐賀・玄海町へ/つどい

150402乗る飛行機

朝8時半には自宅を自家用車で出て、佐賀県玄海町(げんかいちょう)へ直行です。

150402飛行機内

いわき駅発が9時20分、上野駅へ着いてから浜松町へ行ってモノレールで羽田空港着が12時19分。空港内で昼食をとり、午後1時20分発で福岡空港3時10分着。3時45分発の福岡地下鉄空港線に乗り、JR唐津(からつ)駅に5時17分着。

150402玄海町つどい

佐賀県党の山口書記長の出迎えを受け、あした告示の佐賀県議選・井上ゆうすけ候補事務所、党地区委員会事務所に寄り、候補者始め地元のみなさんにごあいさつ後、玄海町の「つどい」会場のお宅へおじゃましました。

玄海原発をかかえる足元で、福島原発事故から5年目に入っている福島の実情を報告し、懇談しました。

地元で50年にわたって反原発運動を続けているかたも参加され、夜9時過ぎまで、玄海原発再稼働をさせない世論を広めていくこと、県議選の意義など、話が尽きません。

新入職員オリ/2時間の話にたえていただき

150401新人オリ2

きょうの浜通り医療生協新入職員オリエンテーションで、「憲法と社会保障」について話をする要請があったのは3月17日で、2月議会最終盤の私の討論準備真っ最中とは言え、まだ2週間あるし、前も何度か話をさせてもらっているから、と思って合点承知と即答していたら、けっきょく、直前の集中準備となりました。

けさの「朝日新聞」の「負担実感の春」、「しんぶん赤旗」の「老いも若きも非情の春」の記事も最初に話す追加資料としました。

150401新人オリ

ともかくここ数年、冒頭に話さざるを得ないのは、社会保障制度が貧困をつくり出し、弱者を排除し、貧しい人が富める人へ所得を移転させられている現実。

150401オリ資料1

「社会保障のため」と言って昨年には消費税増税が強行されましたが、現実は、「朝日」を引用すれば、「65歳以上の介護保険料が値上がり」「長期にわたる年金抑制がスタート」「介護保険サービスの絞り込み」「特別養護老人ホームの新たな入居者は、原則『要介護3』以上」「年金は…賃金上昇にあわせた伸びより約600円抑制」などと、増税論拠は完全な破たんです。

という事実を冒頭に、憲法25条1項が人権宣言し、2項がその人権に対応した国の責務を明記していること、そしてその人権は「侵すことのできない永久の権利」と憲法11条が言い、それは「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」だと憲法97条がその根拠を示し、だからこそ、その権利は「国政の上で、最大の尊重を必要とする」と憲法13条は確認し、国民は「政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」と憲法14条は平等原則を宣言していることを示しました。

150401オリ資料2

とは言え、権力は人権を侵害することが常なので、憲法12条は、国民がその権利を「不断の努力によって、これを保持しなければならない」と、わざわざ国民の責務を説いているわけです。

社会保障について見れば、国は憲法25条によってその「向上及び増進」を国民から義務づけられ、そういう点では税金は本質的に福祉目的税であることが明らかなのですが、国民の「不断の努力」との力関係から、社会保障を「低下及び減退」させていることが現実です。

だからやはり、憲法によって権力者をしばり、国民による権力者への命令書である憲法の実践を自覚的に不断に働きかけることは、はなはだ重要です。

そんな話をいわきや福島の医療、介護の実情にも触れながら語り、間に10分ほどの休憩をはさみ、2時間、話し続けました。

新入職員のみなさん、こういう時間をたえて聞いていただき、ありがとうございました。

あしたからは県議選の応援のために玄海原発をかかえる佐賀県へ飛び、4日の晩には帰ってくる予定です。

レジュメと資料届け/楽寿会役員会/今の時代/「県政報告」折り込み

150331県政報告

きのうまでに用意した浜通り医療生協新入職員オリエンテーション講義用「憲法と社会保障について」のレジュメと資料をともかく自分で点検し、届けました。

これに基づいて何を話すかをあしたの話す時間までにまた検討しておきたいと思います。

医療生協に行くときは、「せいきょうクリニック」待合室によることを常としているのですが、顔見知りの患者さんはもちろん、いろんなかたから声をかけられることで、お互いに元気を分け合えるのです。

職員からは、県が来年度作成する「地域医療構想」の進捗はどうなのか、「医療生協ニュース」連載の私の原稿の点検について、今後の事業展開のこと、などなど。

150331楽寿荘

午後は社会福祉法人・楽寿会の役員会に出席しました。年度末日でしたが、あしたからの来年度予算・事業計画がおもな議事です。

介護報酬改定を受け、昨年11月・12月・今年1月の実績に当てはめての影響試算に基づく提案ですが、基本報酬減額が大きく、処遇改善加算を加味したところで、黒字予算を組めません。

役員会後、少し時間がとれるみなさんと懇談しましたが、かなりきびしいです。

150330組織部1

帰り際、ある役員から「私には、共産党にがんばってほしい、といろんな人が言っている声が聞こえてくる。私もそう思わざるを得ない」と訴えられました。

亡くなられた元福島県知事が創立した社会福祉法人で私が役員を務めていることも感慨深いのですが、こうした声が私に寄せられることも、今の時代の反映だと思います。

けさの一般紙には、党県議団としてかんかんがくがくの末に短時日で仕上げた2月議会「県政報告」が折り込まれたのですが、県庁控室には、いわき市民からの「共産党様、がんばってください」などのお手紙を含め、掲載記事への問い合わせが続いたそうです。

150330組織部3

定時定点2か所/ペロの散髪/徹底して時間をとりたいけれど…

150330ゴム前

けさは、2月議会前から予定に入れていた、地元の党と後援会のみなさんとの朝の「定時定点」を2か所で。

朝から気持のいい日和で、運転席の窓を開けている通勤者のみなさんも多いせいなのかどうかわかりませんが、手を振っていっていただくかた、会釈していっていただくかた、クラクションを鳴らしていっていただくかた、なかには身を乗り出して…

150330正華前

日和だけでなく、気持ちのいい街宣でした。まして、朝早くから仕事を始めている事業所から「がんばれよ」と、宣伝に参加している5人分のドリンク差し入れがあり、ありがたいばかりです。

150330散髪2

きょうは私のあずかり知らぬところで、ペロの散髪予約を妻がしていて、その送り迎え当番が私です。いつもお願いしているお店がずっと先まで予約が詰まっていて、前に何度かお願いしていたお店らしいです。

150330オリレジュメ・資料

ということをしながら、あさってに迫っている新入職員への「憲法と社会保障について」のレジュメと資料づくりです。

こういう準備をしていると、徹底して時間をとって勉強したくなるのですが、なにせあしたにはそろえて渡しておかないとあさってには間に合わないので、あせってます。

その翌日からは佐賀県議会議員選挙の応援で出かけることになっていて、佐賀県党とわが県議団事務局からその連絡はあるし、パニック状態です。