終日、質問検討/紅葉山/デブリ

150610質問検討

きょうは終日、6月議会での代表質問検討を中心に県議団会議でした。

代表質問には、6月18日(木)、午後2時ごろから、宮川えみ子さんが立ちます。

なお一般質問は23日(火)、午後3時ごろから、あべ裕美子さんが登壇して行ないます。

150610紅葉山

朝、県庁へ来てから隣りの紅葉山公園で。

150610原安課

質問検討の合間に、原子力安全対策課職員から、原発事故で溶け落ちた燃料(デブリ)による「再臨界」の可能性について、話を聞きました。

各派交渉会/国保課・エネルギー課/質問検討

6月県議会開会を1週間後に控え、各派交渉会がありました。

現職議長が市長選挙出馬のための議員辞職に伴い、議長選挙を6月議会冒頭で行なうこと、自民党会派が1人減って28人に変更届けがあったこと、議会運営委員・議会内の「協議の場」の委員・議員控室の使用区分に変更はないこと、6月16日開会の定例会会期・日程は議会運営委員会で協議すること、議員派遣、今期(2011年11月20日~15年11月19日)の冊子「議会の回顧」、夏季(5月~10月)の議員の軽装についての9月議会「総括審査会」での追加、その他として議会図書室の運営・議員親交会の決算報告についての協議ですが、要するに確認です。

すべての議員にかかわることなので、5人以上の「交渉会派」だけの会議で協議するのでなく、すべての会派議員が参加する議運でしたらいい、と私たちはずっと言い続けています。

150609国保

その後、控室で、国民健康保険課から国保財政への「財政支援の拡充」について説明を受けました。

150609エネ課

また私は私で、エネルギー課に予約して、原発事故後の県としての「再生可能エネルギー推進施策について」現況と到達、課題についてレクチャーを受け、さらなる資料を求めました。

150609団会議・質問検討

その後は県議団会議で、きょうの各派交渉会、議会運営委員会、広報委員会の報告をし、おもに代表質問について具体的な検討です。

福島県議選は11月5日告示・11月15日投票

150609民友

8日に行なわれた福島県選挙管理委員会は、県議選の日程を11月5日告示、11月15日投票とすることを決めました。選挙期間も9日間から1日延長し、10日間としました。

原発震災後、2度目の県議選になります。前回は選挙直前に原発震災に見舞われ、4月の統一地方選から7か月延期となったため、任期満了が11月19日。その直前の投票となります。

定数58人は変わらず、現職5人が今期で引退することを表明していますが、現時点で政党公認や立候補表明しているのは61人。

150607演説会勢ぞろい

いわき市でも、現職10人全員が出る予定で、民主新人1人が立候補を表明しており、ほかに数人の名前があがっています。

原発震災の影響を受けた前回は、県議選と同時に大熊・浪江両町長選、相馬市・新地町・大熊町・広野町・川俣町・川内村・葛尾村の7市町村議選も行なわれ、県選管としては、今回も投票しやすいように日程を配慮した、とのことです。

朝の定点2か所/午前中は6か所の街頭/石灰沈着性炎症で心配なし

150608ゴム前

けさは地元の党支部・後援会のみなさんと2か所の朝の「定時定点」。

事業所やご近所から出てきてくれて、拍手していただき感激です。大型ダンプからどでかいクラクションも鳴らされ、通りかかる車から手を振っての声援。

150608小松魚店前

午前中は、隣りの住宅街を中心に活動地域にする党支部の支部長さんの運転で、6か所の街頭から訴えました。

最初の場所では、散歩されていた数組のご夫妻などや通りかかった車から身を乗り出して「がんばれよ」の声援。支部長さんは「通ったすべての人とは言わないが、ほとんどの人から声をかけられた」と驚いていました。

150608中山

ほかの場所でも、通りかかる車から手を振ってくれたり、声をかけてくれる姿が目立ちました。

共産党への期待が大きいことを肌身に感じます。

ちょっとここひと月ほど、肩こりを感じ、先月の「後援会まつり」の場でばったり会った知りあいの整形医から、診察に、と言われていて、ここ数日は肩に加えて首にも不快感があるので、受診しました。

徹底的に写真を撮ってもらうと、石灰沈着性による炎症らしく、消失することもあるし、付き合っていく必要があるかもしれないが、心配はない、とのことで、ひと安心です。

先週火曜の晩に救急搬送されて入院中の母親も見舞いました。きのう、演説会会場で、安田純治さんから「二人で舞台上で劇をしたことがある」と言われたことも伝えてきました。

小池副委員長を迎えて演説会

150607演説会・小池

小池晃・党副委員長・参院議員を迎え、福島市内の県文化センターを会場に、日本共産党演説会がありました。

いわきからは大型バス5台に乗って参加です。

冒頭、弁護士で革新共同の元衆院議員の安田純治さん、「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団長の中島孝さんが、来賓あいさつでそれぞれ党への期待と決意を語ってくれました。

150607演説会・あいさつ

年内の県議選・市町村議選を控える候補者紹介があり、県議5人が1分ずつの決意表明。

150607演説会・団

引き続き、来年参院選のいわぶち友・比例候補の訴えと決意がありました。

150607演説会・友

小池副委員長は、戦争法をはじめとした安倍暴走政権と明快な国会論戦を重ねる党の姿、そして政治とカネ問題、北東アジアでの平和の枠組み構想など党の全体像を語り、県議選や市町村議選での共産党議席の重要性を解明してくれました。

150607演説会最後

アーカイブ写真展/戦争立法廃案行動/新婦人「医療・介護カフェ」

いわき市立いわき総合図書館がいわき明星大学復興事業センターと共催で開催している「東日本大震災  浜通りの記録と記憶 アーカイブ写真展」を見ました。

150606震災いわきFM

きのうの夕刊「いわき民報」に、川副早央里・いわき明星大学震災アーカイブ客員研究員が、「自分たちの被害はたいしたことはない」と、「自らの被害や苦しみについて言葉にしにくい『空気』をつくり、埋もれさせてはいけないはずの被害や苦悩を、個々人のうちに押し込めてしまう危険」を指摘する文章に触発されたこともありました。

原発事故被害のあまりの広範さと深刻さの反映だと思います。

150606震災いわきFM放送

震災直後に「FMいわき」から語られていた音声も聞くことができ、当時、この放送を聞きながら自家用車で市内を移動していた自分を思い出しました。

150606共同センター

11時からはいわき駅前で「憲法改悪反対いわき市共同センター」による戦争立法廃案をめざす宣伝・署名行動に参加し、私も怒りを込めて訴えさせていただきました。

150606新婦人・医療介護

午後には、新日本婦人の会いわき支部による「医療・介護カフェ」で、「人権保障としての医療・介護へ」と題し、日本国憲法が描く平和・福祉国家の姿と医療・介護のありかた、安倍政権によるその真逆の姿、そのなかで私たちがとりくむ課題について話をさせていただきました。

「住民の福祉の増進」を使命とするいわき市と共同し、国による悪政からの「防波堤」の役割を発揮させるため、私たちが市との懇談などを含め、何をしていこうか、ということについて、有意義な意見交換ができたと思います。

藤岡・長野県議など長野県佐久地区委員会のみなさんと懇談/県議会特別委員会調査報告書審議/企画調整課、原子力安全対策課

150605長野佐久・懇談

きのう、きょうと福島の県発被災地の視察・調査に来ていた藤岡義英・長野県議など、共産党長野県佐久地区委員会の8人のみなさんと県議団控室で懇談しました。

私からは、県がまとめている「ふくしま復興のあゆみ」(今年4月で第11版)でも触れない原発労働者の問題や、たとえばいわき市へ2万人を超える避難者が双葉郡から来ていることによる様ざまな問題が、これから解決すべき課題であること、私たち県議団が避難者から聞く要望の深刻な実態をお話ししました。

150605長野佐久・藤岡義英

「来てみて、見て、聞いてみなければわからないことばかり。できる支援をしたい」との言葉がほんとうに心にしみます。

150605特別委

県議会の「子どもの未来創造対策特別委員会」があり、これまでの調査に基づく報告書案の審議でした。案文はずいぶん前に渡され、意見を求められていて、期限までにとくに意見しないまま、きょうを前にもう一度読み込んで、「てにをは」のたぐいを3か所、案文に関してはひとつだけ意見しました。これ自体、ちょっと勇気がいりました。

委員会後、委員長がわざわざ控室に来てくれ、さっきの意見を取り入れるからどう表現しようか、と、担当事務局と詰めました。

150605企画

その後、企画調整課から「平成27年度国への提案・要望について」、来年度の国の概算要求に反映させるための県としての要望項目の説明を受けました。

43項目に及びますが、そのひとつの「被災者及び避難者支援の充実について」が、きわめて具体的に、「人間の復興」を最重要課題として国に求めるべきことを私たちとして強調しました。

150605原安課

その後、原子力安全対策課から、東京電力第一原発事故収束作業現場での救急医療体制の現状と課題について、説明を聞き、意見交換しました。

 

団会議/戦争法案/行動報告/6月議会質問検討/JA福島中央会がTPP県民集会の案内

終日、県議団会議でした。

午前中は、志位和夫委員長が5月26・27・28日と衆院本会議の代表質問、安保法制特別委員会で追及した、「後方支援」=兵たんの問題、PKO法改定で非国連統括型活動での治安維持活動とその任務遂行のための武器使用を可能にする問題、アメリカの先制攻撃=無法な戦争に参戦する集団的自衛権行使の問題について、認識共有です。

ほかに、きのう、東京で行なわれた第40回全国公害被害者総行動デーで、原発事故にかかわる避難指示の解除、賠償、生活再建などを掲げた政府・東電交渉の様子を、参加した宮本さんから報告を受け、私からはきのうの会津若松市での大熊町仮設住宅集会所での「つどい」の様子を報告しました。

午後はおもに、6月議会での代表質問・一般質問について、最初の検討会です。

150604JA

途中、JA福島中央会として6月21日、郡山市のビッグパレットを会場に、「TPP交渉における国会決議の実現に向けた福島県民集会」を開催する案内を受けました。

150604北庁舎新築工事

県庁では、耐震工事に加え、震災で使えなくなった東分庁舎1号館に入居していた出先機関の集約と、災害対策本部などの危機管理拠点とする北庁舎整備工事も始まっています。

内郷でスーパー前5か所街宣/会津若松市内の大熊町仮設住宅で「つどい」

150603御厩ベニマル

午前中、内郷(うちごう)地域で行動しました。

街宣行動隊、チラシまき隊、食事づくり隊に分かれて行動開始。

私は4人のみなさんと5か所のスーパー前で街頭宣伝です。

150603好間ベニマル

どこのスーパー前でも、駐車場で聞いてくれる人、前を通る車から手を振ってくれる人。

「流し」をする宣伝カーとすれ違う車や沿道からの声援もありました。

150603大熊つどい2

終えるや、早めの昼食をとり、高速道路を使い、2時間かけ、会津若松市内の大熊町仮設住宅の集会所での「日本共産党とこれからを語るつどい」へ。

兵庫県(旧)南光町で共産党員として町長を7期25年(32歳だった1980~2005年)務めた山田兼三さん、石田洋一・大熊町議と参加しました。

9人の大熊町民のみなさんが参加してくれました。

中間貯蔵施設にかかわる地権者からは、環境省が「反対者がいれば、納得してもらえるまで説明します」と言っていたのに、まったくそんな説明はない、と国への不信感を募らせました。

また、大熊町にかかわることなのだから、町民全員に説明すべき、といったことや、県や町も地権者を集めて要望を聞く機会をつくるべきではないのか、大熊町に住んでいた住民が、これからの医療や介護や生活がどうなるのか、どんな援助を考えているのか見えない、といった声が出されました。

「お金を出すからどこかへ行け」と言われている思いだ、という話もありましたが、避難を強いられているみなさんの共通の思いではないかと思います。

未曽有の原発震災から5年目に入っていますが、住民票の扱いや土地評価の基準も既存のしくみで対応できないのですから、新たなしくみをつくらせるための合意づくりの重要性も語られました。

今晩は福島市の「定宿」泊です。

朝の小名浜定点再開/平窪7か所の街頭から/地元で訪問/「声をかけたい」と

150602朝の小名浜3

けさはかつて、引っ越す前の小名浜生協病院があった場所で朝の「定点」街頭宣伝の再開。

病院はじめ小名浜の職場・地域の党支部・後援会から7人が集まってくれました。

150602朝の小名浜

ここは平方面から小名浜港方面、小名浜から平方面に出勤するみなさんが行き交う場所です。それぞれの車線から手を振ってくれる人、会釈して通って行ってくれる人。

150602平窪

午前中はいわき北部の平窪(ひらくぼ)地域の7か所の街頭から訴えました。党支部の支部長さんと2人の行動でした。

窓を開けたままで聞いてくれていたお宅に寄ると、一人暮らしらしき高齢女性が「私たちが暮らしやすいようにがんばってほしいんです」と。

また別の場所では、2人の高齢者が出てきてくれ、マイクを持って話しながら握手。話し終えると拍手で「体が資本なんだから無理しないでがんばってよ」と送り出してくれました。

150602平窪2

「流し」で宣伝カーを走らせている時も手を振ってくれる人たち。ほんとうにありがたいです。

午後は、私が住む地元で訪問。3年前に亡くなられた「郷ヶ丘の私のお母さん」みたいにしてくれていたかたのご近所を中心に歩きました。

そんな彼女を偲ぶ話にもなりつつ、震災後に越されてきていたお宅も数軒あり、「応援します、がんばってください」と励まされました。

あるお宅では、亡くなられたかたと訪問した時から言われてはいるのですが、「国政では申し訳ないが、県政では間違いなくあんただ。いろんな立場で責任者をしているが知り合いには声をかけたい。チラシが入っていたから電話をしようかメールをしようかと思っていたところにちょうど来てくれた」と言いながら、安倍首相の人の言うことを聞こうとしない暴走を徹底的に批判。

4年前の原発震災後の県議選で応援していただいた鮮魚店で自家製イカの塩辛を買って帰宅。