チェルノブイリ原発事故からあす30年

チェルノブイリ原発事故からあした(4月26日)で30年です。160425赤旗・時事「しんぶん赤旗」では、「時事」配信記事として、2015年ノーベル文学賞を受賞したベラルーシの女性作家・ジャーナリストのスベトラーナ・アレクシエービッチさんがイギリスBBC放送でのインタビューで語ったこと、ならびにウクライナ北部の今は廃墟となった原発城下町・プリピャチの様子を伝えています。

プリピャチには私も4年前に福島県議会の視察団の一員として行っていて、その時の写真もついでに載せます。120710プリピャチ村内

アレクシエービッチさんは1997年に『チェルノブイリの祈り 未来の物語』(邦題)を出版し、原発のある文明社会に警鐘を鳴らしましたが、彼女の語ったところを記録しておこうと思います。120710プリピャチ村中心

福島原発事故前、北海道を訪れた際、「日本では同様の事故がないよう対策が講じられている」と言われた、とのこと。120710プリピャチ村中心2

今年3月のベルギー連続テロに絡み、「テロ容疑者は、原発を巨大な爆弾に転用しようとするだろう。これは危険そのものだ」と訴え。

ベラルーシ国内では新たな原発建設が進められていることに、「チェルノブイリで最大の被害を受けた国なのに原発建設の賛否の議論がない。独裁下では1人が全てを決めている」と、ルカシェンコ大統領を批判しました。120710プリピャチ村・動かなかった観覧車彼女は「チェルノブイリや福島のようなことはまた起こり得る」と主張しています。

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