大企業の輸出還付金/大企業を肥え太らせる政治の象徴が消費税

151012商工新聞

この時期、毎年のことと思いますが、税理士で元静岡大学教授の湖東京至さんが、「全国商工新聞」紙上で輸出大企業の還付金を試算してくれています。

各社は還付金額をいっさい公表していないので、有価証券報告書によるあくまでも湖東さんの試算です。

消費税率が8%に増税されたことにより、還付金はどこも大幅に増えています。

たとえばトヨタ自動車は、5%時の前年の年間還付金額が1,402億円だったのに対し、今年は1,192億円増え、2,594億円が還付されています。

上位10社を見ると、前年が4,428億円だったのに対し、8%になってからは1.8倍の7,837億円。

151011入院中

そのからくりはこういうわけです。消費税は、そもそも事業者が、「年間売上額に8%をかけた金額」から「年間仕入額などに8%をかけた金額」を差し引いた額を納めるしくみ(仕入税額控除方式)です。

大企業は、下請け単価をいくらでもたたきますが、ともかく事実上、消費税を下請けに払っていなくても、払ったものとして仕入税額控除を受けます。一方、輸出売上には消費税率はかけらけれない、としてゼロ税率で、仕入れに含まれているとみなされる消費税分をそっくり還付してもらうわけです。

どうみても、下請けが苦労しておさめた税金を、最終輸出者が自分でおさめたものとしていただいているのです。「還付」というのは、自分が納めた税金が多すぎたときに返してもらうことですが、消費税にかかわる輸出還付金はまったく違います。

税率が10%になれば、この還付金がまた増えることになります。

消費税が、庶民の暮らしなどに目を向けず、大企業が肥え太ることだけを進める政治の象徴であることがいよいよ鮮明です。

151011友街宣

と、病室からずっと離れた場所から、宣伝カーの声。

151011友ちゃん

いわぶち友・参院比例予定候補がいわき入りしていました。

PET/CT

PET/CT検査を受けました。

PET(Positron Emission Tomography 陽電子断層撮影法)は、体の組織の活動状態などの情報を得るのに適しており、CT(Computed Tomography コンピュータ断層撮影法)は、体の組織の形態の情報を得るのに適していて、PET/CTはこれらを融合させた画像を同時に得られる検査法です。

とくにPETでは、がん細胞が正常の細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込む性質を利用し、ブドウ糖にごく微量の放射性物質(フッ素18)を結合させた薬剤(FDG)を体内に注射し、微量の放射線をPETカメラがとらえ、がん細胞の位置や大きさや進行の度合いが調べられます。

この検査の流れは、受付まではさておいて、まずは薬剤(FDG)注射、薬剤が全身に回るまでの小一時間の安静待機、第一回目の検査(20分ほど)、30分ほどまた安静待機、第二回目の検査(15分ほど)でした。

原因究明の入院診療計画/治療に専念

151006自宅へ

9月28日~10月6日

この間、一般質問準備中から始まっていた腹痛が、我慢できないようなものではないものの、おさまらないので、いわきでも、福島市でも病院で診てもらっていました。

腹痛の原因となる所見が見当たらない、ということもあり、いわきの別の病院へ紹介してもらい、原因究明の精密検査をしてもらうことにしたところです。

151004説明

「入院診療計画書」では症状が腹痛で、考えられる病名が小腸腫瘍。絶食、補液などの治療計画のもと、採血、CT、内視鏡検査などの検査を実施する、というものです。

151004入院

10月4日時点では、9月30日に実施した大腸カメラによって、小腸から採取した検体の検査結果を待っていて、6日はいったん退院し、翌7日には別の病院でまた詳細な画像を撮り、8日には再入院の予定です。

151006背中湿布

医師からは、入院・治療が続く見込みで、少なくとも短期ではない当面は、治療に専念すべきことを助言されています。

いずれにせよ、こうした経過で、党とも相談し、今回の県議選は断念、後継者に引き継ぐことを決断しました。