「政治が変」/「こんなご時世では共産党」/イチヂク

四倉地域の「土着」の後援会員と、かつてこの地に勤めた教員OBの後援会員と、「しんぶん赤旗」読者やお知り合い宅をたずねました。

以前にもたずねたお宅も少なくありませんが、「なんだか政治が変だ。実は前回も応援してた。何とかしてくれるのは共産党ぐらいじゃないか」とおっしゃる高齢者、「こんなご時世では共産党にがんばってほしい」とおっしゃる自営業者。

なかには、私が役員を務めている社会福祉法人の職員、私の高校同期の実家、高校時代の恩師、定期的に私の顔写真を見てくれているかたたちからは、親しく声をかけられ、激励されたりしてうれしいばかりです。

選挙に大丈夫はありえないのが前回の「教訓」で、そんな話をして歩いています。

イチヂクを出荷している農家も数軒あり、おみやげをいただいてしまいました。

職員訪問/クレパス画展

午前、午後と、職員後援会員と私の妻と医療生協の職員自宅をたずねて歩きました。

交代勤務の病棟職員やヘルパーさんなどとは職場で会える機会は意外にないので、いい話ができました。

仕事などで職員がいなくても、そのご家族に会えることもいい機会です。

職員から「職場のみんなで応援してます」という言葉も、ご家族から「ぜひがんばって。前回はがっかりした」とかけられる言葉も、力づけられます。

昼食後の合間の時間、叔父が主宰する「虹の会」のクレパス画展に寄りました。「いわき市暮らしの伝承郷」で11日まで開催中です。

叔父の7点の作品を始め、6人の会員の50点の作品が展示されています。

給料をもらっている会社名を/現場監督者は派遣社員

けさの定時定点での街宣後は、平の神谷(かべや)、四倉、平の平窪(ひらくぼ)と渡り歩き、それぞれの地域の後援会員とご近所を訪問しました。

前に私たちが「いわき市原発の安全性を求める会」として東京電力に下請け労働者の社会保険未加入問題で申し入れをした報道を見ていたかたは、「あの申し入れがあってから、下請けで働く人に対して、実際に給料をもらっている会社名を書くように言われている」とのこと。

つまり、それまでは、給料をもらっている会社ではない会社員であるようにしていたわけです。なぜなのでしょう?

現場監督者が派遣社員だったり、技術者としての教育や継承がないまま原発が支えられていることに、いつなにが起こってもおかしくない、と不安を吐露されていました。

働く人たちへの被ばくなどの検証もないまま実験台にのせられているプルサーマルにも多くの人たちが不安を抱いている、とのこと。

こうした話を聞く機会はめったにありません。

いっしょに歩いていただいたかたの畑の収穫物。

健診/自家用車も/リーフ準備/知られない現実

「しんぶん赤旗」日刊紙配達の日。4時半の目覚まし時計前の4時に目覚め。

7時半からの定時定点の街宣後、きょうは毎年の健康診断。

採血してくれた看護師さんが「風が吹こうと雨が降ろうと、火曜日朝に小名浜の街頭に立っている姿を見てますよ」と。彼女の姿に気づかない私は恐縮するばかり。

「写真は正直だからね」と放射線技師。

胃カメラをそろそろ飲まないと、と思いながら今年も胃透視でした。

午後はついでに自家用車の「健診」でした。

来年へ向けたリーフレットも準備中で、同級生や恩師や医療生協関係者に「期待します」のお願いです。

これとは別に、介護や医療で国の政策動向や現場の実態を見て歩いているかたを訪問。民主党政権のもとで、小泉構造改革で着手された福祉の「民営化」「規制緩和」「自己責任化」が着実に進められようとしている実情への懸念について意見交換ができました。何のための政権交代だったのか、政権「後退」が現実なのに、現場にも、国民的にも知られていない深刻な話です。

民主をチェックする自民に期待/自民は民主を支援

選挙では自民党にしか投票してこなかったかたがおります。

4年前、福島県知事が民主党参院議員だった佐藤雄平知事になり、彼は自民党が「民主党県政」をチェックし続ける役割を果たすものだと思い、引き続き自民党を支持し続けました。

知事提案の毎年の予算に賛成し続けた自民党の姿は知らなかったのかもしれませんが、ともかく「野党としての自民党」に期待したわけです。

ところが知事選を前に、プルサーマル導入で県の立場を180度転換させた「民主党県政」を後押しするどころか、今度は現職知事を支援する、と自民党。

彼はすっかり自民党にあいそをつかし、共産党公認の佐藤かつろう知事候補を応援する、と表明しました。

日本の政治をどうするかの探求が本格的に国民的に始まっている実感は、この間の訪問での対話で強く持っていますが、目の前にこうしたかたがたが現われ始めています。

定時定点後は1日訪問/クリスチャン/地元の声

朝の小名浜での定時定点の街宣後、1日訪問して歩きました。

午前中は私が住む住宅街の隣りの住宅地の2人の後援会員とその住宅地のお知り合い宅を歩いて訪問。これまでたずねたお宅もあれば、私は初めてお会いするお宅もありました。高校時代の恩師宅は、私の同級生を介しての訪問でしたが、20年来、党の教員OB後援会員がたずねているとか。

午後も同じ地域の後援会員ですが、教員OBでもあり、かつての同僚宅を中心にお知り合いをけっこう広範に車で訪問しました。「クリスチャンだが、医療や教育や高齢者施策では共産党と一致する」、「いちばんはっきりしている共産党に期待したい」などと、期待の声が多いです。

夕刻からは私が住む郷ヶ丘の訪問を地元の後援会員と。「期待してる」「写真では見てた」「娘さんとうちの子は同級生」などなどと、いろいろと激励され、ほんとうにありがたいばかりです。

休養しながら/弱者のための政治/訪問

暑すぎた今年の夏。私もずっと外に出ずっぱりで、きのう、きょうと、朝6時25分からのテレビ体操をしていて、体調がよくないことを感じ、休養を入れながら慎重な行動でした。

きのうは、つい4か月前にたずねて「弱者のために政治があるんじゃないか」と訴えていた町内の自営業者のお通夜でした。新聞折込のお悔やみ情報で知ったのですが、びっくりです。その場で高校同級生とばったり。彼が続けているクラブ活動でお世話になっていたんだそうです。

こういう場面に出会うと、政治は誰のためにあるのか、私は何をしなければならないのか、考えさせられてしまうのです。

きょうは自宅近くでの定時定点の街宣。

夕刻には地元の後援会員と訪問。初めてお会いするかたも多いのですが、「家族で応援してるよ」「子どもたちにも言ってるんだ」「油断禁物だよ」と暖かいお言葉。ご近所のみなさんのご支援には心強く思います。ありがとうございます。

4人に1人は年収200万円以下/記者の努力は?

国税庁が9月28日に公表した「民間給与実態統計調査」で明らかになったことがきょうの「しんぶん赤旗」1面トップ(A版)で報じられています。

99年から09年に年収300万円超2000万円以下が激減し、300万円以下の低所得者層が急増、とくに200万円以下は296万人の増加で1099万人、民間企業の給与所得者の24.4%です。

99年は派遣労働が共産党以外の自民、公明、民主、自由、社民の各党の賛成で原則自由化された年です。共産党は「派遣労働者保護法」案を提出していました。04年には自民、公明、保守の各党が製造業にまで派遣労働を解禁する法律を通し、ワーキングプアの増大に拍車をかけました。

正規社員として働く場をなくすことに、政治がどれだけ加担してきたか。

こういう事実を大企業マスコミは有権者に知らせるどれだけの努力をしているのか、はなはだ疑問です。末端の記者の努力は活かされないのでしょうか?

市民体育祭/楽寿荘30周年/住民の願い

これ以上ないような秋晴れのもと、「第20回郷ヶ丘地区市民体育祭」がありました。私も50代のプログラムに出ないとならない、と自覚はしていますが今回は(も?)出場はパス。

開会式後の準備体操後、役員のみなさんにごあいさつしました。けさはテレビ体操が終わる6時35分起床の寝坊だったので、ちょうどよかった。体操するとなにかすっきりします。

午後は私も役員を務めている社会福祉法人・楽寿会の「特別養護老人ホーム楽寿荘創立30周年記念祝賀会」。

施設がある地域でお世話になっているかたがたや、市内の特別養護老人ホーム施設長のみなさん、職員など100人ほどの祝宴でした。

木村守和理事長が「社会保障支出が増えると行政の財政がパンクする、という話をする人もいるが、医療や介護が必要になったときに安心して受けられる体制を整えることこそ住民の願い。その整備は雇用の創出にもつながるはず。地域の医療・福祉のセイフティネットワークを築きたい」とあいさつされました。

乾杯後の祝宴では参加されたみなさんといろいろなお話をすることができ、有意義な時間でした。

夕刻にはほんとうに久しぶりにペロと小一時間の散歩。稲刈りの様子やあぜ道のヒガンバナなど、暑い夏のあとの季節を感じてきました。

佐藤かつろう知事候補/団体訪問/ご近所

朝の定時定点の街宣後、党公認で県知事立候補予定の佐藤かつろうさんと合流。

吉田英策党地区副委員長といっしょに市内各団体を訪問し、ごあいさつしました。

教育、医療、中小業者、農業、漁業、女性、労働者など9団体。教育現場、開業医や救急現場、農家の現場などの実情と政治や行政への切実な要望を聞くことができました。

午後は高橋あき子市議とかつろうさんと引き続き9か所を訪問。林業、建設業、障害者施設、商業関係など。どこでも有意義な懇談ができました。

夕刻は自宅にもどり、地元の住宅街を訪問。通信を配布し続けている地域でもあり、顔をあわせる機会もあるご近所で、いっしょに歩いてくれた後援会員も元気をもらった様子で、ほんとうによかったです。