定時定点/訪問/政権への不信・不満/激励

朝の定時定点での街宣後、一日訪問して歩きました。

午前中は小名浜地域で医療生協の組合員さん宅。午後と夕刻には私が住む地元の住宅街。

民主党政権と閣僚への不信と不満はただならぬ広がりです。

「自分の暮らしが大丈夫なのか、とこれまでは心配だったのに、今はこの国がもつのかどうか心配になってきた」という声は典型的でした。

「期待しただけに民主党政権はあまりにひどすぎる。答弁を聞いているほうが恥ずかしいぐらいだ」、「国民投票をすれば民主党政権は直ちに退場の審判間違いない」、「医療や介護が自民党政権のときよりよくなるかと思ったら、まったく逆」と訴えるかたも。

県政をめぐっても、「人工島にお金を使って、ほかに使うお金がないという。お金を使う順番が違っているのに、共産党しか言えないのはおかしい」、「これまでも、身近で仕事をしてくれているのは共産党だけ。こういう党こそがんばってほしい」と、激励の声が相次ぎ、おおいに励まされました。

配達・体操・定時定点/福祉国家構想

目覚まし時計4時半の20分前に目が覚めてしまい、「しんぶん赤旗」日刊紙配達。

毎日のテレビ体操後は、8時前に終える木曜日の定時定点の街宣を地元の2人の後援会員と。クラクションを鳴らしてくれたり、手を振ってくれての声援にはほんとうに励まされます。

先日、いわきで講演された渡辺治・一橋大学名誉教授が、8月22日、全日本民医連評議員会で講演された要旨が『民医連医療』12月号に掲載されています。

経営体でもあり事業体でもあり、同時に医療・介護の制度改善を国や地方自治体に働きかける運動体でもある民医連での講演であることがくっきりと感じられます。

この日本で、利益誘導型政治でも、構造改革でもない、新しい福祉国家型対抗構想の形成と、大衆運動のイニシアティブをにぎる医療分野での専門家集団である民医連の巨大な役割への期待と、学者としてこうした運動が果たす問題の科学的解明と構想作成への決意が語られています。

小雨の中/いっせい行動/吹奏楽/地元の対話

福島高専近くでの定時定点の街頭からお話していたら、小雨の中でしたが、運転席の窓を開けて手をめいっぱい振ってくれるお父さん。ありがとうございます。

午前中は内郷地域で「いっせい行動」。最初はスーパー前での街宣です。私が学んだ高坂小、内郷一中のそばで、そのことをまずお話しています。ここはいつも、道路の両側のお店の駐車場、前を通る車からの声援に力づけられています。

その後は「蟻の兵隊」体験者と訪問。歩くのがかなり不自由なのですが、消費税増税反対の署名をお願いしながら歩きました。「民主党には最初から期待していなかったが、まったくそのとおりになった。共産党にがんばってほしいとずっと思っている」とおっしゃるかた。

午後は好間(よしま)地域の後援会員とご近所を訪問。きょうは私が吹奏楽をしていたことがたまたま話題に。音楽専攻の大学進学希望の後輩を教えているお宅と、きょうこれからコンサートを聞きに行く、というお宅。楽しく話ができました。

夕刻には私が住む地元で後援会員2人と訪問。若いお母さんは「知事選挙でも子どもの福祉について言ってくれていたのは共産党だけじゃないですか。ぜひ私たちの声を通してほしい」と。

またある年配の女性は、「私たちの共産党へのイメージは、北朝鮮とかソ連とかの暗いイメージ。話を聞くと、ぜんぜん違うんだけど、どうしてなの? 税金の負担だって、お金が余っている大企業からしてもらうのが当たり前じゃないの? なぜそんなことができないの?」と素朴な疑問に基づく対話。はなはだ有意義な対話で、有権者と政治家の当たり前の話ができました。

定時定点/元高校教員/人のつながり/「かけはし」

小名浜での定時定点での街宣後、きのうの午後に引き続き、元高校教員の後援会員が元同僚やお知り合い宅を案内してくれました。

市内の3校で教鞭をとったそうですが、行く先ざきで、「民主党があんなざまで、共産党に期待が集中しておかしくないはずなのに」、「プルサーマルに対する知事の説明なしの導入はまったくおかしい」、「写真ではお見受けしていたが、本人が来てくれるとは」と、ずいぶんと励まされました。

実を言えば、きのうもきょうもそれぞれの地域の党後援会員とたずねて歩いたお宅のお隣だったりして、人と人とのつながりがいろいろあることを実感するしだいです。

午後は今月の通信「かけはし」をご近所240軒ほどに配布。「いつもどうもありがとうね」、「あんたが長谷部さん本人だね」と声をかけられたりして、ありがたいばかりです。

自宅近く/期待はずれの二大政党/びっくりつながり

土日に何があろうと、月曜朝を自宅で迎える限り、そして県議候補を予定している限り、自宅近くの定時定点の街頭からの訴えは欠かせません。

しかもここは、市場(いちば)から平・内郷方面へ帰るかたが少なくなく、私の自宅の近所から通勤で通るかたが少なくないことが、訪問して歩いて判明している場所なのです。

午前中は小名浜地域の医療生協職員自宅を訪問。職員のご家族にお会いできる機会です。これまでも何度かお会いしていた親御さんは、「いくつかサークルで声をかけておきたい」と、私のリーフレットをあずかってくれました。

途中、病院関係で長いおつき合いの事務長さんをたずねました。「二大政党に期待したが、まったくの期待はずれ。共産党の言うことがいちばんまともで、実際に地域で働いているのも共産党。名前で損していると思うが、がんばってほしい」と、職員のみなさんにも紹介していただきました。

午後は、元高校教諭の党後援会員が元同僚などのお宅を案内してくれました。高校教諭がご自分の政治的意志を示すことはなかなかない、というのは、ここ10年の私の体験でも感じてはいるのですが、「ウチは夫婦で2票、隣りにも声をかけるから」とおっしゃるかた。数十年のおつき合いで初めて、と案内してくれたかたが「画期的」とびっくりしていました。

またあるお宅は、以前に元小学校教諭の党後援会員とたずねていた教え子のお宅。そのお宅でも、きょうごいっしょした元高校教諭も、あとで連絡した元小学校教諭も、「こんなつながりがあるなんて」とみんなびっりくしていました。

会議2日目/いわき九条の会/渡辺治さん

全県地方議員学習交流会議の2日目は、きのうの3報告も受けて、参加者の討論。私も前回県議選後を振り返りつつ、この間の有権者のみなさんと話してきて感じたことと来年への決意を語りました。

正午に終えるや、いわきからの参加者は、「いわき九条の会5周年記念秋の講演会」へ直行。この企画が決まってからずっと楽しみにしていたのです。というのも、講演者の渡辺治さんは、私が大学卒業後、東京で暮らし始めてから、最初に接した憲法研究者だからです。

おぼえているのは私のほうだけですが、25年前の当時から、渡辺さんの日本政治の見方や憲法政治への熱情には、ずっと引かれ続けていました。

きょうのテーマは「民主党政権のもと さて、どうなる? 私たちの憲法・くらし」。

菅民主党内閣になり、自民党との大連立で日米同盟強化、構造改革政治がいっそう進められる可能性と同時に、反貧困・反構造改革の運動を地域から広めることで、憲法9条・25条を実現する展望の話は、たいへんに勇気づけられました。

身近で安心できる医療/全県地方議員学習交流会議

午前中、ちょっとした用事があり、その近所の観光地の社長さんをたずねました。たまたま話はいわきの医療におよび、身近な人たちが市外の病院に行かざるを得なかった実情や、ご本人の不安が話題に。医療とはほぼ無縁に暮らされてきたようなのですが、「やはり身近で安心できる医療が受けられる条件をつくるのが政治の仕事」と。

いただいた珍しい魚。翌日のわが家の食卓で。

午後からは猪苗代町で全県地方議員学習交流会議があり、県議予定候補の私も参加。

党中央自治体局次長の金子邦彦さんが来年のいっせい地方選挙へ向けた政策論戦、久保田県委員長が選挙にあたっての具体的なとりくみ、神山県議団長から県民の暮らしと市町村政に冷たい現県政の報告。

それぞれがたいへんに準備された話であり、勉強になりました。

夕食交流会での県内議員のみなさんからの元気な話も愉快でした。

定時定点/病院、介護事業所など訪問

きょうの定時定点の街頭からの訴え時も、初めて目を合わせるようなドライバーのみなさんから、手を振ってくれての声援。もちろん、話を交わしたわけではないのにすっかりなじみのかたがたからも。

小名浜生協病院の管理部職員が休暇をとってくれ、知り合いや病院、介護事業所などをいっしょにたずねて歩きました。

介護事業所では、特別養護老人ホームでも、老人保健施設でも、居宅介護支援事業所でも、異口同音に「いったい何のための政権交代だったのか」という話。

利用者にとっても、事業者にとっても、自公政権時代と何も変わらないばかりか、自公政権時代に検討されていた「改悪」の方向だけが見えてきて、現場の声がほとんど生かされていない、の懸念の声が圧倒的です。

障がい者事業所でも、医療機関でも、政治の仕事がまともにされていないことは、民主党政権の今の外交姿勢や「政治とカネ」にとどまらない、あまりに広範に渦巻いている、と実感しました。

と同時に、医療・介護の現場の声をまっすぐ生かした政治を実現してほしい、と強く訴えられました。

写真はいずれも本文とは無関係です。

あしたから1泊の全県地方議員学習交流会議に参加します。

朝の感動/若松光一郎展/予防接種

4時半起床で「しんぶん赤旗」日刊紙配達。6時25分から10分間のテレビ体操。

朝食後、7時35分から55分までの20分間、定時定点の街頭からの訴え。初めて目を合わせるんじゃないかと思えるかたがたが運転席から手を振ってくださる姿は、私にとってはたいへんな感動です。

午前中、いわき市立美術館で開催中の「若松光一郎展」を妻と鑑賞しました。この美術館での個展から25年、没後15年を記念しての回顧展です。12月15日まで。

音楽の記号や大作曲家の曲目名をテーマにした絵にはちょっと引き込まれました。具象画から抽象画へと転向した経過も解説されていますが、現時点での私の理解の範疇外です。

インフルエンザ予防接種もしてきました。

日ロ領土交渉の根本的再検討/プルサーマル反対集会

共産党の志位委員長はきのう、日ロ領土交渉にあたって、歴代政権の方針の根本的再検討を求める申入れを菅首相あてに行ないました。

日ロ領土問題の根源は、第2次世界大戦終結時のスターリンの覇権主義的な領土拡張政策にあります。バルト3国の併合、ポーランドの一部地域の併合もそうでしたが、ほとんどが解決しているのに、当事国が批判しないまま今日まで残されているのは千島列島だけです。

申入れの趣旨は、1945年2月のヤルタ会談で千島列島をソ連に引き渡す秘密の取り決めと、これを追認してサンフランシスコ条約2条c項で千島を放棄した条項を不動の前提にしないで、条約そのものを根本的に再検討すること、そして、日ロ両国間で平和的に確定された国境線を歴史的に再検討し、それを交渉の土台にすべき、ということです。

きょうは夕刻、プルサーマルに反対するいわき地区連絡会による「プルサーマルに反対するいわき市民集会」がありました。いわき地方労平和フォーラム、いわき市労連、小名浜地区労、いわき地区交運共闘の4者が中心に準備を進めた画期的集会とデモ行進でした。