神も仏も地上の願いはいっしょ/真ん中が正しいわけではない/メディアの役割

選挙戦も最終盤です。宗教者ががんばっています。
きょうの「しんぶん赤旗」14面に、おととい、東京・池袋駅前で宗教者らが共産党を応援するリレースピーチしたことが報じられています。160706ハタ・14面 この地上界においては、仏も神も、命と平和を具体的に脅かす政治には等しくNo!の声をあげ、その声を活かす保証が共産党を応援することだ、という決意に満ちた姿を見る思いです。

また、14面の第二テレビ・ラジオ欄は、市民らによる「戦争への道ゴメン! メディアの萎縮を憂える京都アクション」での講演・シンポジウムの様子を伝えています。160706第二TV1

「メディアが安倍政権を支えている」、「正しいことが必ずしも真ん中にあるのではない」。主体的に咀嚼すべき言葉だと思います。そして、「権力監視」「真実の報道」にメディアの存在価値があることを、私たち自身が承知しないとならないと思います。160706第二TV2

散歩

きょうも午前中は雨の予報(60%)ですが、曇り空ながら、降りそうもないので散歩に出かけました。出かけるや、救急車に遭遇。DSC013363丁目の家を出て西へ進み、2丁目南側を突っ切って1丁目の東端を歩いて第二公園を通過、今度は2丁目北側に入って東に向かい、第一・第二公園を通過し、3丁目へ戻るコース。DSC013371丁目第二公園には放射線量の掲示は見当たりません。DSC01339ともかくこれで、郷ヶ丘(さとがおか)の10の公園のうち、9つを意識的に回ったことになります。「意識的に」というのは、公園名を確認して、ということです。DSC01343DSC01344DSC01345残り1つは1丁目の東の方にある公園。わが家からもっとも遠方にあります。そのうち…DSC01340DSC01346

森元首相「国歌を歌えないような選手は日本代表ではない」

160704「朝日」12版30面きのう(7月4日)の「朝日新聞」(12版)30面にある記事です。おととい(3日)、リオ五輪選手団壮行会があり、元首相で東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長がトンチンカンな発言をしました。「国家も歌えないような選手は日本の代表ではない」。 同意する人もいることは承知しますが、それはそれとして、会長の資質に欠けているというほかありません。

当日の夕刻には「朝日デジタル」が動画を配信していたようです(⇒YAHOO! JAPANニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl…)。160705天声人語・五輪君が代 けさの「朝日新聞」の「天声人語」、および「しんぶん赤旗」のスポーツ欄の記事です。160705ハタ・五輪と君が代

改憲だんまり/聞かれると、「緊急事態条項」

候補者の公報が全戸に配られたと思います。安倍首相が“任期中に改憲する”と言明しているにのにもかかわらず、国民に直接話しかける街頭などの場ではひとことも触れず、候補者も“だんまり”です。160704ハタ・公報

福島の現職法務大臣も右にならえで、重大争点になっているにもかかわらず、憲法を守るとも変えるとも口にしません。DSC01309

それでいて、新聞社に聞かれると、答えざるを得ません(たとえば「朝日新聞」候補者アンケート)。例にあげるのは、これまた例によって「緊急事態条項」。自治体首長からも憲法研究者からも“”不必要であり、むしろ法による自治体の権限拡充が必要」と言われているしろものです。160704「朝日」アンケート

ともかく、こんな人物が自民党から法務大臣にされるのです。

緊急事態条項については、渡辺治(おさむ)一橋大学名誉教授の「しんぶん赤旗」インタビュー(6月25~27日)を参考までに()。

田園地を上からながめました/公園ではネジバナが一面

午前中は弱い雨、という天気予報。が、曇り空でも降りそうにもないので散歩へ。4丁目の南側から北側へぐるっと歩き、3丁目の北側に沿って歩いてから家に戻るルート。DSC01271

おとといの4丁目南東部、きのうの4丁目北西部をそれぞれながめた地点をきょうは上から。3丁目´4丁目´

最後はわが家に近い3丁目第二公園。ネジバナが一面に。DSC01290DSC01292

きょうは南側の田園地域から

きのう散歩したのは、私が住む住宅街の北側に広がる田園地域。きょうは南側に降りました。DSC01239

この坂道を下り、向かって右側がきのうの北側ルート。DSC01243

左側に向かって歩くと南側ルート。DSC012334丁目の南東部分。DSC01231DSC012224丁目の南側部分。DSC01224DSC012194丁目の南側部分。DSC01213DSC01240

田園地帯から上をながめる散歩

これまでしばらく、散歩は高台の住宅街を、わが家を中心にあちこちブラブラしましたが、きょうは久しぶりに高台から降りて、これまで下に見えていた田園地帯から上をながめて歩くルート。DSC01183DSC01174向こうに見えるのは4丁目の北西の端。DSC01171DSC011753丁目の北側部分。DSC01176DSC011793丁目の北西の端。DSC01187

 

狂言じゃ、狂言じゃ!

『狂言じゃ、狂言じゃ!』(茂山千之丞著、文春文庫)を読みました。茂山狂言

もともと2000年に単行本として晶文社から発刊され、2004年に文庫化された当時に購入したものが、これまた今ごろになりました。茂山狂言目次

「狂言に、初期のバイタリティーを取り戻すために、こんなやり方はいかがでしょうかという『いろいろな策』を皆様といっしょに考えたい」という動機で、「狂言の飾り気のない姿を、出来るだけ多くの人たちに見ていただきたくて」書かれています。茂山狂言・永六輔狂言は、名もない巷(ちまた)の人たちの生活スケッチであり、登場人物に固有名詞を持たせていません。その点で、「吉本新喜劇が現代の狂言であり、狂言が室町時代の吉本新喜劇であるのです」。茂山狂言「扉」

冒頭に引用されている『梁塵秘抄』の言葉に、「来るべき中世の、自由で民主的な社会の幕を開く」当時の庶民のバイタリティーがあって、この中から狂言が生まれた、とのこと。

著者は2010年に87歳で亡くなられています。

生長の家・立正佼成会/「与党支持せず」/創価学会“憲法まんが”がネット上で話題

宗教法人・生長の家は、先月(6月)9日、「与党とその候補者を支持しない」と題し、「日本を再び間違った道へ進ませないために安倍政権の政治姿勢に対して明確に『反対』の意思を表明」するとした「今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針」を発表しました。160701立正佼成会

これを受け、同じく宗教法人・立正佼成会は生長の家のこの見解に「賛意を表します」の文書を発表、その後の21日には、「私たち日本人は、先の大戦で『剣をとって起(た)つ者は剣によって滅びる』という人類普遍の真理を学びました。犠牲となられた多くの人々は、その尊いいのちと引き換えに、私たちに、『国民主権』『基本的人権の尊重』『平和主義』という精神に立つ日本国憲法を遺してくださいました。戦後の歴代政権はその精神を尊重し、日本を平和と繁栄に導いてきたのです。ところがいま、その根幹が崩れようとしています」といった内容の声明「私たちの切実」を発表しています。160629ハタ・生長の家

また、生長の家は翌22日、「憲法改正を急ぐ『おおさか維新の会』、および安保関連法案に賛成した政党(自民党、公明党、日本のこころを大切にする党、日本を元気にする会、新党改革)とその候補者を支持しないことを表明します」とする「方針(その2)」を発表しています。

安倍暴走政治を止めるための動きの広がりです。

別件ですが、「ソウル在住の方のブログで、28年前、神奈川の創価学会婦人部が作成したという、憲法九条の大切さを訴えるマンガが紹介されています」と書いたブログがネット上で話題になっています。 最初にマンガを紹介したブログでは「僕に平和憲法を教えてくれた公明党はすでに、その正反対の憲法違反を押し進める側になってしまいました」と書いています。160701ハタ・創価学会平和憲法きょうの「しんぶん赤旗」が紹介しています。

すべての創価学会員が学びなおしてほしい、と私も思います。

(真ん中の生長の家の記事は6月29日付、前後の2つの記事はきょう付けの「しんぶん赤旗」)

療養と選挙/戦争法を廃止し、無法状態から脱することが問われます/散歩決行

療養しつつ、多少イラつきながら、選挙生活(?)をしています。160630ハタ・論点戦争法イラつく原因は、首相の言葉。説明するはずだった戦争法は語らず、例によって、都合のいい数字だけを並び立てるコマーシャル。160403N2面ニュース・報道では、自民党幹部を含め、野党共闘の攻撃。公明党のトップに至っては加えて絶叫。1603「経済」軍事費推移真剣に日本政治を考えているとは思えないのです。とりわけても戦争法の強行は、国会の多数決でも憲法に反することは決められない立憲主義を破壊するものです。それを「日米の絆」を最上の価値として無反省。160630ハタ・軍事費2´そして戦争法は、集団的自衛権行使が前提されますから、日本の防衛と関係のない海外での戦闘に駆り立てるものです。自衛官は、日本の防衛のために「危険を顧みず」と服務宣誓しているのです。災害救援・復旧で汗を流してきているのです。4問われているのは、自衛隊の存在を認めるかどうかなどではなく、憲法違反のこの戦争を廃止し、無法状態から脱することです。

といったことを、「しんぶん赤旗」を読んだり、手元の資料を見たりして考えていると、イラつくのもやむなしです。

そして、雨が落ちそうな天候ではありましたが、散歩決行。DSC01093DSC01100 DSC01098DSC01101